15年のご愛顧、どうもありがとうございました。なでしこやまとは終了いたします

2017年12月31日を以って、なでしこやまとの更新を終了させていただきます。2002年から予備知識ゼロのまま始めたサイト運営が、よもやこれほどまで長く続くとは想像もしていませんでした。今年の夏頃、病気を患って更新できなかった期間こそありましたが、15年間慎始敬終で楽しくサイト運営を続けてこられたと思います。これも偏に閲覧者の皆様のおかげと感謝しております。最後になでしこやまとのこれまでの歴史を軽く振り返りながら、お別れの言葉を綴って参ります。

エロゲレビューについて

既にご存知じゃない方もいらっしゃるかもしれませんが、なでしこやまとは元々エロゲレビューサイトとして運営しておりました。和姦エロゲ推奨レビューサイトと看板を掲げていましたが、その実態はレビューというより客観性を無視した主義主張のアジテートであり、独善的で思想色の強いプロパガンダでございました(笑)

私がなでしこやまとを開設した当時は陵辱作品全盛の時代で、ヒロインも無垢を気取った妹キャラが幅を利かせていましたから、その偏りを是正したいという野党精神があったんですよー。「もっとラブラブ和姦を!」「もっと姉キャラを!」とデモ活動している気分でいたら、運良く世間の風向きも変わってきて、そういった作品が一気に増えるようになってきたのは幸運でした。よもや議席数で従来の陵辱・妹を凌駕して、政権交代が起きようとは。

エロゲなんて本来日陰でニッチなジャンルだと思いますが、それが一時期(2005年頃)、オタクの最先端を担っていたというのはなかなか刺激的な時代でした。今やすっかりアニメやラノベやソシャゲにその地位を奪われ、斜陽どころか夜間産業になっていますけど、やっぱり私はまだエロゲに思い入れがありますから、なんとかこの文化が潰えないように、業界の再興を願ってやみません。

なのに相も変わらず、変わり映えしない学園モノ紙芝居AVGばかりが跋扈し、社会人に優しくない重厚長大な物語を、学生に優しくない1万円弱のパッケージで販売する化石のような商売が今なお残っているのは悲しくなりますよ…!

今になってようやくクラウドファンディングを利用したメーカーも出てきましたが、こういうのは個々のメーカーの裁量でやるんじゃなくて、エロゲ全体のプラットフォームを構築してやるべきですよね。先日、幻冬舎とCAMPFIREが組んでニッチ向けの新しい出版サービスを始めると発表がありましたが、まさに今のエロゲに必要なのはこういう仕組みじゃないでしょうか。クラウドファンディングを通した受注生産に切り替えれば、もっと柔軟な作品が作れるようになるはずですし、特定のメーカーへの支援もしやすくなるのに。elfさんも潰れる前にクラウドファンディングやってくれればなぁ…(笑)

ついつい業界に向けた愚痴が止まりませんが、やっぱりエロゲのレビューを書いていた頃が一番楽しかったのは確かです。お見苦しい暴論をあれだけ好き勝手吐いてきたくせに、エロゲには今感謝の気持ちしかありません。ゾンビの同級生はプリンセスあまふたサンドイッチ!!!のようなどうしようもないクソゲーにだって感謝しています! 総てのエロゲに、心からありがとう

アニメ感想について

2011年にエロゲに飽きてしまったあとは、レビュー対象をアニメに移して、余生のつもりで細々やってきました。アニメ業界は今のところまだ盛況ですし、私自身も飽きてはいないのですが、こちらも少しずつ凋落傾向が出ているといえるでしょうか。受け手の顔色ばかりを伺って、偏ったジャンルの作品ばかり作っていると、エロゲと同じ末路を辿りますよ?

レビュー題材として考えると、ぶっちゃけアニメは相当難しかったです。オフ会で直接訊かれることが多いのが、「作品を褒めるレビューと貶すレビューどっちが好きか?」という質問。これは圧倒的に褒めるレビューの方が好きなんです。基本的に私は、人の悪口を言うよりも、人を褒め称えることに気持ちよくなれるんで(本当に)。ただ、「どちらのレビューの方がやりやすいか?」と質問を変えると、圧倒的に貶すレビューの方なんですよね(笑)

素晴らしい作品の感想は、この素晴らしさを読者に余すことなく伝えよう、自分の感動を言葉に乗せようと思うと、すごく難しいんです。100点満点の作品でも、文才のない私の拙い言葉では50点しか伝えきれないので…。だから、文章作成に時間を掛けて、少しでも100点に近付けようとするのですが、アニメのレビューは可能な限り即日にアップしないといけませんから、なかなかそうもいかないもどかしさがあるんですよねぇ。

一方で、ダメ作品を批判するための語彙、つまり悪口は息を吐くように出てきますので、とても書くのが楽です。ウィザード・バリスターズなんて、アニメ放送後の1時間半後ぐらいには感想をアップしていたと思います(笑)

ただアニメの場合、無料で拝見させてもらっているものですから、基本的に悪口を並び立てるようなレビューは書けないんですよね(え? 書いてました?)。エロゲは「最初に高いお金を払っている」という大義がありますので、つまらなくても最後までやらないともったいない、終わったあとは思う存分文句を吐き出すというサイクルが確立していたのですが、アニメはつまらない作品に対しては「嫌なら見るな」でどんな意見も封殺されてしまう。ゆえに、つまらないアニメに対しても気を遣った言葉選びをしなきゃいけない面倒臭さがあったんです。

そんな事情とは別に、アニメ感想を書く上でもう1つ個人的に難しさを感じる要因がありまして、それは2014年にプリパラアイカツ!という女児アニメに触れてどっぷりとハマってしまったこと(笑) なでしこやまと上では深夜アニメを中心に「この作品は素晴らしい!」なんて絶賛していても、実のところ、それらよりもプリパラやアイカツ!の方が遥かに面白かったりしますから~!

セリーグを応援しているけど、日本シリーズで直接戦うと、どうせパリーグに負けちゃうみたいなやるせなさ。女児アニメリーグがあまりに強すぎるため、段々深夜アニメの感想に気持ちが入りにくくなっていたかも(笑) それならいっそのこと、女児アニメ専用感想サイトに方向転換すれば良かったかもしれませんが、私の拙い言葉ではプリパラやアイカツ!の尊さは30点しか伝えられないっ…!

