輪るピングドラム第9話「氷の世界」雑感

「車に轢かれた晶馬はどうなったんだ~!」と続きが気になって仕方ない中、間を入れて焦らしてきました。話は第1話まで巻き戻り、水族館を訪れていた陽毬が、ペンギン3号(しかし、このときのペンギンには後になって陽毬が書き足したはずの“3”の文字)に誘われて、地下61階にある不思議な図書館へと迷い込む。

陽毬はそこで「カエル君東京を救う」という1冊の本を探すもなかなか見つからない。凄まじい蔵書量で溢れる非現実的な空間「空のあな・分室」へと足を踏み入れると、曰くありげなピンク髪の司書(渡瀬眞悧)が訊ねかけてくる。陽毬は「カエル君東京を救う」を所望するが、彼は別の本を取り出し、陽毬の過去の想い出を紐解く

陽毬は小学校時代、ヒバリと光莉の友達2人と一緒に「トリプルH」としてアイドルデビューを目指していた。しかし、おそろいのリボンを用意できなかったこと、母親の入院してしまったことで、陽毬は参加を諦める。友達2人はそんな陽毬を気遣い、アイドルの応募は取りやめて一緒に陽毬の母親を心配する美しき友情を見せるものの、何故か最後は陽毬がイジメを受けているかのような描写。その後、ヒバリと光莉は2人だけで「ダブルH」としてデビューを果たしていた。

序盤は美しい友情が描かれながら、後半は何故か物悲しい結果になっていたのが違和感。もしかすると、この記憶は陽毬の主観的なもので、現実とは異なる部分があるんじゃないですかね。本当はヒバリと光莉は友達ではないのに、イジメを受けていた陽毬が心の傷を和らげるために記憶を改竄していたとか…。

どうも陽毬・ヒバリ・光莉の3人の友情はできすぎている感があったので、そういう穿った想像もしてしまいます。EDでの仲の良さそうな3人を見ていると、あまりそういう想像はしたくないんですけどね…。

この図書館は、陽毬の深層心理、もしくは記憶中枢のメタファーみたいなものと考えていいのでしょうか。現時点では、とにかく何もかもがちんぷんかんぷん。司書の意味深発言も、後になれば意味が通じてくるのでしょうけど、現時点では何を示すのか知る術がありません。謎多き第9話。

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