TIGER & BUNNY第15話「The sky’s the limit…」雑感

スカイハイが一目惚れした女性は、ヒーローに仇なすアンドロイド。制御不能に陥った彼女を仕留めたのは、そのスカイハイ自身だった。愛した女性をそうとは気付かず自らの手で葬り去る展開はなかなかの悲劇で、最後、二度と来るはずのない彼女を公園で待ち続けていたスカイハイの姿が切なかった。

これはこれで充分良いストーリーだったと思いますけど、“スカイハイは本当は敵が彼女だと気付いていた”という脚本の方がより面白かったんじゃないかなとも思います。スカイハイは恋愛よりもヒーローとしての使命を選び、秩序を守った。その方がヒーローの悲哀を表すテーマとしてしっくり来たんじゃないかと。カリーナらに「今日は彼女に会いに行かないの?」と冷やかされ、「いや、もう彼女は来ないから」と悲しく呟くスカイハイ…。そんなオチを私は想像していたのですけどね。

虎徹の突然のパワーアップは、やはり能力減退の兆候であることが判明。ショッキングな話ですが、これはスポーツの世界だって同じ。ベテランは自身の「衰え」と向き合わなくちゃいけないときが必ずやってくる。虎徹も何かの拍子で能力を取り戻すのではなく、能力の減退を受け入れ、引退を視野に入れた限りある時間の中で、最後までヒーローとしての責務を全うし続けて欲しいです。そして、後進に道を譲る。それこそがベテランの美学。

TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 6 (初回限定版) [Blu-ray]

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2 Responses so far.

  1. 神楽坂 より:

    気づいてるかもですがシスとロトワングはザ.ビッグオーのドロシーとロジャーのまんまです。
    監督が同じなんでセルフオマージュですね。

  2. THEビッグオーは知らなかったので、全然気付いていませんでした。むしろ、矢島晶子さんの声で「ヒーロー」と連呼するものだから、ガンダムWのリリーナ・ピースクラフトを連想してしまいましたよ。