PSYCHO-PASS第18話「水に書いた約束」雑感

無能な宜野座が珍しく機転を利かせて有能っぷりを発揮したと思ったら、ド裏目に出て狡噛を射殺しなくてはならない最悪な状況に。マニュアル人間が無理して反発すると、ろくな結果を招かないということですか。そろそろ宜野座さんにもカッコイイ場面を用意してあげていいと思うんだけどなぁ(笑)

代わりに株を上げたのは朱ちゃん。狡噛を処刑しろという局長命令で完全にテンパっていた宜野座を尻目に、先んじて狡噛をパラライザーを撃ち助け船を出した。

「犯罪係数300以下の対象には、パラライザーモードが適用されます」
「宜野座さん、そのドミネーター故障していますよ。すぐメンテナンスに出さないと」

朱ちゃんは本当に立派になりました。近年、これだけ成長が見て取れるキャラクターって稀少ですよ。「キャラ付け」のせいで、良くも悪くも第一印象からまったくイメージが変わらないキャラクターが氾濫している中で、どんどん成長を遂げていき、視聴者の見る目を変えてくれる常守朱は素晴らしいと思う。彼女が成長した姿を見せるたび、私は朱ちゃんに惹かれていく。

一命を取り留めた狡噛は、秘密裏に公安部から離れることを決意。その前に征陸の元へと訪れると、事情を総て汲んでくれた征陸は、自身が警視庁時代に利用していたセーフハウスの鍵を手渡す。

このときの狡噛は突然ネクタイを着けたり外したり、ジャケットを着たり脱いだり、シーンによってバラバラだったのが笑えます。いえ、本当は笑えないんですけど…。作画がヘタれるのはある程度仕方ありませんが、こういう初歩的な指定ミスは気をつけて欲しいですね。画面ばかりが気になって、会話が頭に入ってこないですもん。

斯くして狡噛は朱ちゃんと袂を分かち、別々の道を歩むことに。互いが己の正義を貫くのであれば、次に会うときは敵同士。この末に待っているのは悲劇の結末か。

狡噛と朱ちゃんが敵対関係になる流れは事前に予想していた範疇でしたけど、狡噛はあくまで槙島との決着を望んで公安部を飛び出しているんですよね。私はシビュラへの反発のために公安を見限ると考えていましたので、これにはチョット「ん?」という感じ。今、狡噛が槙島との決着に拘泥する必要ってあります? もはや槙島が諸悪の根源でないことは明らかでなのに、彼を始末することにどれほどの意味があるのか疑問ですよ。

それに法で裁けないなら俺が裁くという私刑理論は好きじゃなくて。法で裁けないなら、その法の根本を正すことに注力すべきですし、シビュラが機能不全になれば槙島だって普通に法で裁かれるべき犯罪者。狡噛が為すべき優先順位は、まずシビュラの打倒ではないでしょうか? その辺の理屈がわからない狡噛さんではないと思うんですけど。

★今週の常守朱★

次に狡噛と対面したとき、朱ちゃんはドミネーターの引き金を引けるのかな? まぁ、既に2回も引いているけどね! でも、今度はパラライザーではなくエリミネーターになりそうな予感…。来週も頑張れ朱ちゃん!

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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