オフ会について

2006年に、初めてなでしこやまとのオフ会を経験させてもらいました。人前に顔を晒すつもりなんて更々なかった私が(だって、エロゲレビューサイトの管理人とか恥ずかしすぎる!!)、最初で最後のつもりで参加したオフ会でしたが、思いの外たくさんの方に集まっていただき、めちゃくちゃ楽しい1日を過ごさせていただき、気付けばそれから毎年、今も途絶えることなくオフ会の交流は活発に続いています。通算で数えると、大小合わせて40回ぐらいは開催しているでしょうか。

人数が増えすぎて参加メンバー募集は途中で打ち切らせてもらいましたが、それからも入れ替わり立ち替わり、大勢の方との出逢いがございました。これまでオフ会を通じて出逢ってきた皆さんは全員良い人で、誰一人不愉快な思いをさせられる人がいなかったのは奇跡だったと思います。こんな性格悪い管理人がやっているサイトに集まる人間なんて、ろくな奴がいるわけないと普通は思うでしょう?(笑) 第1回から継続して、ずっとお付き合いいただいている方もいらっしゃいますし、本当に心から感謝に堪えません。「ネットには悪い奴しかいない」というネット性悪説の自分が、すっかりネット性善説に考えが改まりましたよ。

なでしこやまとのサイトは終了しますが、オフ会……というより、個人的な付き合いはこれからも終えるつもりはなく、可能な限り、今後も継続してお付き合いを続けていけたらなと思っています。これからもどうぞ、浅生大和をよろしくお願いいたします。

最後に

大袈裟にすることなく、さらっと端的に終わらせたかったのですが、最後の言葉を書き綴っていくと、ついつい長文になってしまいました。なでしこやまとを終了させる理由については、モチベーションの低下や健康上の理由などではなく、来年プライベートで大きな変化が起きることになったというものですから、特に未練を残すことなく、すっぱり気分を切り替えて終了を迎えられます。

ここまで「年内いっぱいで終了」「最後の言葉」と散々書いてきましたが、厳密にはまだもうちょっとだけ続きます。すみません。これからオフ会を兼ねて冬コミ(3日目)に行き、年越しを東京で迎えるため、30日放送のラブライブ!サンシャイン!!の最終回レビューは年明けになりますし、2018年2月23日発売予定のRance X -決戦-で人生最後のエロゲレビューをさせてもらうつもりでいます。なので、2018年もしばらくはゆるゆると続きますから、それまではどうかブックマークも消さないでいてもらえるとありがたいです(笑)

形式的には一先ずここがなでしこやまとの終了となります。皆様、長い間どうもありがとうございました。またどこかでお会いしましょう!

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  1. 違うところでもいいましたが、長い間本当にお疲れ様でした。

    元々、自分は他人のレビューとか気にしない(見ない)人だったのですが、
    たしか下級生の攻略方法探してる最中に何気にレビューサイトを眺めていたら、
    なでしこやまとにたどり着いたのはじめだったとおもいます。

    始めに拝見した時にうわーすごい高評価だなーうそくせーとつい邪険にうけとってしまったのをおもいだします。

    ただ、そういいながらも引き続きなでしこやまとの愛読者になったかというと
    これでもかとうぐらいのけなし方がとても個人的に気に入ってしまって気が付けば
    15年もたってました。

    後、引きこもりな自分でも、オフ会に参加させてもらえて本当に楽しかったです。
    今でも続いてるのはひとえに浅生さんの人柄なんだろうなーとおもってます。

    自分も数年前に病気などがあって中々旅行とかは難しくなりましたが、
    もう一度参加できたらとおもいます。

    とはいえ、最後にランスのすばしいけなしレビューが残ってるので
    まだまだ楽しみにサイトを覗かせてもらいます。

    何度もいいますが本当にお疲れさまでした。

    • これまでなでしこやまとを応援していただき、どうもありがとうございました。

      レビューは完全に私の偏った嗜好で独断的に評価しているものですから、名作が不当に低い評価だったり、マイナー作がやたら高い評価だったりして、疑いの目を向けられることはしばしばございました(笑) 確かに便宜を図るようにこっそりお願いされた過去もございましたが(いわゆるステマ)、そんなのは考えるまでもなく即お断りしてきましたから、完全なる潔白なんですよ~。

      そもそも営利目的でやっていたサイトじゃありませんし(広告も少なかったでしょ?)、ただ自分の思いだけを書き殴りたかっただけのサイト。最後まで誰の意見にも左右されず、好き勝手をやり通せたことは、自分でも褒めていいかな(笑)

      >今でも続いてるのはひとえに浅生さんの人柄なんだろうなーとおもってます
      そういってもらえると嬉しいですね。コミケ前に集まろう、一緒に年越し迎えようと声を掛けると、今でもたくさん人が集まってくれるのはありがたいことです。なでしこやまと終了という1つの区切りを迎えて、今後どのように変化していくかはわかりませんが、これからも皆さんとの親交は深めていきたいと思っています。流さんも、また参加の意思がありましたら、いつでもご連絡くださいね!

      >最後にランスのすばしいけなしレビューが残ってるのでまだまだ楽しみにサイトを覗かせてもらいます
      ありがとうございます~。最後のレビューは絶賛で終わりたいものですね。消化不良な内容じゃありませんように。

  2. いよいよ終了ですね・・・
    心構えは出来てましたがいざ終わると決まると淋しいです
    浅生さん長い間おつかれさまでした
    ランス10レビューお待ちしてます

    • これまでなでしこやまとを応援していただき、どうもありがとうございました。

      10月にフライング気味に発表しているので、実際に終了を迎えた今は晴れ晴れとしてます。それでも、こうしてたくさんの餞別のコメントをいただけて心から感謝です。やめる決心が揺らぐというわけじゃありませんが、Rance Xのレビュー以外になにかやれることないかなぁ……と思案中。

  3. 15年も続けていたのですね。長いとは思っていましたがそんなにとは驚きました。
    エロゲレビューサイトだったのももう懐かしいくらいです。
    最近はスポーツ関係の記事ばかり見ていたような気がしますねー スーパーボウル52のレビューも楽しみにしてます。
    お疲れ様でした。最後までがんばってください!

    • これまでなでしこやまとを応援していただき、どうもありがとうございました。

      なでしこやまとの開設日は2002年の3月3日なので、実はめっちゃ長いんです(笑) 最初は学生の間だけという考えでしたが、結局就職してからもずっとだらだら続けてしまいました。その要因は、オフ会でリアルな繋がりができたことも大きかったですかね。

      できれば、Y.O.Uさんにもオフ会にお越しいただいて、Jリーグやフットボールについてがっつりお話ししてみたかったですよ!(笑) 後者については、誰も話せる人いないから~! まぁ、今年もスーパーボウルは我がペイトリオッツがいただきます!

