ラブライブ!サンシャイン!!第7話「TOKYO」雑感

スクールアイドルランク急上昇を遂げたAqoursに、東京スクールアイドルワールドの運営から招待状が舞い込み、6人はいざ東京秋葉原へ。田舎住まい(といっても静岡ですが)の彼女たちが、お上りさん気分で東京の街並みにはしゃぐ姿は微笑ましい。取り分け千歌は東京に対する勘違いがひどく、東京に身構えるがあまり奇抜すぎるファッションになっていたり、秋葉原を原宿と間違える壮大なボケをかましていました。

あれれ? でもちょっと待って。千歌は東京初めてじゃないよね? 1話冒頭で秋葉原UDXの大型ヴィジョンでμ’sを見て、スクールアイドルを目指したのがそもそもの出発点なのに、なんでこんな“初めて東京に訪れた田舎者”みたいな描かれ方をしているの?

これは批判というより、純粋な疑問。いくら行き当たりばったりな脚本をお書きになる花田十輝さんとはいえ、さすがにそこを失念するほど耄碌はされていないでしょうし、実際7話の中でも大型ヴィジョンを眺めながら「ここで初めて見たんだ。スクールアイドルを。μ’sを」と言及している。だからこそ、前段の千歌の言動がとても理解に苦しみます。

という感想を、夏コミ参加後のオフ会でみんなの前で話しましたら、「千歌は記憶喪失を患っているのでは?」という仮説が飛び出ました(笑) Aqoursとしてのスクールアイドル活動を既に始めていた最中、千歌は何かの拍子で記憶を失う。そこで他の8人のメンバーは、千歌にもう一度同じ体験を繰り返させることで記憶を呼び覚まそうと協力。だから、またAqours結成前の状態からやりなおし、黒澤ダイヤもわざとスクールアイドルに反対する生徒会長役を演じているという。これは泣けますね!(笑)

作品のキャッチコピーが「助けて、ラブライブ!」だったこともあり、物語のバックボーンに何かしら悲劇的な設定があってもおかしくないですけど、アイドルアニメの根底を揺るがすような余計な設定は勘弁してね~。

AqoursのライバルになりそうなSaint Snowというアイドルユニットが登場。そういった存在が現れたのは嬉しいんですけど、初対面でこんなわかりやすく敵意剥き出しにしてくるアイドルっているかなぁ? アイドルに敵という概念は必要でなくて、ライバルは憎むべき相手ではなく、共に競い合いながら己を高めあう存在。そうアイカツ!に教えられた私としては、あからさまに感じ悪いアイドルを出されると悲しくなる。ライバルチームのアイドルだって同じように好きになりたいんで、次回はSaint Snowの魅力を見せてほしいです。

好感度ランキング推移

1 - 黒澤ダイヤ
2 ↑ 津島善子
3 ↓ 渡辺曜
4 - 高海千歌
5 ↑ 国木田花丸
6 ↓ 松浦果南
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7 ↓ 桜内梨子
8 ↓ 小原鞠莉
9 - 黒澤ルビィ

曜のイメージ低下が止まらない。元々曜が推しになっていたのは、1話のキャラ紹介で自分の個性のアピールに必死だった他メンバーとは違い、曜だけは“がめつさ”がなかったから。ケチャップのような主張の強い味付けの集団の中で、曜は上品な薄味であるところに価値を感じていたのです。

それが最近、やたらヨーソローを押してきたり、街中をコスプレで歩き出したり、他のメンバーと大差ない自己顕示欲を見せ始めてきた。個性が控えめであることが曜の最大の個性となっていたのに、「コスプレ好き」といった安っぽい個性を変に押し出してきたせいで、逆に個性がなくなりましたね。「結局、全部ケチャップ味じゃねーか!」と。

逆にくるっとイメージ好転したのは国木田花丸。彼女が私の中でずっとネックだったのは、「~~ずら」という癖のある方言に馴染めなかったから。年配の方ならともかく、若者はまず常用しない方言でしょうし、シンプルに可愛さをまったく感じない方言でしたので、最初から彼女は対象から除外していたのでした。

しかし、花丸を“方言キャラ”から“語尾キャラ”へと認識を変えたら、驚くほど抵抗感がなくなりました。実際、彼女の喋りは訛りがキツイわけではなく、ただ語尾に「ずら」をつけているだけ。語尾キャラは「ぷり」とか「ちゃんこ」とか「ダヴィンチ」とかもっと意味不明の語尾をつけるキャラがプリパラにいっぱいいますから、「ずら」なんてカワイイもんだと思いまして(笑) 見方をちょこっと変えるだけで、こんなに印象変わるものとは。

最後に、この千歌はめっちゃカワイイと思ってしまった。いや、いいことですけど(笑)

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  1. もしからしたら第一回の千歌は新宿駅付近からふらふらとアキバまで歩いてきたのかもしれない。

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