シン・ゴジラ映画評(ネタバレ)

まず始めに、私はゴジラを観たのはハリウッド版だけで、日本のゴジラは観たことがなかったです。この手の大掛かりなディザスタームービーは、どうひっくり返ってもハリウッドに敵いっこない、日本のショボいCGで観る価値はないという先入観がありましたので…。シン・ゴジラも庵野監督が手掛けているとはいえ、それほど興味はありませんでした。それが公開後絶賛の嵐だったので、慌ててIMAXで観てきましたよ。完全に評判に釣られての流行後追いです。

中身は想像以上にエヴァンゲリオンでした。庵野監督お馴染みの明朝体テロップ多用を始め、セリフ回し、カット割り、随所にエヴァらしさが出ていてファンとしてはにんまり。音楽も堂々とエヴァのを使い回していましたし(笑)

初見では把握しきれない膨大な情報量で、二度三度と繰り返し観て理解を深めたくなるところもエヴァ同様。小難しい官僚用語を含む長セリフを、終始てーきゅうの如き早口でまくしてられるのは印象的だったなー。5分アニメだからこそ許された早口が、120分も続くからもう大変!

シン・ゴジラを一言で表現するなら、エヴァンゲリオンのいないエヴァンゲリオン。この感覚、実際観た人なら絶対わかってもらえるはず(笑) ゴジラの脅威はまさに使徒そのもので、対抗できうる存在はエヴァしかいないのに、その肝心のエヴァがいつまで経っても出てきやしない! 汎用人型決戦兵器なしで使徒と戦わなくてはならない無理ゲー感が、とてもスリリングなものでした。

特務機関NERVも存在しない世界において、日本の命運は政府閣僚たちに委ねられます。でも、こういう映画に出てくる日本の政治家や官僚って、例外なく無能じゃないですか? 有事においても平時の慣習に囚われて何ら有効な対応策を打ち出せず、責任の矢面に立たされることを怖がり、我が身可愛さで国民の安全など二の次という老害ばかり。ところが、シン・ゴジラに出てくる政治家・官僚は、そんな紋切り型の無能キャラではなかったのが、すごく新鮮で!

いちいち手順に時間を要する日本のガチガチの法体制の中で意志決定が円滑に進まず、初動対応で遅れを取る失策はありましたけど、それでも総理大臣を始めとした各閣僚は、日本国が直面した未曾有の危機を乗り切るため、全力で事態収拾に当たろうとする必死さは伝わってきました。総理も最初は決断の鈍い頼りない人物かと思いきや、災害緊急事態の布告、自衛隊の防衛出動、武力行使の容認、兵器無制限使用許可と、自らの立場を危うくすることも覚悟の上で難しい決断を即座に踏み切るなど、決して優柔不断な無能ではなかった。都民を差し置いて自分だけ逃げることはできないという発言にも感動しました。

主人公の矢口蘭堂も、綺麗事と青臭い理想をがなり立てるだけのよくあるタイプではなく、若くして内閣官房副長官を務めていることに説得力がある優秀さ。赤坂秀樹、泉修一と、矢口に協力してくれる人たちもみんな切れ者でしたし、政治家や官僚は元来とても有能でカッコイイ存在なんだというのが伝わってきましたね~。こんな頼れる政治家ばかりなら、喜んで血税を差し出すのに(笑) 消費税10%もどんとこい!

加えて、自衛隊の格好良さが半端なかったです。私は戦争兵器に胸を躍らせる少年心は皆無であるはずなんですが、ゴジラに向かって戦闘機が出撃したときの沸き上がる高揚感はなんなんでしょう。堤防に居並ぶ戦車が集中砲火を喰らわしたところなど、本当に迫力があって震えました。やっぱり自衛隊って大事だわ!