  4. 自分も最近すっかりご無沙汰していました…なでしこやまと終了ですか…(。´Д⊂)
    15年!本当に長い間お疲れ様でした。
    改めてエロゲー時代から振り返ってみると、時代の移り変わりを感じますね~…。
    アニメに限らず何かと基本無料が流行っている昨今、個人的にも
    お金払って買う、それに没頭する、感想を持つ事で完結して心に残って行く、
    って流れの方がハマり易かったですね…。古い人間になりつつあるのかも知れませんが。
    今はSNSでの話題取りが重要ですから、継続的なコンテンツ供給がされてて完結しないんですよね…。
    あと良作にしろ駄作にしろお金出していったん自分の物として買う方が思い入れが。
    この辺はまたその内メールででも語り合いたいな~と思っている部分なのですが(笑)。

    オフ会は、これだけ長く続くとオフ会というか普通に友人付き合いですよね(笑)。
    環境が許す限り、自分も皆と付き合いを続けていけたら嬉しいと思っています。
    しかしネトゲとかでことあるごとに揉め事とか聞いたりすると、
    これまで嫌な空気になる人が誰も居ないというのは、本当に奇跡的な事なんでしょうね。
    とりあえず、31日に!またお会いしましょう!

    • これまでなでしこやまとを応援していただき、どうもありがとうございました。

      ユキさんに限っては、応援というか支援というか、とにかくたくさんお世話になっていますので、言葉では言い尽くせない感謝がございます。オンライン・オフライン共々大きな変化が起こりましたが、これからも変わることなく、末永くお付き合いいただければ幸いです。

      >お金払って買う、それに没頭する、感想を持つ事で完結して心に残って行く
      今となってはそういった娯楽は、映画やライブなどの一部に限られてしまうようになりましたね。漫画もcomicoのような無料アプリが出てきて、基本無料でマネタイズを後ろにずらすやり方は、この先いろんな商売に波及していくんでしょう。映画やライブだっていずれそうなるかもしれませんし。

      ネットで大きなマスを獲得できるこの時代に、「無料」の力で分母を増やすのは商売として大いに正しいと思っていますが、そのせいで作品・クリエイターに対する敬意が著しく低下しているとも感じます。無料で遊ぶ奴ほど作品に対して傲慢なもの。私だって、無料でダウンロードしたゲームがつまんなかったらすぐ消しますし、面白くないアニメは1話で切りますし…。それはクリエイターを醸成する土壌として、望ましくない気がしますね。

      私も古い人間なんで、やっぱり「完結しない作品」とはしっくり向き合えないところもあります。でもこの流れは今更止められないでしょうし、これからも次々とユーザーの都合に振り回されて消費されていくんでしょうね…。ユキさんもなにか思うことがあれば、メールなりLINEなりでいつでもお話ください(笑)

      >とりあえず、31日に!またお会いしましょう!
      冬コミお疲れ様でした~。LINEでもお伝えしましたが、久々の完全新刊にもかかわらず、あっという間に完売することができたのはおめでたいですね。次の夏コミでも、ちゃんと新刊は出るのか、題材は本当にHUGっと!プ○キュアになるのか、興味深く見守っています!!

  5. この中では一番新参であろうワタクシめがこういうのもおこがましいですが。長年運営お疲れさまでした。
    今年初めてなでしこやまと様を知り、秀逸な筆致とサイトデザインのきれいさでお気に入りだったんですが、すぐに閉鎖と愛なり悲劇です。
    もっと早く知りたかった。今は過去ログを楽しませてもらいつつまた復活を希望します!!!
    ありがとうございました!!!

    • これまでなでしこやまとを応援していただき、どうもありがとうございました。

      せっかくサイトを気に入っていただいたのに、すぐに終わってしまってすみません(笑) 文章に関しては秀逸だなんてとんでもないという思いですが、サイトデザインに監視絵はこだわってきましたので、そこを評価されると嬉しくなります~。

      終了といえど、しばらくはサイトを残したままにしておきますので、お時間があれば過去ログを辿ってご覧になってください。エロゲレビューのリンクも復活させようかな。

  6. こんばんは。

    最近、微妙に忙しくてアニメとか全く見れてなくて、「ボールルーム〜」の記事も読みに来れてないような感じだったんですけど、ついになでしこやまとに区切りを付けるんですねぇ。
    とりあえず長い間お疲れ様でした。

    私的には結構昔、たまたま「明日の雪之丞」か何かで数年ぶりにエロゲをプレイして、なんか他にも面白そうなんないかな?て色々探して、レビューサイトを色々ウロウロしてるときにフラリと立ち寄ったのがきっかけだったように思います。
    たしかこちらのレビューを見て君望に興味を持ったような記憶が...、懐かし過ぎる!
    まぉ、私はその後のマブラヴも抵抗なくイケてしまいましたが(笑)

    なんだかんだ私も楽しませてもらうようになって10年ちょい経つんですよねぇ。
    扱うネタやら体裁やら、色々移り変わりはあってもしっかり継続して来たって凄いと思います。

    全くの読者目線なんですけど、なんとなく、あったものがなくなってしまうってのは寂しい気がします。
    でも、また別の形ででも何か書かれたり発信されたりするようでしたら、見つけやすいとこでやってくれさえすればいいかなって気もしまして(笑)

    とりあえず来年もしばらく続くという部分も楽しみにしておりますし、なんなら「もうちっとだけ続くんじゃ〜」がやたら長くても問題はないです(笑)
    ゆるゆる〜っとよろしくお願いします。

    • これまでなでしこやまとを応援していただき、どうもありがとうございました。

      deathmetaboさんは、長文で丁寧に感想を書いていただくこともあり、このようにコメントに返信することが毎回楽しかったです。アニメに関しては、私が気付いていなかった観点からの意見も多々あって、とても参考になりました。この先、アニメについていろいろお話できなくなるのは寂しくもありますねぇ…。

      >こちらのレビューを見て君望に興味を持った
      我がサイト、初めての100点満点のレビューでしたね。まだなでしこやまと始める前の発売でしたが、君が望む永遠が出てきたときの衝撃は後にも先にもないって感じでしたねー。当時は、生涯忘れられぬ名作だと思いましたが、今改めてプレイするとどういう感想を持つのかな…。

      ageさんって今でもブランドを続けておられるのか、恐る恐る検索してみましたら、普通に活発に活動されていたので何より。ファンクラブ会員向けに、「君が望む真愛」とか出しているのか。くそ、ちょっとやってみたいじゃないですか!

