うさぎドロップ第5話「ダイキチはダイキチでいい」雑感

りんちゃんの可愛さは国宝級。「まだ3月なのにー」とジト目で皮肉るりんちゃんが愛らしすぎて私は爆発寸前です。子役の演技も信じられないぐらい達者なので感心しきり。とても9歳の子が演じているとは思えませんよ~。天才すぎる。

さて、問題の正子さんが登場。親としての自覚に欠けた無責任な言動の数々に、ダイキチ同様、もしくはそれ以上に腹を立てた方も多かったのでは? 彼女は母親として未熟で、人間的にもまだ幼い(といっても30ですけど)、自他共に認めるダメ人間なのは確かですが、漫画家として芽が出始めた超多忙な時期と育児が重なった彼女の身の上を考えると、私は同情する余地があると思います。

それになんだかんだいっても、正子は育児で最も手のかかる幼児期のりんを立派に育て上げた。その苦労を考えると、偉そうに彼女を否定するのはどうしても気が引けてしまう…。ムカつくけど嫌えない、イラッとするけど叩く気にはなれない、私がそんな複雑な感情を抱えているのはそういった理由。敢えていうなら、女性が子供を産むことで仕事が犠牲にならない社会であるべきですねー。

なんにせよ、こんな反感を買いかねないリアリティあるキャラを登場させたこと自体がこの作品のすごいところ。もし、うさぎドロップが男性誌で連載されていれば、このようなキャラは出てこなかったでしょう。その証拠に、アニメでは一部セリフをカットしたり、見た目もそばかすを消して美化させるなど、視聴者の反感を和らげるための配慮が見られますから。

俺がりんを育ててるのか
俺がりんに育てられるのか
ちょいちょいわからなくなる

エンディング後Cパートでのダイキチの名言が胸に染み入る。育児が“育自”と呼ばれる所以ですよね。年月ではなく、責任感こそが人間を大人に成長させるのだな~と痛感させられます。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. りんちゃんのあまりの可愛らしさにコミックス買い揃えてしまいました

  2. コミックス購入されましたか! でも、りんちゃんの可愛さに釣られて原作読んじゃうと、ガッカリしたりしないかな~? 原作はりんの可愛さがメインではないので。

  3. なんとなく分かってて買ったので問題なしです
    5巻以降も好きです。結構批判的な意見も目にしますけど、私はあれで良かったと思っています
    ただ、ちっちゃい編とおっきい編のバランス配分には一言申し上げたい
    もっとちっちゃいりんちゃん見たい!

  4. 賛否両論あるのは当然ですが、好きな作品なだけにやっぱり批判的な意見を見ちゃうと悲しい。ヒンメルさんに気に入ってもらえて良かったですよ。

    >ちっちゃい編とおっきい編のバランス配分
    終わってみれば、高校生編の方が長かったですもんね。私が読み始めた頃は既に高校生編の連載途中だったので、あまりバランスは気になりませんでしたが…。