自分の中で少し意外だったのは、終始人間側の視点に立ちながら映画を観ていたこと。映画を鑑賞する前は、ゴジラ側の視点で楽しむ映画だと思っていたんですよ。めちゃくちゃに暴れ回るゴジラによって、高層ビル群は薙ぎ倒され、辺り一面火の海に包まれる首都東京。フィクションならではの破壊行為に爽快感を味わう映画なのかなぁって(別に東京が嫌いなわけじゃないですよ)。

でもそれがまるっきり逆で、東京の街並みがゴジラに蹂躙され行く様はただただ恐怖で、途中からは「もうやめてくれ…もうやめてくれ…」という悲痛な面持ちで見守っていました。それだけ映像にリアリティがあったのと、立ち向かう日本人側に共感が持てたからなんですが、やはり震災という生々しい記憶が今も刻まれているせいかもしれませんね。ゴジラがもたらす無慈悲な厄災は、確実に3.11の悪夢を呼び起こすメタファーでしたから…。

しかし、そんな絶望的な状況に対しても、へこたれず立ち向かおうとする日本人の力強さに胸が熱くなる。“ニッポン対ゴジラ”のキャッチフレーズの通り、この映画は日本とゴジラの戦いの構図でしたが、日本人は徹底的に集団として描かれ、主人公でさえもキャラの掘り下げはほとんど行われなかったのが大胆且つ斬新。日本人の集団としての強みを描く上で、個々の内情やドラマ、恋愛要素は無用だと判断されたのでしょうか。

苦心の末なんとかゴジラをやっつけたあとも、「ブラボー!」とみんなで勝利の歓喜を分かち合うハリウッドお決まりのエンディングではなく、「終わった…良かった…」という疲労感と安堵感に包まれて終わっていたのが、また日本らしい(笑) 首都崩壊という壊滅的ダメージを受け、日本が被った経済的損失は天文学的。これから日本の復興を目指すのはある意味ゴジラを倒すよりも困難な道ですが、「スクラップ&ビルドで日本は成長してきた」というセリフで最後に希望を指し示していたことに、グッと込み上げるものが。これもまた日本人の強さですよね~。

サイエンスフィクションの体裁を保ちながら、ポリティカルフィクションとしても楽しめたシン・ゴジラは、各所で絶賛されるのも納得の面白さ。ゴジラはほぼサキエルで、ヤシオリ作戦はほぼヤシマ作戦で、初期エヴァの面白さがふんだんに詰まったエンターテインメント作品なんですから、こんなの面白いに決まっている! このままシン・ゴジラ:破 シン・ゴジラ:Qとシリーズを続けていきましょう! シン・ゴジラ:||はいつ完成するかわかんないですけど!

なお、個人的に最も燃える展開だったのが、“無人在来線爆弾”が投入された瞬間(笑) このダサさとロマンが目一杯詰まった日本の最終兵器のインパクトと来たら! 多国籍軍がゴジラに有効なのは熱核攻撃しかないと使用を強行する中、「在来線に爆弾積んでぶつけようぜ!」という発想が奇想天外すぎますよ~。連日徹夜会議での深夜テンションで生まれた作戦だったに違いない。

シン・ゴジラ音楽集 / 鷺巣詩郎 / CD ( Music )

キングレコード( 2016-07-30 )

定価:¥ 3,240 ( 中古価格 ¥ 2,450 より )


10 Responses so far.

  1. イノウエ より:

    本当に素晴らしい作品でしたね。
    「エヴァンゲリオンが出ないエヴァンゲリオン」、まったく同じ感想を抱きました(笑)

    また、従来のゴジラ作品に馴染んでいたからこそびっくりさせられたような点が多かったですね。
    まずなにより、あの初上陸シーンですよ。あれを事前情報無しに予測するなんて「ゴジラ」を少しでも知っている人には絶対不可能、あの不気味な見た目の巨大不明生物が姿を現した瞬間は動揺を隠せませんでしたし、また絶望的なBGMと共に街並みをまさに死んだ魚の目で黙々と破壊していく様子は純粋に恐ろしくて、本当にもう鳥肌が立ちました。
    まさに油断を突かれたというか、庵野監督から「なめんなよ」という先制攻撃を受けたというか……。