      >別の形ででも何か書かれたり発信されたりするようでしたら、見つけやすいとこでやってくれさえすればいい
      個人サイト(ブログ)という形式が既にアウトオブデートなので、区切りをつけざるを得なかったのもありますね。この先、もし個人で発信できる新しい手段が現れれば、またなにか始めるかもしれません。ネット時代の移り変わりは激しいですから、すぐにTwitterやInstagramの次も出てくると思っています。

  7. 大変お疲れ様でした。
    15年ですか…。長いですねぇ。
    私がここに来るようになったのは多分2006年位だったような(曖昧)気がするのでそれなりに長くお付き合いできたのかな?大変光栄に思います。
    私がこのハンネを初めて使ったのがこのなでしこやまとでございましたので、実質ネット人私生誕の地と言っても過言ではないこのサイトが終了してしまうのは非常に寂しい気持ちでいっぱいです。

    浅生さんはエロゲに飽きておられますが、私は紙芝居で構わないと思っています。
    エロゲは傘みたいなもんで、もう紙芝居で完成形なんですよ。きっと。
    新しい要素を足しても結局定着しなかったり失敗したりして紙芝居に戻ってますから。
    アニメとノベルとコミックの要素をミックスさせて且つアダルトな需要にも応えるエロゲという媒体、私は大好きです。
    学園生一辺倒なのはさすがにどうかと思いますけどね。
    1万円は確かにお高いし、箱がでかくて嵩張りますが最近はミドルプライス、ロープライスでも見どころのある作品が増えていますし、やっぱりエロゲはいいなぁと思います。

    それはさておき
    心残りはオフ会に参加できなかったことと、うみねこレビューの最後(最期)を見れなかったことでしょうか。是非今からでも、うみねこ後半のレビューが読みたいなー(

    もうちょっとだけ続くとのことですので(ドラゴンボールばりにココからのほうが長くなってもいいですよ)、これからも更新を楽しみにさせていただきたいと思います。

    • これまでなでしこやまとを応援していただき、どうもありがとうございました。

      そんなにもなでしこやまとに思い入れを持っていただいていたとは幸せですよ。ヒンメルさんとも長いと思っていましたが、2006年からでしたか…。2006年というと、ふぃぎゅ@メイトとか戦国ランスとかが話題になった頃なんですねぇ。って! あれから干支が一周してるの!?

      なでしこやまと上での接点はこれで終わりになるでしょうが、ヒンメルさんのブログはいつも拝見させてもらっていますし、またそちらでコメントさせていただくこともあるかもしれません。そのときはまた、よろしくお願いいたします~。

      >エロゲは傘みたいなもんで、もう紙芝居で完成形
      エロゲも漫然と紙芝居だけをだらだら続けていたわけではなく、いろいろなスタイルを模索して紙芝居からの脱却を図りつつ、それでも結局紙芝居に戻ってきた経緯がありますので、「紙芝居が完成形なんだ」というヒンメルさんの意見もすごく納得できます。

      今をときめくFGOだって、シナリオパートは昔ながらの紙芝居ですから、このスタイルが何が何でもダメだとは思いません。紙芝居だけで完結されるのではなく、紙芝居+αがあればいいなという思いですね。是非ヒンメルさんとは、膝をつき合わせて、がっつりエロゲ論的なものをやりたかった思いがありますよ。今や現役でエロゲをされている方は、オフ会メンバーにもほぼいませんので語る機会がない~。

      >うみねこレビューの最後(最期)を見れなかった
      ううっ。痛いところを突いてきますね…。もうみんな忘れたものだと思っていたのに!

      あれだけうみねこを絶賛して、うみねこ一色でハマりまくっていたのですから、本当は最後までレビューを完遂させるのが筋なのですが、お察しの通り、エピソード8は最悪中の最悪でしたから…。エピソード7までこれ以上ない傑作だったことは間違いありませんが、あのような不誠実なラストでは失望感が半端じゃなかったですね。最後の締め方さえ間違えなければ、今でもずっと竜騎士07さんの信者でいられたのに。エヴァンゲリオンのように、もう一度ラストだけを作り替えることはできないんでしょうか…?

  8. 拝啓 管理人様

    15年の長きにわたる運営、お疲れ様でした。
    サイト運営から手を引いた身として、隠居爺の如き心境で見守ってきたロートルとしては、寂しさと(僭越ながら)労いの気持ちを抱いています。
    プライベートで大きな変化を迎えられるとの事ですから、良き新年と順風満帆な新生活を送られる事を、ネット世界の片隅からお祈りしています。
    長らく楽しませていただきまして、本当にありがとうございました。

    敬具

    • これまでなでしこやまとを応援していただき、どうもありがとうございました。

      なでしこやまとを続けてきて、同業サイトの管理人さんと何人も交流を持てた(今も)のは、私の中で存外の喜びです。ある種ライバルともいえる立場の方に、応援していただけるというのは、やっぱり格別ですから。自分一人で始めて、交流を目的として始めたわけでもなかったのに、こうしていろんなご縁ができたのは本当に不思議ですよ。

      ともあれ、長年継続してきた思い入れのあるサイトを閉める以上、これからはプライベートの方を充実させるよう頑張りたいと思います!

  9. 姪少女のレビューでここを見つけてから読ませていただいておりました
    見ているだけでしたので今生の別れになりますが楽しませていただきありがとうございます

    エロゲに関しては今もなんだかんだでちょくちょくやっていますが
    紙芝居と意う形態で言えばソシャゲがミニゲームつきで遊べるような状況なので
    今後も何か転機が起きないと陵辱(18禁主体)以外はどんどん消えていきそうな悲しさがあります
    あともうエロゲだからできることっていうアドバンテージをまどまぎ辺りの時代からアニメで普通にやっているのも理由かもしれませんね

    アニメに関しては、たしかに凋落傾向にありますが
    どの年でも必ずひとつふたつは素晴らしいものに巡り会えるので
    いっそのこと宝探し気分で見てたりします
    プリパラアイカツ女児アニメは大の男が近寄りたがらないはぐれ島にありましたね

    ただこういうエンタメは凋落したところで完全には消えず、繁栄する新しい別の何かが生まれるのが常なので
    その時にその新しいモノを受け入れ、上手に遊べればいいのです
    小説映画特撮ゲーム(エロゲ)漫画アニメソシャゲときて十年後は何が来るのかという楽しみもありますね
    感じたままに叫ぶようなあなたのレビューが好きだったよ

    • これまでなでしこやまとを応援していただき、どうもありがとうございました。

      骨矢さんとの出会いが、まさか姪少女きっかけだったとは! 改めて姪少女のレビューを自分で読み返してみましたけど、まぁまぁ面白いこと書いてるなと自画自賛(笑) 当時のパワーワードだった「単純所持」というフレーズを連呼したレビューですが、現在も和月さんのおかげで、「単純所持」というフレーズが再び脚光を浴びていますね。

      >今後も何か転機が起きないと陵辱(18禁主体)以外はどんどん消えていきそうな悲しさ
      ラノベやアニメやソシャゲという安価な代替品ができてしまったことで、エロゲには陵辱系抜きゲーだけが残るという悲しい原点回帰。転機といえば、「VR」がエロゲの現状をひっくり返してくれる大きな力を持っていると確信していますが、VR自体が発展途中で、普及にはまだまだ時間がかかりそうなので、それまでエロゲ業界の体力が持つのかどうか…。VRは物理的にも価格的にももっと手軽さが出ないと、難しい。

