WHITE ALBUM2第3話「軽音楽同好会、再結成」雑感

第二音楽室から見事なピアノセッションを披露してくれた冬馬かずさを軽音楽同好会に引き入れるべく、いざ勧誘開始。ところが、いつの間にかかずさの家庭や将来のことをずけずけ指摘するバンド勧誘とは無関係な説教を展開してしまったことで、彼女の逆鱗に触れ、説得は失敗に終わってしまう。

この無自覚にくどくど説教を始める「説教マニア」な一面は春希君の悪い癖であり、人を不快にさせる欠点であるのは間違いないんですけど、私は主人公にこれぐらい未熟な部分がある方が人間らしくていいと思いますね。高校生主人公に完璧な大人の振る舞いなんか求めていませんし~。

それに春希君は偉そうに他人に指図するだけのタイプではなく、ちゃんと自分からアクションを起こせる行動力が備わっているので嫌味がありません。かずさをメンバーに引き入れるため、断られても断られても必死に食い下がって説得を続ける根性は素敵ですよ!

本当は、今回「親睦を深めるために3人で出かけよう」と誘ったのも、雪菜ではなく春希君だったんですけどねぇ…。受け身なエロゲ主人公らしからぬ積極性が春希君の一番の長所なんですから、そこはアニメでもキチンと再現してくれと言いたい。

雪菜の自宅で歓待を受けた結果、かずさは“文化祭で歌えるように雪菜が父親を説得する”という条件でメンバーに加わることを承諾。それ自体は喜ばしいことだったんですが、雪菜にその旨を伝えようとしたときのかずさの一言が結構ひどい。

「小木曽! …そんなに歌いたいか?」
「北原のギターで、あたしのピアノで、3人で!」

人数勘定に入れられず完全に忘れられている武也の存在って…(笑) まぁ、ここは原作をプレイしていたときも疑問を感じていた部分で、軽音楽同好会の正式部員(部長)として中心人物であろう武也が、何故か最初からずっと仲間ハズレにされているんですよねー。まるでイジメのように無視され続ける武也が不憫で、すごい不快感ありましたよ。

主人公とヒロインの距離を近付けるため、他の男の存在がオミットされてしまう…。エロゲのダメなとこです。

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