    >>途中からは「もうやめてくれ…もうやめてくれ…」という悲痛な面持ちで見守っていました。
    このお気持ち、本当によくわかります……。
    熱線のシーンも、最初の火炎は「おー初代リスペクトかー。頑張れニッポン」ぐらいの気持ちで見ていたのですが、続いて「ガパッ、キィィン、ビーッ――――」になってからはもう「あ゛あ゛あ゛も゛う゛や゛た゛あ゛あ゛あ゛!」といった感じでした。
    希望の後半パートに転じる前の、絶望の後半パートのラストとして、まさに視聴者と登場人物たちの絶望が極められた最高のシーンだったと思います。
    (ていうか完全に巨○兵ですよね、あれ)

    • ゴジラ第1形態には意表を突かれました。敢えて我々が認識するゴジラとは異なる形状で登場させたのは、素晴らしいアイディアだったと思いますよ(情報を隠していたのもグッジョブ)。おかげで「え、何この気持ち悪いの!?」という巨大不明生物へのパニック感を共有できたのですから。もしあれが最初からゴジラのカタチをしていたら、正体が明らかになる前から「うおー! ゴジラが来たー!」と思っちゃいますしね(笑)

      凶悪さでいえば、進化後のゴジラでしたけど、進化前は進化前で見た目の生理的な気持ち悪さがあり、私も同様に鳥肌が立ちました。あれは間違いなく使徒だったなぁ。

      >絶望の後半パートのラストとして、まさに視聴者と登場人物たちの絶望が極められた最高のシーン
      あそこで心折れますよね(笑) 自衛隊がゴジラの進行を食い止める辺りは、まだ迫力あるバトルに心躍っていましたけど、頼みの米軍が撃墜されて、都心のど真ん中で放射線を撒き散らし始めると、「やめてー! もう許してー! ギブアーッップ!!」と泣き叫びたくなりました。あの絶望感は本当に尋常じゃない…。

  2. M・O より:

    公開初日に行ってきました。

    私は、幼少の頃からゴジラがなんとなく好きで、平成ゴジラシリーズはほとんど見ました。
    そして、アメリカ版「GODZILLA(1998年)」を見て、大いにガッカリして、その後、なんとなく興味がなくなり、ミレニアムシリーズはほとんど見ていませんでした。
    それが、アメリカ版「GODZILLA(2014年)」を見て、ゴジラへの興味が復活しましたww

    そんな状態で迎えた「シン・ゴジラ」

    私は予てより、「ゴジラは他の怪獣と戦わないで欲しい」と思っていました。
    戦うなら人類だろうと思います。
    題名に対戦相手が記載されていないので、今回のゴジラは、私の思いを実現してくれると期待して、鑑賞開始。

    しかし、冒頭から不気味なゴジラではない怪獣が出現したことで、半端ないガッカリ感を味わいました。

    「またか」と。

    私が見たいのは、「正義の味方のゴジラ」ではなく「恐怖の象徴としてのゴジラ」です。
    ところが、物語が進むにつれて、私の気持ちは大きく変化しました!!

    「シン・ゴジラ、怖すぎますよwwwあんなの来たら、絶望しかないOTZ」

    非常に良い意味で、期待を裏切ってくれて、最高の作品でした。
    まさかゴジラになる過程が見れるとは、夢にも思いませんでしたよww

    また、ゴジラがビームのような放射能火炎を吐いた時は、感動を通り越して、絶望を感じました。
    最初、火炎を吐き始めて、広範囲が大火災に。
    これだけでもかなりの「東京終わった感」満載でしたが、今度は収束してビームになり、さらに被害が拡大、そして、背ビレからは拡散ビームを出す始末。
    多芸なゴジラさんに感動した反面、「もうやめてくれ。悲惨すぎる」と思い、物語内の東京の惨状に絶望しました。

    そして、私が最も見たかった人類(自衛隊)vsゴジラの総力戦を見れて、非常に良かった。
    ラストバトルは最高に燃えました!!