      >プリパラアイカツ女児アニメは大の男が近寄りたがらないはぐれ島にありました
      はぐれ島ですが、楽園すぎてこの地から出たくありません(笑) このはぐれ島に永住する気満々。

      >十年後は何が来るのかという楽しみ
      オタク文化がこれだけ市民権を得て、10年前とは取り巻く現状が大きく変化したように感じます。この先10年後も何が起きているのかまったく予測がつきませんね。コミケとか、10年後も普通にアニパロ同人誌を紙の本で販売しているのでしょうか…? というか、10年後も自分は変わらずにオタクをやっているのか、いろんな意味で不安です(笑)

  10. 浅生さん

    長い間のサイト運営お疲れ様でした。
    思えば初めてこちらのサイトを見たのは
    fateのレビューの時だったので
    もう10年以上も見続けている事になるんですね…
    当時見ていた時はこんなに長い間お世話になると
    思ってなかったです。
    浅生さんのレビューを見て気になって購入した
    ゲームも何本かありました。
    アニメ感想サイトになってからも
    毎週更新を楽しみにゆるゆると通い続けておりました。
    私は褒めるレビューより浅生さんの辛口レビューの方が読んでいて楽しくて好きでしたw

    なでしこやまと最後のレビューになるランス10、
    ランスシリーズは浅生さんのレビューを見て
    購入してハマったゲームの1つなので
    なんだか感慨深いです。
    私も浅生さんとおなじで6、7、8は好きなのですが
    9はちょっと合わなかったので10を購入するか迷っていたのですが
    レビューを楽しむためにちょっと買ってみようかなと思いました。

    もう新しいレビューを見ることができないとなると
    寂しい気持ちで一杯ですが
    浅生さんの新生活が良いものになりますよう
    願っております。
    長きに渡って楽しませていただいて
    本当にありがとうございました。

    • これまでなでしこやまとを応援していただき、どうもありがとうございました。

      2004年にFate/stay nightが作ったムーブメントは大きかったですね。あそこからエロゲに興味を持った方も多いでしょうし、なでしこやまとの閲覧者数も、その頃から一気に伸びたように記憶しています。Fateはエロゲ史に残る偉業でしたが、この作品がエロゲからゲーム性を失わせる決定打になっちゃったのかもしれません。

      >褒めるレビューより浅生さんの辛口レビューの方が読んでいて楽しくて好きでした
      それはよく言われます(笑) それでも、叩くことが目的にならないように常に気をつけていました。巷でクソゲーと噂の作品をわざわざ買って、腐したりはしたくなかったんで。まぁ、9割方ゴミだと察しつつ購入する作品はありましたけど、それはメーカーさんや絵師さんのファンだったり、残り1割の可能性に賭けていたり、必ずなにかしらの理由があったはず…! 陵辱作品も、レビューで否定するためにわざわざプレイすることはありません! 結果的にそうなっちゃっただけで…!!

      >ランスシリーズは浅生さんのレビューを見て購入してハマったゲームの1つ
      私のサイトとは関係なく、Ranceシリーズが終わるというのは、いよいよエロゲ業界が終焉を迎えようとしている感じでして寂しくなります。ALICE SOFTさんの店じまい準備ではなく、新規シリーズを始めるための発展的なピリオドであればいいのですけど…。

      Ranceシリーズの集大成となるXは必ずや名作になると信じていますが、もち吉さんの仰るように直近の9は残念な出来でしたし、長編シリーズのフィナーレって力が入りすぎて良さが出なかったりするものも多いですから、心配がないというと嘘になります…。それこそうみねこのような結末になると、目も当てられません。人生最後のエロゲとして、どうかいい想い出で締めくくらせてください!(笑)

      >浅生さんの新生活が良いものになりますよう願っております
      ありがとうございます。こんなレビューサイトの管理人風情の幸せを願ってもらえるなんて、感謝しかありません。

  11. 長い間運営お疲れ様でした。こちらへはエロゲ全盛期だった10年位前にふらりと立ち寄ったのが最初となります。
    昨今の衰退化が激しいエロゲ業界や深夜アニメ業界に喝を入れつつ的確な指摘をしていく管理人さんのレビューが毎度楽しみで願わくばいつまでも続いて欲しいと願っておりましたが……寂しいですが時の流れは仕方ないものですね。

    ところで全く野暮な話になってしまいますが、もしかしたら管理人さんにはほぼ登場人物が大人のドラマの方が肌に合っているんじゃないかなあ……と思ってみたり。

    いつも楽しく共感できるレビューをありがとうございました。良いお年を!

    • これまでなでしこやまとを応援していただき、どうもありがとうございました。

      私は何者でもないただの1ユーザーですから、業界に対してそんな偉そうに上から目線で喝を入れられる立場には全然ないのですけど、1ユーザーが、業界に対して偉そうに上から目線で喝を入れられるのがネットのいいところですね(笑) この場を借りて、業界関係者・クリエイターの皆様に謝罪したいですっ!

      >管理人さんにはほぼ登場人物が大人のドラマの方が肌に合っている
      私はまぁまぁドラマも見ていますよ~。ドラマはドラマで、脚本・演出・配役がぴったりはまる名作も少ないのですけど。ドラマには表現方法にも限界ありますから、やっぱりアニメにも、メイン登場人物が大人である作品が増えてくれると嬉しいな~。

  12. これほどまでの長い間の更新お疲れ様でした。
    もう10年程前になるのか……エロゲが絶世期で萌えの最先端を担っていたと言っても今の人は誰も信じないでしょうね(笑)
    ジョジョのアニメ感想には随分楽しませてもらい、私も何度か楽しく感想を送らせてもらいました。ありがとうございました。
    それにしてもこれから業界はどうなっていくんでしょうね。もう頼みのラノベもストックがないのか昔のアニメを多々リメイクしていく、とか聞きましたし(キャプテン翼ってマジかよ…)もうアニメは見ていませんが、それにお世話になった身としては業界がどーなっていくのか少し気になります。

    ……何か書いてるうちに昔を思い出してしまいました。
    当時はエロゲレビューサイト・ゲームレビューサイトが本当にたくさんあってそれぞれ個性があって面白かったんですがね。今は一日と経たない内にYoutubeや攻略サイトに上げられるようになりました。便利といえば便利かもしれませんが、あのゲームをやるドキドキ感は確実に減ったと思うのは気のせいなのかな。まぁ単に私が年くっただけかもしれませんが。

