夏雪ランデブー第10話雑感

事態を把握できぬままでいたら、事態は最悪だった。いつの間にか自分の死というカタチで旦那と立場が入れ替わろうとしている。貸し出した肉体は返還されることなく、このまま葉月は永久に亡者として彷徨わなくてはならないのか?

旦那の真意はまだハッキリしませんが、現時点ではまんまと旦那に一杯食わされて身体を借りパクされるという笑えない状態になっていますね…。良かれと思っても、軽い気持ちで保証人にサインしたり、幽霊に身体を貸したりしたら、あとで大変なことになるよという教訓ですなー。

話がスロウリィな停滞ムードになっていた中で、旦那VS葉月の対決姿勢が出てきたのは久々の刺激でしたが、緊迫感がイマイチ盛り上がってこないのは葉月君がやけに暢気なせい。もっと旦那への怒りを露わにしてもいいと思うんですけどね~。かなりヤバイ状況なのに、変に落ち着いているんですよ。

旦那が自分の身体で六花を抱いたことを知っても、「まぁ、六花さんは俺だと思ってたから…」とポジティブ解釈。いやいや、そこはめっちゃキレていいところだと思うよ!

でも、それが葉月の短所とは言い切れない。自分の存在が虚ろになる不安よりも、身勝手な旦那に対する怒りよりも、六花の幸せを思って涙を流せるのは彼の長所。こんな心優しい人間いないですよ。

ここで旦那と幽霊葉月が口論するシーンは中村悠一さんの独り芝居でしたが、その演技力に脱帽でした。旦那が憑依してから、ちゃんと旦那の口調で雰囲気を出せる中村悠一さんはすごいと感心していましたが、こうして自分同士で口論するシーンになると更にその上手さが際立つ。声優さんのすごさを見せつけられましたね。

葉月と旦那がモメている中、どんどん蚊帳の外感が強まるヒロイン。この泥沼な状況を打開するのは六花さんの態度次第なんだから、もう少ししゃんとして欲しいな。

あなたに出会わなければ~夏雪冬花~/星屑ビーナス(期間生産限定アニメ盤) / Aimer / CD ( Music )

DefSTAR RECORDS( 2012-08-15 )

定価:¥ 1,337 ( 中古価格 ¥ 400 より )


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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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