ラブライブ!サンシャイン!!第11話「友情ヨーソロー」雑感

半ば冗談でグループ内三角関係かよとか言っていたら、ガチのやつじゃないですか…。友情を隠れ蓑に女同士いちゃいちゃしあうのはこの手のアニメにありがちですけど、それが三角関係にまで発展し始めたら引く。それはもう友情という言い訳は通用しない完璧な恋心でしょう? 「友達で通す予定(笑)」じゃ通らない事案ですよ。

女を巡る女同士の修羅場なんて、男を巡る男同士の修羅場ぐらいどうでもいいんですけど、千歌が自分のことを大事にしてくれていると知った曜が、ボロボロ泣き始めたのも萎える。ラブライブ!って何かあるとすぐにグズり始めるから…。元々メソメソ泣く女性が苦手というのもありますが、こんな風に毎週ヒロインの泣き顔ばかり見せられて、他の視聴者もいい加減ウンザリしてこないのかな…?

デレマスの卯月がそうであったように、ヒロインの号泣シーンは作品のハイライトになりやすい。ここぞで見せる涙がグッと視聴者の心を掴んで離さないのは確か。それでも、こうも涙の安売りをされると不快感の方が強まりますって。女が泣く=感動シーンという安直な発想をどうにかしましょうよ。泣いていい場面でも滅多に涙を見せようとしないアイカツ!の方に、私は感動を憶えますね。

涙の種類も、アイドルとして高みを目指していく上で経験する屈辱や歓喜の涙だったら全然いいと思うんです。でもラブライブ!の連中が流す涙って、いつも仲間がどうのこうのといった人間関係のもつれによる涙ばかりでしょ…? トラブルの震源地がいつも身内。だから、この人たちは年中内輪揉めしているイメージで、それ自体に嫌気が差している部分も少なからずありますねぇ…。

メンバー集めに話全体の3分の2を費やしたかと思えば、そのあともグループ内部の話がだらだら。アイドルという極めてパブリックな存在でありながら、その話が常に内向きであるのは何故? もっと外に向けたアイドルらしい話はいくらでも作れると思うのに、半径50mぐらいの狭い範囲で話が終始するから隔靴掻痒です。信長でいえば、まだ家督争いからの尾張統一に手を焼いているような有様。ここから上洛して、天下統一を目指すには、それこそ大河ドラマ並みに1年を要しそう…。

好感度ランキング推移

1 - 津島善子
2 - 黒澤ダイヤ
3 ↑ 高海千歌
4 ↓ 渡辺曜
5 - 国木田花丸
6 - 桜内梨子
7 - 小原鞠莉
——————————————–
8 - 松浦果南
9 - 黒澤ルビィ

シリアスになりすぎない空気を作り、第三者視点で相手の気持ちを理解して、自分の体験を踏まえながらアドバイス。相談相手として頼り甲斐のある一面を見せてくれた鞠莉先輩の印象がプラス。今回はそれぐらいかな。語るところの乏しい凡回でした。

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ABOUT

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. 部活モノには内輪揉めが付き物ですから(笑)
    個人的には仲良し三人組の友情が偏ってしまったり、要領の良い人が些細な人間関係で躓きを感じる点には共感できました。自分にもあったなー、と。

    それはそうと、曜が泣いて千歌に抱きついて話が終了するところにモヤッときた視聴者も多かったみたいですね。友情(百合)回をうたうなら、曜が悩んでいるシーンよりも千歌とダンスを一から作り上げていくところをメインの話に据えたら良かったのにと思います。それならアイドル部活要素も友情(百合)要素も十分満たせる!(笑)
    建設的なアイドル活動をもっと見せて欲しい……!といっても、もう残り話数無いですけどね。

    • 個々のレベルの差が問題になるとか、今後のAqoursの方針で意見が分かれるとか、アイドルグループならではのトラブルっていくらでもあると思うんですよね。そういったトラブルを解決すれば、グループとしての前進を実感できますが、人間関係のもつれは解決したところでAqoursとしてのレベルアップに繋がらない。まさに建設的なアイドル活動が何も行われていないので、いつまで経っても“始まった感”が出てきません。

      >曜が悩んでいるシーンよりも千歌とダンスを一から作り上げていくところをメインの話に据えたら良かった
      ですね…。私が思うアイドルアニメの感動ってそっちだと思います。でも、花田十輝さんにとっては、涙ながらに抱き合う少女の絵こそが感動なんでしょう。バトル漫画で言えば、「とりあえず仲間が死ぬシーン入れときゃ盛り上がるだろう」的な発想だと思うんですが。

  2. 「ああ、また誤解が解けて友情が深まるのね…」といつもの展開に見てて胸焼けしました。幾ら何でもパターンがなさすぎる!
    というかそもそも、曜と千海の関係がそこまで掘り下げられていないのに友情とか言われても…どうしてこんなことに。

    • ケンカして仲直りして絆深まるのは結構ですが、ラブライブ!のケンカは一人の思い込みで自己完結して、勝手に落ち込んでいるパターンですから、そこが見ていて面倒臭いって思ってしまうのですね。とりあえず、君たち話し合おうよと。大事なことをグループ内で全然話し合わないから、メンバーの仲の良さをイマイチ感じないのです。