    月日の流れに悲しくなるのでこれくらいで(笑)
    とにかく長い間本当にお疲れ様でした。どうかお元気で。

    • これまでなでしこやまとを応援していただき、どうもありがとうございました。

      エロゲがオタク業界をリードしていたのは信じがたい過去ですが、今オタク業界の最先端にあるソシャゲをリードしているのはFateですし、そう考えると今も昔も大して変わっていないと言えるかも(笑) 今から10年後は、また別のジャンルでFateやっていたりして。

      >(アニメ)お世話になった身としては業界がどーなっていくのか少し気になります
      先日、“業界の方”とそういったお話を少しさせてもらいましたが、2018年からはいよいよ中国資本のアニメが台頭してきて、アニメ業界の勢力図がガラリと変わりそうです。大陸からやってくる大波に日本が飲み込まれる不安はありつつも、世界(アジア)市場に本格的に打って出る日本のアニメへの期待感に胸が震えます。

      もはや一部オタクを対象にして、Blu-rayの売り上げに一喜一憂する時代は終焉を迎え、大きな市場を意識した新機軸のアニメが日本でも増えてくるに違いありません。ニートが異世界でちやほやされるアニメは、世界市場ですぐさま駆逐される! 私の願望も多分に込められていますが、これからやってくるであろうアニメ業界の大きな変革がとても楽しみです。

      >当時はエロゲレビューサイト・ゲームレビューサイトが本当にたくさんあってそれぞれ個性があって面白かった
      叫び系レビューとか、対談系レビューとかいろんな色分けがされていて、特色がありましたね。うちは結局何系レビューだったんでしょうか? 他のサイトさんを見渡しても、意外と自分の趣味嗜好を押し出してレビューを書く人が少なかったんですよね~。なでしこやまとはエロゲカウントダウンさんを私淑して始めたサイトだっただけに、レビューって自分の趣味嗜好を押し出すのが当たり前みたいに思っていましたけど。

  13. 管理人 浅生大和様

    長い年月、大変お疲れ様でした。
    エロゲのレビューの頃からお世話になっていました。

    「つよきす」をプレイして大変感動し、ネットでレビューを探していた際に「なでしこやまと」に出会いました。「つよきす」の魅力が伝わる素晴らしいレビューで感銘を受けました。
    当時は私は大学生でお金も無く、エロゲを一本買うのにもうんうんと頭を捻っておりましたが、それ以降、迷った時はなでしこやまとのレビューを参考にしていました。本当にありがとうございます。

    最近ではラブライブ!サンシャイン!!の感想がお気に入りで、アニメの本編自体よりもなでしこやまとの感想記事の更新を楽しみにしていました。

    寂しくなりますが、何かしらの機会で浅生大和様の新しい記事を閲覧出来る時がくることを祈っております。
    最後になりますが、長期に渡り楽しませて頂きありがとうございました。

    • これまでなでしこやまとを応援していただき、どうもありがとうございました。

      つよきすって、自分の中でもターニングポイント的な作品で、全エロゲの中で最も思い入れ深い作品を5つあげるとしたら、その中に入るタイトルですね。姉萌えやらバカップルやら自分が求めている属性が全部詰まっていて、対馬レオはエロゲ主人公らしからぬ格好良さがあって、友達もみんな気のいい奴で楽しくて…。つよきすより好きなエロゲは他にありますけど、ラブコメとしての理想型はつよきす。一度クリアしたエロゲは、再びプレイすることがない私が、つよきすは2回クリアしました!

      そんな大好きな作品だっただけに、その後タカヒロさん周辺でゴタゴタがあって、つよきす2が白紙になったのは残念でした(え? 白紙じゃないの?)。現在けものフレンズのたつき監督周辺にゴタゴタがあって、2期が白紙になったのと通じるものがありますね(え? 白紙じゃないの?)。

      自分勝手に思いを吐き出しただけのレビューでしたが、そんなレビューが人知れずお役に立っていたのなら、ありがたいことです。春先には、Rance Xでレビューを書き上げるつもりですので、最後にそちらを閲覧いただければ幸いです(それまでにもう1つ別のがあるかも)。

  14. 長い間、本当にありがとうございました。

    初期のエロゲーレビューのころから閲覧していました。たしか、最初のきっかけとしてはロリゲーのレビュー(先生だーいすき、とか)を探していてたどり着いたと思います。なんだかんだいってロリゲーのレビューが充実していたので、非常に役に立っていました。当時ロリゲーが多い(流行っていた?)時期があり、しかもこのサイトではそれらをほぼすべてカバーしていたように思います。

    ロリゲーに限らずどのゲームのレビューも面白くて、自分が買うつもりのないものでも楽しく読んでいました。褒めるレビューでは気に入ったポイントを本当に楽しそうに熱を入れて解説されていて、読んでいるこちらまで嬉しくなってしまいました。画像の枚数やプレイ時間、システム周りの解説などを含めた客観的なレビューサイトが多かった中で、自分の気に入ったポイントをひたすら押す主観的なレビューが読み物として楽しかったと思います。

    私は一時期エロゲーから離れていましたが、ここ数年で少しプレイを再開するようになっています。というのも、最近はダウンロード販売が行われるようになって購入の敷居が下がったためです。ゲームの紹介やレビューなどを見て「欲しい」と思ったときにすぐに買えるのは便利です(際限なく買えるので危険とも言えますが)。

    今でも他のレビューサイトも見ていますが、昔に比べると明らかに数が減っています。特に、こちらのような「個性的な」レビューサイトはほとんどありません。

    本来エロゲーをプレイしていること自体が恥ずかしいもので、名前を出してレビューを書くというのはなかなか勇気がいるように思います。SNSで人と人の繋がりができた現代にエロゲーレビューは合っていないのでしょうか。そもそも、かつてのエロゲーが流行っていた時代のほうが特殊だったのかもしれません(あのころは、なんでみんな堂々とエロゲーの話をしていたんでしょうかね)。

    いろいろと思いはありますが、エロゲーの楽しさ、奥の深さを知ったのはこちらのサイトのおかげです。今までありがとうございました。

    • これまでなでしこやまとを応援していただき、どうもありがとうございました。

      先生だーいすき?? そんなエロゲやったかな…? 全然記憶にないです。人違いかもしれません。

      >画像の枚数やプレイ時間、システム周りの解説などを含めた客観的なレビューサイトが多かった
      そうですね。細かなデータを1つ1つ網羅してくれるレビューサイトさんの多かったこと。私なんて作品のあらすじすら書くのが億劫で、「詳しくは公式サイト見てこい」ってスタンスですし(笑) そんな物臭な人があまりいなかったおかげで、競合するレビューサイトが少なかったのがラッキーでした。1閲覧者としては、もっと書き手の主観まみれのレビューが読みたかったのに、なかなかそういうサイトさんが現れてくれなかったのが寂しかったですけど。

