ラブライブ!サンシャイン!!第4話「ふたりのキモチ」雑感

初ライブが終わったら、再びメンバー加入話に移行。初ライブの3話までを敢えて初代と同じ流れでなぞるのはありだと思いましたけど、まさか4話以降も同じ展開なの? また1人1人アイドルやるやらないの葛藤を描いていくおつもりなのかな…。

メンバーそれぞれのアイドルを志す経緯を描くことは別に悪くないと思いますが、ラブライブ!のアイドルは他人から説得されないとやる気になれない“誘われ待ち”の人間ばかりなので面倒臭い。褒めて煽てて懇願しないと、重い腰を上げようとしないから鬱陶しい。どうして自分から「アイドルやってみたい」という純粋なキモチを持った人間が出てきてくれないのでしょうか。

と暗澹たる思いでいたら、国木田花丸がまさかのスクールアイドルやってみたい宣言! アイドル志望から最も縁遠いキャラだと思われていた彼女が、自分からアイドルをやりたいと言い出してくれるなんて! 「オラ、アイドルなんて向いてないし…」「そんなことないよぉ~! 花丸ちゃんなら絶対やれるよぉ~!」みたいな眠たいやりとりが交わされるものだと決めつけていましたが、私は花丸のことを誤解していたみたいです! ごめんなさい!

花丸の決心に触発されて、黒澤ルビィも同じくスクールアイドル部への入部を思い立ってくれたのが更に喜ばしい。極度の人見知りで、姉(ダイヤ)の意向に逆らえない彼女も、Aqours加入までにはぐだぐだと紆余曲折があるものだと思っていましたから…。友達に引っ張られた結果とはいえ、引っ込み思案なルビィが「スクールアイドルやりたい」と自分の意志で決断に至ったのは立派

花丸とルビィは最初から何も期待をしていなかった2人ですけど、こんなに前向きな情熱を持っているキャラだったとは想像できず、嬉しい誤算ですね~。捨てキャラ扱いしてしまって本当に申し訳ない。2人とも好感度が一気に急上昇。嬉しいなぁ。

ところが! ルビィがスクールアイドル部に入ると同時に、私はお役御免とばかりに花丸がすっとスクールアイドルから手を引きやがった。これには思わず「ええぇぇ!?」と声が出てしまうほど、心底ガッカリ。花丸を見直した直後に見損なってしまいましたよ…。

花丸が「アイドルやってみたい」と言い出したのは、スクールアイドルやりたがっているのに言い出せないルビィの背中を押すための行動であることはわかっていました。それでも、ルビィのために自分から率先して行動を示してくれた花丸の心意気に感動を憶えていたのですが、ルビィにアイドルやらせることだけが目的で、自分は最初からやる気なかったとなると話は違ってくる。あたかもルビィを思った上での自己犠牲であるかのような描かれ方がされていましたけど、こんなの自己犠牲でも何でもないですし、ただの無責任。ルビィだって感じ悪いに決まっているじゃないですかっ。

このあとは結局、ルビィが逆に花丸を説得するカタチで、私が忌避していた「オラ、アイドルなんて向いてないし…」「花丸ちゃんなら絶対やれるよぉ~!」という眠たい茶番が始まってしまいました…。ラブライブ!は、どうしても自分の意志でアイドルをやらせたくないのか。運動神経が悪く、アイドルに向いていないと自覚している花丸が、それでもアイドルを目指そうとしたところに意義があったのに。

多分、脚本の花田十輝さんは、「泣いた赤鬼」みたいな自己犠牲の友情ドラマがやりたかったんでしょうね。やりたいドラマの都合を優先してむりやりキャラを動かそうとするから、ラブライブ!は突然留学するだのμ’s辞めるだの宣う自分勝手な奴らばかりになってしまう。「○○する!→やっぱり○○しない!」のフォーマットはもう懲り懲り。そういうドラマの盛り上げ方しかできないなら、今後ドラマはいらないです。

好感度ランキング推移

1 - 渡辺曜
2 - 黒澤ダイヤ
3 - 松浦果南
4 - 桜内梨子
5 - 高海千歌
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6 ↑ 黒澤ルビィ
7 ↓ 小原鞠莉
8 ↑ 国木田花丸
9 ↓ 津島善子

神社の階段昇りでスタミナ作り。校舎の屋上でダンス練習。μ’sへのリスペクトがあるのは結構ですが、やることなすこと全部μ’sの真似していると、本当に初代の焼き直しになっちゃいません? もうちょっと変化つけてほしいよね。

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  1. アニメ感想 16/07/23(土) #ラブライブ! サンシャイン!! 第4話、#Rewrite 第4話

    ラブライブ!サンシャイン!! 第4話『ふたりのキモチ』今回は・・・前回のライブが大成功だったので、正式に部活として認められたようです。相変わらず部の漢字間違えてるのね( …

  1. お久しぶりです

    4話はおおむね絶賛されてる空気だけど
    自分も花丸が部活が入ろうとしないのは嫌でした
    自分がやる気ないものを他人に勧めてるみたいで
    一緒にアイドルやろうじゃだめだったんですかね

    • 自己犠牲は何よりも尊いですが、最初から自己犠牲ありきで考えを進める人間は独り善がりになりやすい。

      この場合、「自分はスクールアイドルやらないけど、貴方はスクールアイドルになって」という無責任なものではなく、「自分もスクールアイドルやるから、貴方も一緒にスクールアイドルしようよ」が本当の友情だったと思いますね。自己犠牲で感動アピールしなくても、後者で充分感動できたと思いますが…。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。