人類は衰退しました第3話「妖精さんたちの、さぶかる」雑感

古代の複写機とMOの発掘によって、失われたかつての漫画文化が復古した漫画ルネッサンス。同性愛を是とする刺激的な内容は乙女たちの心を掴み、爆発的に愛好家の数を増やしていく。類する書籍が他からも次々上梓されるようになると、それが派閥(サークル)となって裾野を広げた。やがて、刊行物の流通形態は変遷を遂げ、大規模な会場にて集客する同類誌頒布会の開催へと至る。

大正期の文芸同人誌から現在のコミケまで、日本の同人漫画文化の興隆をコミカルに描いていたのが上手い。日々の営みが困窮しようとも、サブカル文化だけは根強く生き残っていくという未来も暗示していて、大変深みのあるお話でしたね。人類死すともオタクは死なず。

ただし、面白いか面白くないかでいうとびみょーー。こうやって腐女子を面白可笑しく取り上げればそれなりにウケはいいんでしょうけど、随分安直な方向に走っちゃったなぁという残念感。腐女子ネタって、笑いとしては単純すぎやしません?

これが普通のギャグアニメなら私も無粋は申しませんけど、人類は衰退しましたは有り体のお約束から一歩先に進んで欲しい気持ちがありますんでね…。まぁ、今回はあくまで導入部分なんで、次回以降どうやって“違い”を見せてくれるかに期待したいです。

それでは最後に、第3話最大の不満点を感情のままに叫ばせていただきたいと思います。こほん。

くぉらぁぁあーー!! 妖精さんがちっっっとも出てこないじゃないか!!! いい加減にしろおおおぉっっ!!!

腐女子どうこうじゃなく、妖精さんが出てこなかったからつまんないっっ!! よもや3話めにして妖精さんの消息がぱったり途絶えるとは思わなかったですよ!! 工場とかコミケとかどーーでもいい! そんな話はあとでいくらでもやればいい!! まずは妖精さんの話からやらんかぁぁーーーーい!!! ぜえぜえ…。

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4 Responses so far.

  1. 凪 蒼真 より:

    今回は妖精さんイラストでしか出てきませんでしたからねぇ。
    しかも内容が、だからどした?的な話で全くと言っていいほどどうでも良かった為、ちょっと萎えてしまいましたねぇ。
    まあ、人類はああ言う事にはたくましいってのは理解出来るんですが・・・もっとこう妖精さんが絡んでこないと、ただの殺伐としたものになってしまいますよねぇ・・・。
    続き方からすると、妖背さんの仕業っぽい感じもしなくないんで、次回に期待でしょうかね。

  2.  凪 蒼真さん
    未来からドラえもんがやってきたというのに、のび太の学校生活や空き地で遊んだエピソードを聞かされている気分。そんなことより、まずは家にいるドラえもんが何者なのか説明しろって普通思うでしょー! こんな不思議な猫型ロボットを大胆にスルーしないで欲しい。ましてや3話目でドラえもんが出てこないなんてあり得ないっ!!

    OPでの妖精ダンスに癒されているのも限界です…。早く本編での妖精さんの出番を増やしてください。

  3. イノウエ より:

    今回の話も原作では4~6巻くらいに収録されていたものですね。(読んだのが大分前なのでうろ覚えで申し訳ないです)
    最初の2話のセレクトはインパクト重視ということでまあ悪くはなかったかなと思うのですが、3~4話にこれが来きたことを考えるとなんだか普段からアニメを見ている人たちへのウケの良さを狙っているんだろうな、というのが透けて見えるような気がします。

  4.  イノウエさん
    また4巻以降の話ですか…。さもありなん。どう考えても序盤でするような話じゃないですよね。里の日常を描かぬうちに非日常を見せられたり、世界観がハッキリしないうちに別世界に飛ばされたりしても意味がない。工場の話は5話ぐらい、今回のコミケ話は本来9話ぐらいでやるべきエピソードだと思います。

    原作はどういう導入なのか気になりますよ。ちゃんと先に世界観を伝えてくれるエピソードだと思うんですけど。