      >最近はダウンロード販売が行われるようになって購入の敷居が下がった
      秋葉原やら日本橋やらに出向いて、バカでかいパッケージのエロゲ買って、ディスクドライブ使ってインストールするという時代じゃないですしね…。ダウンロード販売へのシフトは当然の流れですが、本当はダウンロード専売共通プラットフォームをきっちり作った方がいいと思います。

      私も今年に入って、死ぬほど久しぶりにエロゲやりました。円交少女2というちょっと恥ずかしい作品ですけど(笑) メールで浅生さん向きだと教えてくれた方がいて、やってみたら浅生さん向きでした。落ち着いたらレビューも書きたいですね。

      >SNSで人と人の繋がりができた現代にエロゲーレビューは合っていない
      あー、なるほど! エロゲの衰退は、今のSNS文化も影響しているのかな…。これまでは同じ趣味のコミュニティの中で友好関係が築けていましたが、SNSでは多種多様な人たち、エロゲ好きな人以外の繋がりができる。そうなると、エロゲが趣味というのを堂々と喧伝するのはなかなか躊躇するところ。私もエロゲ好きな人以外に、自分がエロゲ好きだとは言えないです(笑)

      もしTwitterが廃れて、インスタンスでコミュニティを作れるマストドンが台頭してくれば、エロゲの復権もあり得る…!?

      >エロゲーの楽しさ、奥の深さを知ったのはこちらのサイトのおかげ
      こちらこそ。温かいお言葉、嬉しいです。ありがとうございました。

  15.  こちらもとうとう店じまいされるのですね。長い間お疲れさまでした。
     ここに書き込むのも最初で最後の、遠巻きの傍観者にすぎないわたしがいうのも変な話ですが、これだけ読み応えのあるレビューサイトがテーマを変えつつついに終了することに、時代の流れと一抹の寂しさを覚えずにはいられません。
     わたしがこちらに通っていたのはもう10年ほど前のことでしょうか、まだエロゲーレビューサイトだった時代ですね。

     「レビューというより客観性を無視した主義主張のアジテートであり、独善的で思想色の強いプロパガンダ」との自己評価ですが、実際のところ、そういったスタンスであったからこそ、読者に愛されるレビューサイトになりえたのではないかとわたしは感じています。

     物語について何か語ろうとするとき、客観的に語れる部分は結局のところ物語のお膳立てあるいは土台にとどまるわけで、物語の良しあしにかかわる部分は必ず価値判断を経由せざるを得ないところがありますよね。レビューとして最も大事な部分は思い切り主観的なものの上に乗らなければ書くことができないけれども、そもそも物語それ自体にしても主観的価値判断の上に共感を導くように描かれているものです。
     読者が物語の登場人物に共感する共感ポイントは、登場人物に心のこもった行動をさせることで共感を稼ぐように作るのが常道だと思いますが、登場人物がその人なりの価値観の上にしっかり立って筋の通った行動をするからこそ、読み手はそれに惹かれるわけですよね。

     大和さんのレビューは、好意的なものであっても批判的なものであっても、自分なりの価値観の上にしっかり立って筋の通った批評をされるから、その価値判断に同意できないものであっても、その批評の道筋は共感できるものばかりでした。
     また、大和さんのレビューは、エロゲーに対する愛(といったらおおげさかもしれませんが)がどれを読んでも強く感じられるようなものばかりです。自分の価値観を大切にして筋の通った批評をしつつ、そこに心がこもっている文章を読むというのは、上手に書かれた物語の登場人物の心のこもった行動に心を動かされるのと全く同じ構図なんですね。
     大和さんがもしそのレビューを客観性を得ることを最重視して書こうとしていたなら、自分なりの価値観の上にしっかり立った筋の通った批評を心を込めて書くことは難しかったことでしょう。

     そんなわけで、わたしはこちらのレビューをあたかも物語を鑑賞するかのように楽しませていただいたわけですが、たぶんほかの多くの読者さんも同じような気持ちで読んでいたのではないでしょうか。

    おまけ:大和さんの批判的レビューが好評である件について

     人が「かわいそう」と思うとき、その対象からは本来あるべき姿が不当に奪われています。人は正当性が蹂躙されるとき、その回復を強く望むものであり、「正義の味方」はそれを与えてくれるからこそ誰からも受け入れられ、「悪役」は正当性を蹂躙した張本人であるからこそ懲らしめられなければならないわけです。娯楽作品がこの構図を多用するのは、この構図が観客の共感を最も導きやすい構図のひとつだからなのでしょう。
     ダメな作品では、その作品になくてはならないところが何かしら欠けています。つまり、いわゆるくそげーは本来あるべき姿が不当に奪われた「かわいそう」な作品であるとともに、そのプレイヤーは本来与えられるべき楽しみが不当に奪われた被害者でもあるわけです。
     批判的批評は、その二つの「本来あるべき姿」の回復に対する共感を導くものであるわけですが、単に被害者面だけした批判的批評が読んでいて楽しくないのは、プレイヤーの被害者としての正当性を主張するあまり、本来は救済されるべき立場でもある作品を加害者と一緒に袋叩きにすることで、作品を蹂躙する側に加担してしまう結果となるからでしょうし、作品に対する愛を感じる批判的批評が面白いのは、その二つの「本来あるべき姿」をともに回復すべき視点で書かれているからでしょう。
     批判的批評は、典型的娯楽作品の共感を導く仕掛けと非常に似通った形で読み手の共感を導くことが容易であるのに対し、好意的批評は、その共感を導く適当な構図が見当たらないために書くのが容易ではないのでしょうね。

     ……といった議論は話を少々単純化しすぎな感もありますが、あたかも理解できたかのような錯覚を与えるためには、そもそもかなり大胆な単純化が必要となるのは仕方がありません。ひょっとしたら、批判的批評の最大のアドバンテージは、話を単純化することが容易なところにあるのかもしれませんね。

    • これまでなでしこやまとを応援していただき、どうもありがとうございました。

      こんなにも骨太な感想と惜別の言葉をいただいてびっくりしています(笑) これほどまでになでしこやまとに対して熱い思いを持ってくださる方がいるなんて感無量です。本当にありがとうございます。

      >価値判断に同意できないものであっても、その批評の道筋は共感できる
      そう仰ってもらえるのが何より嬉しいですね~。私の突飛な主義主張に同調してほしいわけではなくて、そういった1つの考えがあることを受け止めて、楽しんでもらえたらなというのが狙い。だから、考えや性癖は違えども、なでしこやまとのレビューは好きだと仰ってくれる人がいたのはすごく嬉しかったです。

