一週間フレンズ。第6話「友達の母親。」雑感

城攻めというのは、固執しすぎることが一番危ない。一度手間取れば、敵の備えはますます堅固なものとなり、難攻不落の要塞を意固地になって攻め続けるのはいたずらに傷口を広げるだけ。下手すれば自軍の拠点すら危うくなる。このジリ貧必至の状況では、「離」によって作戦の見直しが肝要。藤宮攻略作戦が遅々として進まぬ中、ここで狙いを藤宮ママに切り替えていくのは戦略的にありってことですね(笑)

そんな「一週間フリンズ。」の誤解を生みかねないほど、藤宮ママは魅力的なヒロインをしていたから困る。帰り際に意味深なメモを手渡すとか絶対ダメでしょ!! こんな綺麗な年上女性から、逢い引きを手引きするようなメモを送られたら、もう青少年はエロいことしか期待できませんって!(笑)

無論、(私が勝手に)期待していたようなエロい展開はなく、娘が記憶喪失を患うきっかけとなった出来事についての真面目な話。小学6年生のときに遭った交通事故をきっかけに記憶喪失の症状が表れるようになったみたいですが、事故の物理的なダメージが直接的な原因ではなさそう。

事故に遭ったのは友達と遊びに行った途中でしたので、恐らく藤宮さんが交通事故に遭った原因が、友達が絡む何らかの理由なんでしょうね。その記憶を辿ることを無意識に避けるがあまり、友達との記憶を保てなくなるという数奇な記憶障害を引き起こしたのではないかと。

とりあえず、親御さんの後押しももらったことですし、長谷君はもっと藤宮さん攻略に本腰を入れていかないと! 藤宮ママなんかに浮気している場合じゃないぞ!(笑)

でも、ここ最近の長谷君は本当にいいところない。数学の小テストで追試を食らったことで、藤宮さんのご自宅に招かれて勉強を教えてもらえるようになり、災い転じて福と成したのは良かったものの、当初2人きりの予定だったのが余計な邪魔(山岸さん)が入ってしまったり…。

まぁ、同性の山岸さんはそこまで危険視しなくてもいい存在ですけど、やはり油断ならないのは親友の桐生君。長谷君がお花を摘みに部屋を出ている間、桐生君と藤宮さんは何やら怪しい関係性を漂わせていましたから~(笑)

桐生君への苦手意識が拭えずおずおずと話しかけていた藤宮さんが、この日の勉強会きっかけですっかり打ち解け合い、彼の背中をぽんと叩くなど、彼女らしからぬスキンシップを見せるまでに。この雰囲気はなかなかヤバイと思いますっ! だって、こういう男女がくっつくパターンを、少女漫画でたくさん見たことありますんで(笑)

少女漫画ではとにかく俺様系がモテる。桐生君は俺様系ではないですけど、こういう取っつきにくい不良系男子と真面目系女子のカップルは今も昔もお約束。桐生×藤宮は充分あり得る組み合わせと言えますね。むしろそっちの方がしっくりくる。やっぱり長谷君は今から藤宮ママに標的を変えた方が…(笑)

「日記を読み返すと、毎週月曜日に必ず入ってる言葉があるの。なんだと思う?」
「『また俺と友達になってください』」
「ねぇ、長谷君、来週もその言葉を楽しみにしててもいいですか?」

それを受けて今日一の決め顔で「勿論」と返答した長谷君。私の心配を余所に、どうやら彼には一切の迷いがないみたい。彼の視線の先にあるのは「藤宮さん」ただ1人。退路など最初から頭になく、全滅覚悟で城攻めに命を懸ける長谷君の勇姿を、これからも見守り続けよう。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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