残響のテロル第7話「DEUCE」雑感

ハイヴって15歳なんだ!? 天空に舞う蒼き風の人と1歳しか違わないじゃないですか!

空港ロビーを舞台にしたはた迷惑な人間チェス対決。ハイヴに弄ばれるがままのナインも実はしっかり手は打っていた。リサを使った陽動で注意を引きつつ、ツエルブがモニターのライブ映像を5分前の録画映像に切り替えるというトリック。その僅かな時間差でハイヴを出し抜くと、彼女の居場所を突き止めホールドアップ。この勝負、ナインに軍配が上がりました。

しかし、ハイヴも抜け目ない。リサがナイン・ツエルブの仲間だと看破した上で身柄を確保し、飛行機内に設置した爆弾と一緒に閉じ込めてしまう。爆弾とリサを積んだジャンボジェット機が刻々と迫り来る危機。中にいるリサを助け出した上で、その進路をそらさなくてはならない。

結果的には、間一髪リサを救出して爆破被害も一般客を巻き込まずに済んだのですが、旅客機1機をマジで爆破ってちょっと洒落にならない大事件ですよ…。ハイヴはその責任をスピンクスに被せるつもりだったんでしょうが、柴崎に企みが全部バレてしまったわけですし、いくらFBIといえどここまでの罪は揉み消せないのでは? 深刻な日米問題に発展してしまう~。

その柴崎さんですが、ハイヴ登場後はすっかり格下感が漂ってしまって寂しい…。せっかく羽田空港に駆けつけたというのに、空港内を当てもなく右往左往していただけですもんね。

最後、管制塔に乗り込んだ見せ場があったとはいえ、それもナインの指示に従っただけ。自分が追っているテロリストの走狗に成り下がるとは屈辱的な扱いだわ。柴崎さんをこのまま雑魚キャラに降格させるのはやめて~。

スピンクスのナインとツエルブもねぇ、ハイヴにテロリストのお株を奪われてから、なんだかキャラ迷走気味。いつの間にテロを阻止する側に回っちゃったの? 既にテロという悪事に手を染めている彼らが、半端に正義を気取られても困る。リサを助けようとしたことにも私は理解しかねますよ。元々は殺して始末するはずだった彼女を、リスクを冒してわざわざ助ける意味って何? 可愛くて情が移ったから?

ハイヴとリサがストーリーに絡み始めてから、少しずつ調子が狂い始めた感はありますねー。2人ともキャラとしてはすごく魅力的で、好きなタイプですけど、今のところ物語においてはマイナスの作用しかもたらしていない…。正直、こういうシリアスなドラマだと女は邪魔になりがち。ああ、スピンクスと柴崎の熾烈なバトルが懐かしい。

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  1. 残響のテロル フジ(8/21)#07

    第7話 DEUCE ハイヴの仕掛けた爆弾を止めるためにチェスの挑戦を 受けるナインとツエルブ。柴崎たちも羽田空港に到着して不思議なメッセージを見る。メッセージは警察の指示だと聞…

  1. テロリスト2人組が急にいい人になっちゃったのは違和感ありありですが、この辺は2人のテロの目的も生い立ちもほとんどわからないのが問題な気がしますね。

    元々無駄な犠牲は出したくないという姿勢自体はあった訳ですけど、それならそれで1話でリサを殺すなんて言わなきゃ良かったような。

    どうでもいいですが、ハイヴの声優さんって新ハンターのゴンとか白雪ひめの中の人だったんですね。英語のペラペラっぷりにびっくりしました。最近の若い声優さんって異常にスペック高かったりしますよね・・・。

    • テロを行っても犠牲者は出さない美学なのか、理想のためには犠牲やむなしという信念なのか、スタンスが明確でない気がします。私は別にどっち派でもいいと思うんですよ。ただ、そのどちらでもない中途半端な立ち位置なのが一番困る。

      最初は犠牲やむなしだったのが、段々考え方が変わってきて……という変遷もありですが、残響のテロルはその心境の変化が感じられるシーンもありませんし。

      >ハイヴの声優さんって新ハンターのゴンとか白雪ひめの中の人だった
      ばらかもんのあっきーも潘めぐみさんだったりしますし、幅広い年齢層の男女を演じ分けることのできる稀有な才能の持ち主ですよね。これだけ実力派でありながら、お母さんが声優だったために未だ親の七光り的扱いをされがちなのが可哀想(笑)

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。