残響のテロル第5話「HIDE & SEEK」雑感

「ブドウの木を植えた天使様。FEZ5889の罰に処す。執行された場所はど~こだ?」

「ブドウの木を植えた天使様」とは、エデンの園にブドウの木を植え神の怒りを買った、赤い蛇の異名を持つ天使サマエルのこと。「FEZ5889」は警察の捜査資料ナンバーで、日射病になるまで生徒を走らせ続けた高校の体罰事件を示したもの。この「赤い蛇」「走らされる」という2つのキーワードから、柴崎は赤いカラーリングが施されている“首都新宿線”を割り出した

柴崎は更に、これまでの一連の爆破テロの標的から1つの関連性を見出す。東京都庁の都知事、六本木警察署の警察署長、白髭神社隣のビルオーナーである元内閣官房長官、首都新宿線を経営する私営団体のトップ、それらは全員“新進平和塾”なる財団法人のセミナー参加者。スピンクスの真なる目的は、この新進平和塾に関係したものなのか

スピンクスとしてはむしろその事実を気付かせるために、挑発的なテロ活動を繰り返していた模様。ゆえに、爆破テロでも大量の犠牲者を出すことは本意ではなく、被害者を出さないよう細心の注意を払ってきた。こういった「犠牲者を出したくない」という犯罪者として半端な甘さは、往々にして計画の破綻に繋がってしまうものですが…。

その懸念は早くも的中。警察サイドは、今回の爆破予告に対して敢えて“傍観”という大胆な措置に出る。発見されることを見越した上での威嚇だったはずが、このままでは多数の犠牲者が出てしまう事態に焦りを隠せないスピンクス。仕方なく、自ら仕掛けた爆弾の解除へと向かう。テロ犯が爆破被害を防ぎ、警察がそれを邪魔するという奇妙なあべこべ関係に

駅構内でパニックを起こして、なんとか被害を最小限に留めたナインでしたが、今回彼の行動は徹頭徹尾読み切られていました。スピンクスを初めて手玉に取ったその人物こそ、アメリカ政府より派遣されたハイヴという名の謎の女

彼女の存在は公式サイトを拝見したときに既に知っていたのですが、私は柴崎が謀殺されたあと、次なるライバルとして彼女が海外から招聘されるものだと思っていました。要するに、柴崎がLだとすれば、ハイヴはニア的なポジションだと。

しかし、柴崎は未だ健在ですので、これから先はLとニアを同時に迎え撃たなくてはならないような状況。さすがのキラ(九重新)と言えど、これは厳しいんじゃないでしょうか? 一転してスピンクス側が窮地に追い込まれてしまった感じ。せめて三島リサが弥海砂並みの戦力になってくれればいいんですが……彼女は何かの役に立つのかなぁ(笑)

リサの印象は第5話でガラッと変わって、急にチャーミングになりましたね。単なる根暗女子ってわけでもないみたいで、意外と図々しい性格が気に入りました(笑) ドジッ子だったり、料理下手だったり、ぬいぐるみ抱いて寝ていたり、ちょいちょいあざとい萌えを狙ってくるのは気になるものの、種﨑敦美さんの破壊的にカワイイ声がマッチしているので全然許せます!

とはいえ、今のところ私が一番萌えるキャラは柴崎なんですけど(真剣)。クールの中に情熱を宿しているような、こういう雰囲気のオッサンに憧れるぅ~。警察資料をチェックしていたときのメガネ姿は最高!! 時たまメガネ属性まで持っていたとは。

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