輪るピングドラム第15話「世界を救う者」雑感

実の娘を醜いとなじり、自分の意のままに身体に改造を施そうとする最悪なゆりの父親。この一連の描写は性的虐待の隠喩のようにも思えたのですが、「ゆりの身体から余分なものを取り除いて──」というセリフを考えると、やはり男性器の切除を意味しているんじゃないかと。ただし、それでは身体中に怪我を負う理由にはならないので、私もまだ確信が持てない感じ。

窓から覗くダビデ像を巨大化させた不気味なタワー。ゆりは父親が建造したそのタワーが有る限り、自分は自由になれないという。醜い自分にも分け隔てなく接してくれる唯一の友達桃香は、日記を使い“運命を乗り換える”ことで、世界の風景は描き換えられると打ち明ける。果たして、ゆりは父親の呪縛から解き放たれ、見下ろすように鎮座していた巨大ダビデ像は東京タワーに変貌した

しかし、運命を乗り換える奇跡の成就には代償が伴う。奇跡の大きさと代償の大きさは比例するようで、身代わりとなった桃香は炎に包まれ全身を大火傷。やがて訪れる桃香の死は、何かもっと大きな運命を乗り換えるための代償行為だったのでしょうか…。

難しい話はさておき、今回はゆりと真砂子の温泉卓球バトルで大いに笑わせてもらいました。浴衣を突然キャストオフして競泳水着姿になった真砂子に爆笑! 最近、真砂子のキャラがすごく好きになってきて、「嫌だわ、早くすりつぶさないと」の口癖だけで笑いが込み上げてしまう。ホント、どこまでギャグでどこまでシリアスなのかわかりにくいアニメだなー(笑)

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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