サーバント×サービス総括

コラムにて長谷部の魅力については一通り語りましたので、前回割愛した部分、女性陣の魅力についてご紹介させていただきたいです。

山神ルーシー(略)は、ルーシー貴美子明江愛里史織倫弥由保知帆子彩乃……とDEATH NOTEで裁くのが不可能なほど延々続く長い名前が特徴の主人公。

初期の頃は作者が彼女のキャラを固めきっていなかったせいか、今と全然キャラが違ったりします(特に原作は)。最初はもっとキツめの性格で言葉遣いも荒かったのですが、そういった養分は千早さんと三好さんに吸い取られてしまい、残ったのはアホの子設定のみ(笑) すっかり小動物的な愛くるしい主人公になっていました。

両手でカップ数を数えなくてはならないほどの爆乳を持っているために、非常にセクハラの対象になりやすい彼女でもありますが、本人はセクハラに対する警戒心がまったく皆無であったところが実に新鮮。

これまで恋愛経験のない女性キャラは、些細なスキンシップにすら免疫がなく、=セクハラに耐性がないのが当たり前でした。ところが、ルーシーは恋愛経験なさすぎてセクハラをセクハラと認識しないレベルで、不意に手を握ってもふりほどこうとせず、ブラのサイズを聞けば普通に教えてくれ、おっぱいを枕代わりに使われても文句どころか恥じらうことすらなく受け入れてしまう。

それはセクハラに対する許容度が高いからではなく、自分がセクハラの対象になるような女だと思っていない自信のなさゆえ。だから、あらゆるセクハラもことごとくスルーできちゃうんですね。そんなピュアなところがルーシーの魅力ですし、同時にその純粋さが危うすぎて見ていてヒヤヒヤします(笑)

ルーシーと同期入社ながら4歳年上の三好さん。彼女も初期はお婆ちゃんの長話に延々相手させられるだけの不憫キャラでしかなかったですが、途中から悪意のない毒舌キャラとして、数々の無神経な発言で他人を苦しめるキャラに変貌しました(笑) 丁寧な語り口の中で時折出てくる汚い暴言が癖になりますよー。イメージとしては「人類は衰退しました」に出てきたわたしちゃんみたいな(CV同じ)。

田中譲二となんだかんだでお似合いな関係だったのも微笑ましい。堅物で真面目一路だった譲二の面倒臭い性格を、さらっとかわせるのはドライな三好さんしかいないですし、逆に三好さんの内角を抉る鋭利な毒舌に耐えきれるのは、他人の言動を意に介さずあのタフでしつこい性格の譲二しかいない。

長谷部に異様な執着を燃やして長谷部しか眼中になかった譲二が、三好さんという女性を知り視野が広がっていくことで、どのように人間性が変わっていくのかも見物です。最終回では、既に三好さんの尻に敷かれ始めていましたしね(笑) 彼が三好さんに惑溺していくことで性格がガラッと変わってくると面白い。三好さんは童貞を手解きするような感じで、少しずつ譲二をまともな男に教育してもらえれば…(笑)

福祉課の臨時職員で、実は上司の一宮と付き合っている千早さん。妹優先の一宮のために、周囲に関係を秘して愛人的な立場を受け入れている上に、彼のためにJKのコスプレまで受け入れようとする健気さ。一方で、ヘタレで女心をまったく理解できていないダメ男の一宮をキツイ言葉で詰り、しっかり教育してくれる厳しさも持ち合わせています(笑)

でも、ヘタレ男に対してぶつくさ文句言いながらも、がんがん引っ張ってリードしてくれる女性は好きですし、職場でセックス迫ったり、強引にキスをしてくるような大人の大胆さもたまらない。こういう描写があるのは、社会人キャラならではの恩恵ですよ。別に女子高生でもセックス迫ってくれて一向に構いませんが!

当初は公務員を題材にしたゆるいギャグアニメなのかと思っていたら、途中から公務員要素はほとんどお飾りとなり、三者三様のカップル模様を楽しむだけのラブコメになっていました。しかし、その方向転換が功を奏して、中盤からどんどん加速して面白くなっていったのは間違いありません。今期一番のラブコメでしたよ。

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