PSYCHO-PASS第11話「聖者の晩餐」雑感

念願の武器を手に入れたことで、ここからは一方的な狩りではなく差しの決闘。激しい銃撃戦が繰り広げられた末、なんとか泉宮寺を仕留めることに成功した狡噛だが、自身も銃弾をもろに食らい重傷を負う。その隙にゆきの身柄は槙島にさらわれてしまった。応援に駆けつけた朱は、身動きの取れない狡噛の代わりに単独で犯人を追いかける

恐らく、視聴者の100人中100人は「無駄なことはやめろ!」と心の中で叫んでいたでしょうね。朱ちゃんが1人で犯人を追って逮捕できるわけがない。バイトのシフトを山田1人で回すようなもんですよ。その日のうちにワグナリアは潰れます。

案の定、逃げる槙島を追い詰めたところで何もできません。ドミネーターを構えるも、何故か執行対象外と判断されてトリガーがロックされてしまいテンパる朱。朱ちゃんもひどいけど、この鉄砲もひどいよね。もうこんなガラクタとっととゴミ箱に捨てちゃいなさいよ。現行犯に向かって発砲できないような欠陥銃はいらないです。無駄に威力ありすぎでグロいし、認証に時間かかるし、圏外だと使えないし、デカくて嵩張るし、見た目もダサイし、ホントこの武器使えない

そんな彼女を挑発するかのように槙島は手持ちの猟銃を貸し与えますが、それでも朱は引き金を引くことを躊躇してただ硬直するのみ。友達が殺されそうだっていうのに、いつまでも使えないガラクタ構えてボーッと立ち竦んでいる朱ちゃんは無能っすなぁ…。

それにしても、槙島の犯罪係数が不当に低いのはどういうからくりなのでしょうか。気を自在にコントロールできる種族だから? それとも犯罪を犯罪だと思わないような、つまり、本物のサイコパス相手だと数値が測定できないのかもしれません。あ、でも機械仕掛けのわんちゃんにはドミネーター反応していましたっけ。槙島にだけ反応しない理由はやっぱり謎。

ですが、そもそも視聴者にシビュラシステムが万能だという感覚はなかったと思うんですよ。最初から欠陥があるものと疑って見ていた人が大多数だと思うので、今更シビュラシステムが正常に働かない事態に陥っても、「やっぱりな~」という思いが強いんです。

システムに依存する人間が痛い目に合うのはお約束ですし、お色気要員が真っ先に殺されてしまうのもお約束。友人の死によって朱が絶望に陥るのも虚淵脚本的にお約束。これだけショッキングな事件が羅列された11話でありながら、総てが予定調和に感じられてしまったのはどうなんでしょうねぇ…。

気になるのは朱ちゃんの今後。目の前で惨殺された友人の死を引きずって、「もう警察やめますぅ~」「私に資格ないですぅ~」とか言い出さないか心配。ウジウジ落ち込んで泣き言喚いているのは時間の無駄なんで、その辺はさっくりカットして欲しい。むしろこの友人の死をバネにして、甘さを捨てた立派な監視官に成長してほしいですよ! 狡噛のように復讐の鬼となれ!

★今週の常守朱★

どうやら無能頂上決戦、天下一無能会の勝者は朱ちゃんだったようだね! 優勝おめでとう! 来年も頑張れ朱ちゃん!

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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