      私自身も、どちらかというと自分と異なる考えや価値観を持つ人に興味を持つタイプなので。きちんと自分の主張に筋が通っていて、それが好きなんだとオープンにできる人にこそ好感が持てる。好きな対象はなんでも良いと思います。なでしこやまとではしきりに陵辱作品を否定してきましたが、陵辱作品を好きな人を否定したことはありませんし(リアルで陵辱してる人はダメよ)、陵辱作品が好きでたまらないとアピールできる人のレビューなら、絶対読んでみたくなりますね。それを読めば、陵辱の素晴らしさに少しは感化されるかも(笑)

      >エロゲーに対する愛(といったらおおげさかもしれませんが)がどれを読んでも強く感じられる
      これまで叩く目的でエロゲを購入したことはなかったですし(見えている地雷でも購入した理由はちゃんとあります)、営利目的でレビューを書くこともなかったですし(ステマは総てお断りしました)、限りなく清廉潔白でエロゲレビューサイトを運営してきた自負がありますので、そこは「愛」と呼ばせてください!(笑) それに愛がなければ、トータルで500本もエロゲやれませんから!

      >こちらのレビューをあたかも物語を鑑賞するかのように楽しませていただいた
      そこまで大層に褒められるとむず痒くなりますが、購入の参考としてでなく、読み物として楽しんでもらいたいのがなでしこやまとのレビューのポリシーでしたので、そんな風に感じてくれることがいらっしゃってくれたのは、私としても誇りです。なでしこやまとをやっていて良かった。

      >被害者面だけした批判的批評が読んでいて楽しくない
      レビューのなんたるかをここまで分析されているisawa hatsunaさんが恐ろしくなりますが(笑) けど、本当にそうですね。自分もそうはならないように気を使っていたというか、如何なるクソゲーであろうと、ただ筆者がヘイトを撒き散らすだけの悪口文は読んでいて気持ちよくないもの。勿論、プロレス的に怒ったり嘆いたりするフリはしましたが、基本的に閲覧者の読後感を損ねないぐらいのバランスは取っていたつもり(取れてなかったらごめんね)。

      昨今、Twitterではなにかと社会悪にマウントをとって、正義感を振るってこてんぱんにする人が多いですけど、それは「よく言った!」という喝采よりも、読んでいてウンザリしている人の方が実は多いはず。正論吐いているつもりで、実は誰からも正しいと思われていないのは、よくあること。レビューのみならず、実生活でもそうならないようにいつも心掛けています。

      まぁ、クソゲーであればあるほど、レビューのネタとしては美味しいので、実質チャラみたいな気持ちでいましたし(笑) レビュー書く気も起きない本気のクソゲーも存在しましたけど。

      >好意的批評は、その共感を導く適当な構図が見当たらないために書くのが容易ではない
      貶すことは誰だってできる。褒めることは非常に難しい。この傑作の素晴らしさをあますことなく読者に伝えること、自分の感動を共感してもらうこと、それは私の文章力ではなかなか及ばないものがありました。

      これは謙遜しているわけではなく、他のレビューサイトのレビューを拝見しても、なかなかそういうレビューに巡り会えず。批判的なレビューは面白くて痛快なものが多々あっても、好意的なレビューで心に響くレビューはなかなか存在しなかったのが実情でしたね。

  16. 大変ご無沙汰しております。
    エロゲレビューをされていたころにお邪魔していた者です。

    15年間、お疲れ様でした。
    浅生さんのレビューは毎回おもしろくて、とても楽しみにしていました。
    私自身、エロゲからは遠ざかっていたのですが、elfが潰れ、ランスシリーズが完結を控え、こうして和姦レビューサイトの巨匠が更新を終了するとなると、「エロゲの歴史がまたひとつ終わっていくな」と、しみじみした気分になります。

    と思っていたら、ちゃっかりエロゲのレビューが更新されてましたね。「円交少女2」のレビュー拝読しました。
    あいかわらずの切れ味鋭い文章で、最後までニヤニヤしながら読ませていただきました。枕営業で成り上がろうとするアイドルは面白いですね。それだけに、オチに不満があるという意見には同意します。
    あと、浅生さんってわりと腹黒いキャラお好きですよね(笑)
    昔のレビューでも、Favoriteに悪女をちらほらと挙げていた記憶があります。

    今後は「Rance X 」のレビューも楽しみにしています。性欲が枯れた私としては、もはやRance X よりも浅生さんのレビューの方が楽しみです。
    また、プライベートで大きな変化がおありとのことですが、健康にはくれぐれもご留意ください。
    浅生さんの更なるご活躍をお祈りいたします。

    ※追記
    差し出がましいですが、もし東京でオフ会が予定されていたりすれば参加したいなと思います。

    • これまでなでしこやまとを応援していただき、どうもありがとうございました。

      麻埒さん、めっちゃお久しぶりですね~。いつ以来だろうと思って調べてみましたら、2010年以来でした(笑) 8年ぶりですか。今でもなでしこやまとを憶えててくれてありがとうございます。

      >エロゲの歴史がまたひとつ終わっていく
      私はelfが潰れた時点で、もう歴史を終えたような気分…。自分自身、エロゲからは身を置いていましたが、心の中では「いつか帰るべき郷土」だったんですね。そんな中、elfさんのブランド消滅という悲劇は、実家が潰れてなくなったことに等しくて。都会に出て働き始めて、でもいつか田舎に帰ろうと思っていたら、その実家がなくなっていた。これでエロゲに帰る理由が失われてしまいましたよ…。

      >(円交少女2)枕営業で成り上がろうとするアイドルは面白い
      目的のために女の身体を使うというのが正直好きなので、今度の3は女スパイをヒロインにしてくれませんかね!? 日本の政治家や官僚どもをハニートラップで籠絡して、国家機密を奪い取ってみた~い! いよいよ円交少女とは懸け離れてきますけど(笑)

      >浅生さんってわりと腹黒いキャラお好き
      どうしても腹黒呼ばわりになっちゃいますが、私が好きなのは「本音で話せる人」なんですよ。建前や上辺だけで本心を偽ろうとする相手より、例え薄汚い本性があろうと、本心を露わにしてくれる人が好き。だから、別に腹が黒い必要はないんですが、基本そういうタイプは腹黒ですよね(笑)

      >もし東京でオフ会が予定されていたりすれば参加したい
      ありがとうございます! こちらは大歓迎ですよ~! オフ会メンバーはLINEでやりとりしていますので、一度私宛にLINE IDを添えてメールを送っていただけると助かります(LINEをされてない場合は、その旨をお知らせください)。そこで承認できれば、次の8月のコミケに合わせたオフ会に参加していただくことができるはずです。よろしくお願いします!

ABOUTこの記事をかいた人

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。