うさぎドロップ第11話「はじめの一歩」雑感+総括

これほど終わってしまうことにショックを憶えるアニメもありません…。りんちゃんの天使の可愛さもコウキママの女神の美しさも、来週からもう見られなくなってしまうなんて、そんなの私は信じたくない…! これで人生の楽しみが3割ほど減っちゃいましたよ。そんな嘆きの最終回。

風邪を召してしまったコウキママのお見舞いへと赴くダイキチ。ストールを巻き風邪で頬を紅潮させながら現れたコウキママの姿は、逆にこっちが悶え苦しむほどに可愛いぃぃぃぃ!! アホ毛のようにぴょこんと寝癖が付いているところがズルイよ!! すっぴんでこれだけカワイイ30代女子とか犯罪だよね~。

ダイキチはりんの看病で風邪をうつしてしまったことを詫びるも、当のコウキママはまったく意に介すことなく告げる。

わたしは毎日、たくさんの人に会います。
大吉さんと同じで満員電車に乗って会社に行きます。
誰からうつったのかなんてわからないでしょう?

満面の笑顔で優しく微笑むコウキママは、一体どれだけ高貴なママなのか。顔も心も美しすぎます。しかし、この最高の笑顔も、台風によるL字放送&速報のせいで台無しだったのがキレそうでした…。大人しくBDを買えってことですか!? 買いますけど!

 りんちゃんの乳歯が抜ける話は微笑ましくてすごく好き。りんの歯が抜けそうになっているだけで、おろおろ本気で心配しながら「ダイキチ! なんとかしてあげられないの!?」と八つ当たりしてくるお婆ちゃん(ダイキチの母)は笑えます(笑) 最初はりんのこと施設に預けようとしてたくせに、すっかり祖母バカになっちゃって~。

「親としての犠牲」についてはいろいろ考えさせられました。自分の時間を犠牲にしながら育児に追われている世の父親母親を見て、気楽な独身者は蔑みも似た目線で可哀想だと語ることが多いですけど、本人たちはそれが犠牲であるとは感じていない。仕事も子供とのふれあいも自分の時間だからと、事もなげに言うコウキママやパパ友は、すごく人間として成熟しているなと。こういうのを見ていると、結婚も子育てもいいもんだな~って思えてきますね。

親としてまだキャリアの浅いダイキチも、りんとの暮らしを共にすることでそんな実感が芽生えつつある。それだけに、「これ…やっぱ犠牲とかとちょっと違うような…。そんな気持ちになりつつある31歳の春」という原作の最後の独白は変えないで欲しかったです。

 

うさぎドロップ総括

苦労自慢のように、子育ての大変さばかりが取り沙汰される日本において、子育てを通して得られるかけがえない幸福というポジティブな面を描いたうさぎドロップの功績は大変素晴らしい。晩婚・少子化が社会問題となっている昨今、この作品は政府主導で広く啓蒙していくべき名作だと思いますよ。割と本気で。

アニメは、全11話、1つとして微妙だったと感じることがなく、毎週が最高の回だったと言っていいです。原作を補完するオリジナル展開がうさぎドロップの魅力を更に引き出しており、アニメのオリジナル展開に強いアレルギーを持つガチガチの原作信者の私でも、ぐうの音も出ない出来

最後まで崩れなかった作画、子役たちの高い演技力なども完成度の高さの証明ですね。りんを演じている子は天才としか言えないほどの上手さで、その他モブキャラに至っても、全員演技達者だったことに驚かされる。通常の萌えアニメと一線を画す意味でも、本職の声優を使わなかった判断は大正解。

こんな完璧なアニメ化をしてくれるなら、是非第2期の高校生編もお願いしたいな~。高校生編は、10年後のりんの恋愛話が主軸となり、女性誌テイストが強くなったストーリーですので、そういうのに抵抗ある人には向かないんですけど、高校生編は高校生編でめっちゃ面白いんです!!

恋愛話といっても、根幹はやっぱり子供の成長物語。高校生になったりんたちは自分たちでいろいろ物事を考えるようになって、良い意味でも悪い意味でも、親(ダイキチ)の手から離れた行動をするようになる。そんな寂しさと嬉しさが同時に去来するところに、子供の成長を感じ取り、感慨深さがあるんですよね。

何より、高校生になったりんちゃんは最高に美しいので、それだけでも見る価値あり! 高1にして169cmのモデル系長身美女に成長したりんちゃんは、少し愁いを湛えたクールビューティーに育ちつつも、幼少期の面影を感じさせる愛嬌や気の強い一面を見せてくれます。個人的にメチャクチャ好みのタイプ。美人は高校生になっても美人だなぁ。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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