残響のテロル第3話「SEARCH & DESTROY」雑感

15年前、不審死した議員秘書に絡む陰謀を追い、捜査の手を派閥の領袖にまで伸ばした芝崎。しかし、その領袖が警察庁出身であったことから、彼は文書課へと飛ばされてしまう。敏腕でありながら窓際に配属された経緯には、こんな事情があったんですね。ついでに、彼は広島出身で被曝2世らしい。長髪・髭・被爆者の子供……まさか全聾設定はないよね?

スピンクスのライバルとしてキャラを立たせるためか、3話は芝崎がフォーカスされた回。この芝崎が期待を裏切らない格好良さを見せ付けてくれたので、思わず今回は警察側を応援してしまいました(本来警察を応援するのが当たり前ですが)。九重&久見の子供組と倉橋&芝崎のオッサン組だと、オッサン側に肩入れしがちな自分

「なぞなぞ解いた神様の、住まいの隣にあるビルなぁ~に?」

スピンクスから出題された第3問。“神様の住まい”はスピンクス2号(ツエルブ)が動画中に柏手(かしわで)をしていたことから神社であると推察。“なぞなぞ解いた神様”は前回の問題の答えであったオイディプスが有力で、「足を棒にして」というヒントらしき発言からも、生涯足を引きずって歩いていたオイディプスを連想させる。

しかし、オイディプスは厳密には神様ではありませんし、オイディプスを祀る神社も当然存在しません。そこで芝崎はオイディプスの母イオカステの祖先が龍の化身であったことに着目し、オイディプスと同様、足を引きずり彷徨った伝説の残る日本の蛇神アラハバキの存在に辿り着いた

「アラハバキ…? そうか!! アキハバラにある神田明神のことか!!」と頭が残念な私は豪快に早とちりしましたが、秋葉原とはまったく関係なく、芝崎は都内でアラハバキ神を祀っている葛飾区の白髭神社を特定。その神社の隣にある廃墟ビルに爆弾処理班を突入させ、見事爆破前に爆弾を発見した。

前回は拙い捜査で右往左往していた警察サイドでしたが、今回は切れ者の芝崎を陣頭に立たせたことにより、テロを未然に阻止することに成功。警察が一方的にテロ犯に弄ばれるだけの無能であってはつまらないので、こうやって一矢報いてくれたのは良かったです。ただ、今回の犯行は敢えてスピンクス側が発見されるよう仕向けた節もありますので、本当の意味で一矢報いるのはこれからということになりますね。

Ustreamを介して警察が犯人とコンタクトを取り、両者の対決の構図を鮮明にさせたのは、かつてのDEATH NOTEを彷彿とさせる展開で、すごくテンションが上がりました。やはり警察に挑戦状を叩きつける劇場型犯罪であれば、キラとLのような天才と天才がしのぎを削る高度な頭脳戦でなければ面白くない。プライドを賭けた戦いがどのような決着を見るのか、目が離せません。

そして、この対決の構図の中に三島リサはどう絡んでくるのか? 今のところ存在価値が全然感じられませんからねぇ…。今週はまともなセリフすらなし。せっかく種﨑敦美さんを起用しているんですから、その可愛らしい声を聞かせてよ~

【Amazon.co.jp限定】残響のテロル 1(オリジナルステッカー付き)【完全生産限定版】 [Blu-ray]

販売元:アニプレックス( 2014-09-24 )

定価:

時間:48 分

2 枚組 ( Blu-ray )


この記事のトラックバックURL
  1. 残響のテロル フジ(7/23)#03

    第3話 SEARCHDESTROY あんた、リサは共犯者だけど仲間じゃない。柴崎が倉橋部長の呼びかけで捜査一課に復帰する。 NBC対策車が出動していたと話すナイン。青森の核燃料再処理施設からプ…

ABOUTこの記事をかいた人

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。