ラブライブ!サンシャイン!!第13話「サンシャイン!!」雑感

何なのこのアニメ…(呆れ) どうしようもない駄作でした。ありがとうございました。

最終回は最初から最後まで、ずっと異常な気持ち悪さがありましたね。地区予選を目前控えたAqoursの前に、「私たちもなんかやりたい」と突然学校の仲間たちがしゃしゃり出てきて、一緒にステージで歌を披露することに決まった辺りから、流れが既におかしかったですもん。

LOVE LIVEってクラスのお遊戯会じゃなくて一応ガチの大会なんですよね…? 関係ないモブたちが、私も出たい私も出たいと大量に仲間を引き連れてやってきた厚かましさに唖然。結局、メンバーは事前登録が必要だということで実現しませんでしたが、「面白そうなことやってんじゃねえか。俺たちも暇してるから混ぜてくれよ」と乱入してくるヤンキーのような無神経さにガッカリですよ。

真面目にやっている人たちの中に、真面目にやっていない人たちが入ってくるのって個人的にすごく嫌い。むっちゃん(おでこの人)はi☆Risの芹澤優さんが声優やっているんで、密かに推していたキャラでしたけど、こんな愚かな女とは思わなかったな。

ややこしい問題が一先ず片付いて、さぁこれからライブ本番のスタートだと思ったら、今度はAqours自身が訳のわからない自分語りミュージカルを突然始めてドン引き…。もう一度整理しますけど、彼女たちが今回立っているステージって、LOVE LIVE大会の東海地区予選ですよね? こんな地方の予選にすぎない舞台で、何故彼女たちは我が物顔で長尺の劇を始めたのですか? まったくもって意味不明な自己満足ショーの開演に、私はずっと鳥肌が立ちっぱなしでした(悪い方の)。

ダイヤ「作曲ができなければ、LOVE LIVEには出られません!」
千歌&曜「ハードル高っ!!」
曜「そんなとき、作曲のできる少女、梨子ちゃんが転校してきたのです!」
千歌「奇跡だよ!」
梨子「ごめんなさい!」
千歌&曜「が~ん!」
一同爆笑
千歌「東京から来た梨子ちゃんは、最初はスクールアイドルに興味がなかった…。東京で辛いことがあったから…」
千歌&曜「でも…!」
梨子「輝きたい!」
曜「その思いは梨子ちゃんの中にもあった…!」

こんなものを強制的に見せられている観客はマジ地獄ですよ…。よく知りもしないアイドルのメンバー集めに至るごたごたを劇で見せられたところで、観客は「知らねーよ」「歌わねーならひっこめ!」以外にどういう反応をすればいいの? どこにでもありそうな内輪の話を、さも特別な出来事のようにどや顔でステージで披露する頭の弱さが致命的。みっともなくて、見ているこっちが恥ずかしい。

最初は名もない地方アイドルだったのが、努力の末に全国で一番のスクールアイドルになって、今では大きな会場をAqoursファンで埋め尽くす人気絶頂のアイドルグループに成長した。仮に自分語りミュージカルを始めるなら、普通こういうタイミングでしょう? まだ何者でもない彼女たちが、自身の単独ライブでもないただの賞レースの地方予選会場で、勝手な自分語り劇を演じ始めるなんて頭大丈夫? 最初は人気なくて0でしたとか、そういうのも全部今大人気になってから口にすること!!

最終回だから、今までの物語の軌跡を振り返りたくなる気持ちはわかります。でもこれまでの12話、ずっと内輪揉めでごたごたしていただけのAqoursは、何一つ成し遂げた成果がなく、回想するには想い出がなさすぎるんですよ。「私たちやっとここまで来たんだね」と感傷に浸るにも早すぎる。たかだか地方の予選に出ただけで達成感に酔って涙流さないでくださいって。あんたたちの最終目標はここだったの? 違うでしょ?

こんな頭の悪さを感じた最終回は初めて。評価は0点を叩きつけてやりたいところでしたが、「0を1にしたい!」と必死に懇願してくる千歌に免じて、1点にしておきました。まぁ、最後のライブの出来(MIRAI TICKET)だけは最高によかったですからね…。1回聴いただけで引き込まれてしまうほどだったので、ラブライブ!サンシャイン!!の中でも屈指の名曲だと思います。……もはや、なんのフォローにもならないでしょうが。

好感度ランキング

1 - 津島善子
2 ↑ 渡辺曜
3 ↓ 黒澤ダイヤ
4 ↓ 高海千歌
5 - 国木田花丸
6 ↑ 桜内梨子
7 ↓ 小原鞠莉
——————————————–
8 - 松浦果南
9 - 黒澤ルビィ

初代ラブライブ!のμ’sと比較すると、キャラに関してはAqoursの方が断然好きです。μ’sはメンバーの約半数が生理的に受け付けないキャラだったのに対し、Aqoursはそこまで拒絶するキャラがいたわけではないので。「こいつ無理」と感じるキャラは、果南とルビィの2人だけ。まぁ、普通は0なのが当たり前なんですけど(笑)