    • 私が最初に観たゴジラはアメリカ版「GODZILLA(1998年)」だったので、自分の中ではあれが元祖ゴジラなんですが(笑)

      それはさておき、ゴジラが人類にとっての恐怖の象徴であって欲しいというのは、シリーズを知らない私でもそう思います。ゴジラが人類の見方をしていた時代があること自体、ピンと来ません。怪獣同士の戦いなんか見せられても、ただただ迷惑なだけで全然面白くなさそう~。シン・ゴジラは死ぬほど面白かったですけど、次回作がシン・ゴジラVSシン・キングギドラとかだったら躊躇しますもん(笑)

      >冒頭から不気味なゴジラではない怪獣が出現したことで、半端ないガッカリ感を味わいました
      従来のゴジラシリーズを知っている人だと、あれが「ゴジラの敵なのでは」という誤解を招いていたのですか。私が感じた“未知の怪物への恐怖感”だけでなく、そういう意味でった騙し要素も含んでいたなら、あの第1形態ゴジラには相当な策略が込められていたということになりますね。すごい。

      >ゴジラがビームのような放射能火炎を吐いた時は、感動を通り越して、絶望を感じました
      都心で好き放題暴れ回るゴジラ。みるみるうちに上昇していく被害総額カウンターの数値に頭痛が止まらなかったですけど、ゴジラが拡散ビームで辺りを一面焼き尽くして、更に放射能まで撒き散した時点で、被害総額カウンターはカンスト! その瞬間、「あ、日本終わった…」という絶望感が半端じゃなかったですね。

      >私が最も見たかった人類(自衛隊)vsゴジラの総力戦を見れて、非常に良かった
      感想を書き終わったあと、岡田斗司夫さんのシン・ゴジラ評をYoutubeで拝見したのですが、自衛隊の強さが正確に描かれていたから、それを上回るゴジラの強さを実感できたと語っていて、なるほどなと思いました。

      ゴジラのような怪獣に戦闘機如きが太刀打ちできないのは特撮界の常識だと思いますが、シン・ゴジラに出てくる自衛隊は怒濤の猛爆撃を見せ、“これぞ日本の総力”という凄みを見せつけていたこそ、それがまるで通用しないところに強い絶望感が演出されていました。

      他にも岡田斗司夫さんの見方はどれも目から鱗なものばかりで、やっぱりプロの視点は違うわ~と尊敬しきり。女癖は最低だけどね!

  3. smat より:

    ゴジラシリーズは昭和で一時期正義のヒーローゴジラとなっていたんですよね。

    平成ゴジラシリーズは最強の怪獣ゴジラと毎回出てくるゲスト怪獣の闘いに頭を悩ませながら、何とか双方を撃退しようとする話なんですよね。

    基本的にはゴジラシリーズは暴れまわるゴジラに何とかして お眠りいただくシリーズなので、無能な政治家とか出して仲間割れしてる暇は無いんですよね。皆で一致団結してそれでも敵わないからゴジラの恐ろしさが描けるわけで、仲間割れしつつ最後は倒せたぞ!だとそれは描きたいものがゴジラの恐ろしさじゃなくて、一致団結の素晴らしさでしか無いですから。

    • ハリウッド版GODZILLAも、エメリッヒ作は面白かったですが(ほとんど憶えていないけど)、武藤さんとの戦いが主だったエドワーズGODZILLAは私にはまったく響かなかったです。怪獣同士の戦いは心底どうでもいい。余所(地球外)でやってくれと。進撃の巨人だって、巨人同士の戦いより、巨人対人間の戦いの方が面白いし!

      >無能な政治家とか出して仲間割れしてる暇は無い
      でも、主人公だけが有能で、その上司たちは無能ってパターン多いじゃないですか(エメリッヒGODZILLAもそんなだったような)。みんながカッコイイって思える作品はなかなか見ないなぁと。

      ちなみに、日本版ゴジラの過去作が気になって、前作に当たる「ゴジラ FINAL WARS」の予告も見てみましたが、シン・ゴジラに勝るとも劣らない衝撃でしたね(笑) 間が10年以上空いているとはいえ、よくこの作品の次回作でシン・ゴジラが生まれたもんだ…。

  4. 堕落人 より:

    人対ゴジラというのが元々のゴジラの始まりですし、その真髄に迫ったシン・ゴジラが素晴らしい作品であることに異議はありません。
    ですが、怪獣同士の戦いを描いたシリーズがゴジラの人気を支えたのも事実ですし、人対怪獣にはない魅力も間違いなくあるんです。
    浅生さんの主観なのは重々承知してはいるのですが、そこを「心底どうでもいい」と切って捨てないでは欲しいなぁ、と勝手ながら思っています。巨人同士の戦いにロマンを感じる人種もいるんですよ!(笑