主人公の千歌は思慮の浅いキャラクターでありましたが、穂乃果と違い、グループをまとめるリーダーとしての責任感がちゃんと備わっていた点は評価したい。考えはともかく、気持ち的には共感できる点が多々ありましたし、これといった魅力はなくてもいい主人公だとは思いました(褒めてるの? 褒めてないの?)。主人公を嫌いになると作品の評価が悲惨なものになるので、最後の部分を彼女が踏み留めてくれていた感じですね(既に悲惨な評価になっている気もしますが)。

ヨハネこと津島善子は、Aqoursのメンバーの中で唯一諸手を挙げて「好き!」と言える存在。4話の時点では最下位に落ち込むほど眼中になかった彼女が、5話以降うなぎ登りで評価を高めて、今では不動の推しメンに。善子は痛々しい性格のようで、実は常識人でもあったり、ボケ体質と見せかけて、実はツッコミも冴えていたり、マイペースで空気読まない人間と思いきや、実は仲間想いな気遣いや優しさがある。そういった常に二面性を持っているところがいいんですよね~。

ついでにいうと、彼女はAqoursの中でもちょっと浮いていて、あまり話題の中心になることはなく、基本外からガヤを入れる賑やかしポジション。それが善子の評価を下げない要因になっていたのは間違いありません。だって、ラブライブ!では話の中心になったメンバーは嫌な面が見えてきて、軒並み評価を落としますからね(笑) 善子メイン回をやられると善子のことが嫌いになりかねないので、2期があったとしても是非そういうのはやめてくださいませ…。

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ABOUT

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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    ラブライブ!サンシャイン!! 第13話『サンシャイン!!』(終)今回は・・・最終回だったの?なんかあんまり終わった感じのしない終わり方でした。どうせ最後に2期の発表するんだ …

  2. ラブライブ!サンシャイン!! 第13話「サンシャイン!!」感想

    夏休みにも関わらず、地区予選に向けて練習に励む千歌達。
    しかし、それにも関わらず浦の星女学院の学校説明会への応募人数は0のまま。

    それでも諦める事なく練習を続け…

  1. 私はこのアニメ全く見ていない(一期?の時に浅生さんのあまりの酷評ぶりに興味が湧いて一回だけ見たけど)のですが毎週浅生さんのキレのある毒舌を楽しみにしてました(笑)
    ページを開いてみて点数が低いと「今週はどんなクソみたいな話だったのかな?」とワクワクして、逆に点数が高いと「なんだ今週は普通だったのか…」とガッカリしてました。
    その観点からいくと期待通りの素晴らしい最終回だったようですね〜。

    • 前作のレビューの反省から、自戒を込めてサンシャイン!!は酷評していないつもりだったのに…。

      それは冗談ですけど、サンシャイン!!に対する悪意は本当に全然なくて。毒舌で厳しく批判してやろうなんて気持ちも更々ないのです。神回がやってくれば、いつだって手の平返しで絶賛する用意はできていたんですけどね~。

      >期待通りの素晴らしい最終回だった
      意地悪な見方で楽しんでいたのであれば、有終の美を飾ったと言えるでしょう。ある意味、伝説級の最終回でしたから。ジョジョも吉良吉影との決着をつける前に、ミュージカル風の自分語りが始まったらどうしよう…。

      しかし、引っかかるのは“12話までは素晴らしかったのに、最終回だけダメだった”という世間の評価。最終回をダメだと感じられるなら、12話までの話でも疑問を感じていい部分はいくらでもあった気がしますけど…?

  2. いつにも増してのめたくそっぷりに不安になったのですが(^^;、
    どうやら最終回は浅生さんだけじゃなくイマイチって人が多かったようで…。
    うーん、過去を振り返りたいんならメンバーの心の中だけで回想して
    ライブにはキチッと向かって欲しかったですね。
    プライベートに興味持たれたり、それが売り物になるのなんて、大成した有名人だけでしょー。

    • 世間の評価としてもイマイチであったなら、自分としては安堵するところです。もしこんな最終回でも「感動した!」「神回!」「尊い!」なんて絶賛の嵐だったら、私は世間との感覚のズレに絶望しそうでしたから…。

      >プライベートに興味持たれたり、それが売り物になるのなんて、大成した有名人だけ
      歌う前に自分たちの学校を、地元をPRすることには何も文句はないですけど、「私たちこんなに苦労しました!」という自分語りを始めるのは言語道断。

      もっと実績を積み重ねないと、こんな回想しても薄ら寒いだけですね。RPGでいえば、最初のダンジョンで回想シーンが入るようなもの。その演出は、ラスボス前まで取っておいて!

  3. まあいつの間にか周りが全部お膳立てされてて(多少の躓きはあっても)全てうまく行くというのがラブライブですからねー
    男を排除することと同じくなるべくストレスレスで見て欲しいのでは

    • メンバー集め如きに時間掛けまくるわ、すぐ仲間内でも揉めてメソメソ泣くわ、ライブ前にお寒い自分語りを始めるわ、個人的には相当なストレスを感じる脚本だったような…。ストレスレスを標榜するなら、もっととんとん拍子でストーリー進めてもらわないと。13話かけて地方予選途中で終わりとか…。