    >ゴジラ FINAL WARS
    あの作品はゴジラの一応の最終作として作られたようですが、人間同士の戦いが多かったり、怪獣がワイヤーアクションではっちゃけた動きをしたりと、シリーズ内でも恐らく異色の作品となっています(笑。あまりに衝撃過ぎたため、評判がかなり悪かった覚えがありますね…(私は大好きなんですが)。

    • す、すいません!(笑) 怪獣VS怪獣が嫌というよりは、怪獣VS怪獣が地球で戦うことに抵抗がある感じでして…。ハ○ネスチャージプ○キュアで、ブルーとレッドが争っていたとき、「お前ら、どっちも地球から出ていけ!」と文句言いたかったように、関係ない奴ら同士が地球でケンカし始めると、どっちも応援できない! そういう意味では、ウルトラマンでさえも私には迷惑な存在だといえるかも?

      >(ゴジラ FINAL WARS)シリーズ内でも恐らく異色の作品
      完全にゴジラのイメージを逸脱していたのでびっくりしました。TOKIO松岡さんのダサ……奇抜な格好はテラフォーマーズかと。

      大量の怪物が一斉に地球でケンカを始めるなんて、私にとっては悪夢のような映画ですが、この戦いがどのような結末を迎えるかはかなり気になる(笑) 全員相討ちで同時に死んでくれるのが理想ですけど…。

  5. 骨矢 より:

    初めて初代ゴジラの系統の続編が作られたという感じでしたね
    というよりもシンゴジラ自体が初代を現代風にリメイクしたみたいな

    それでいて、しっかりと独自のテイストを作るのは庵野監督らしいですよね
    「日本はスクラップ&ビルドでやってきた」
    この台詞なんか特に、ロボットアニメの基本をブチ壊した庵野監督ならではと思いました
    日本のエンタメって、ある意味規定をぶち壊して新しい基盤を作ったときが一番盛り上がりますし

    ゴジラシリーズに興味をもたれたのなら、とりあえず初代をおすすめします
    ガメラと共に全シリーズ見た私はいまだに初代ゴジラが最も色あせません
    昔ならではの古臭さや荒がありますが、情熱はこちらにも負けていません
    あとシリーズ全体をおおざっぱに把握するのなら
    https://www.youtube.com/watch?v=D37AsFWW9_4
    この方のレビューがわかりやすいのでおすすめです

    • なるほど。スクラップ&ビルドは日本だけでなく、庵野作品にも当てはまる文言だと言えそうですね。人気低迷で一度シリーズ終了したゴジラを、見事に再生した手腕は讃えられるべき。普通、シリーズの流れをリセットしちゃうと、旧来のファンからは不評をかったりもしますが、シン・ゴジラは旧来のゴジラファンからも評価が高いのが異例な部分といえるかも。

      庵野テイストを存分に出してくれていたのは嬉しさでしたが、同時に庵野さんが持つ最大の欠点、“物語を完結させられない”という悪癖がシン・ゴジラには当てはまらなかったのも嬉しさ。その気になれば、ちゃんと1つの映画で綺麗にまとめられるんですね!(続編を匂わせる謎は残しつつも)

      >(ゴジラシリーズ)この方のレビューがわかりやすいのでおすすめ
      拝見させてもらいました。初代は確かにチープさはありますが、白黒という点も加味されて、そのおどろおどろしさはシン・ゴジラに引けを取らないですね。こういうゴジラなら見てみたい。

      今見ても名作臭漂う初代ゴジラに比べて、2作目はどうしてこんなに急にB級映画臭くなったんでしょう(笑) やっぱり怪獣VS怪獣のバトルって興味出てこないなぁ。

      追伸:文面にURLが入っていたせいか、骨矢さんの書き込みが承認待ちのまま放置されてしまっていたようです。気付くのが遅くなり、申し訳ありませんでした。