ラブライブ!サンシャイン!!(2期)第3話「虹」雑感

大事な学校説明会の日がアクシデントにより1週間延期され、よりにもよってラブライブ大会予備予選とバッティングする不運。予備予選の会場は3時間に一本しかバスが走らない山奥で行われるため(何故そんなところで予選を…)、予選会と説明会を両立させるのは時間的にかなり厳しい。Aqoursはどちらを優先すべきなのか、究極の選択を迫られました

やむを得ないので、メンバーを二手に分けようと梨子が発案。これなら両方のイベントに参加可能となりますが、当然「メンバーを分割して予備予選は上手くいくのか?」という不安がつきまといます。

でも、この危機的状況は、ある意味Aqoursの絆を深めるチャンス。学園に残るメンバーは、メンバー不足の不利を乗り越えて予選通過を勝ち取ってきてくれると信じ、予選に向かうメンバーは、自分たちがいなくても学校説明会を成功させてくれると信じる。お互いがお互いを信頼し合い、自分の仕事を全うすることで、そこに仲間としての強い絆が生まれる。別行動を歩むそれぞれが、責任を持って大きな仕事を成し遂げる……こういったシチュエーションには燃えるものがありますから、この時点で私のテンションはかなり上がっていました。

それがいざ予選のライブが始まろうかというタイミングで、突然会場に駆けつけてきた残りのメンバーたち。「やっぱり私たちは一つじゃなきゃね!」ともっともらしいこと抜かしていましたけど、お前ら説明会はどうしたの……?? 信頼できる仲間たちに城の守りを託して出陣してきたというのに、城がら空きにして勝手に援軍にきちゃダメだろうが!!!

9人で行ったライブはとりあえず成功。でも問題は、鞠莉たちが無断で放り投げてきた説明会の方。説明会は鞠莉たちがいなくても何とかなる目処がついたからこっち(予選)に駆けつけてくれたんだと思っていましたが、なんとこいつら、まったくの無策で駆けつけてきやがった。この無責任の極み、呆れて開いた口が塞がらないわ!!

すると、ここでなにやら千歌に秘策あり。彼女は予選会場と学園の導線に友人が所有するみかん畑があることに着目して、みかん畑の農業用トロッコを利用して一気にショートカットする算段を思いついていました。これによって移動時間は大幅に短縮。絶対間に合うはずないと思われていた学校説明会にもギリギリで間に合い、予備予選と説明会、どちらも9人全員でのライブを披露することができたのです! やったね! 「諦めずひたむきに頑張れば、奇跡は起こせる」ことを証明してくれた千歌に感動!!!

……今回の話、さすがに頭悪すぎませんか? 私はラブライブ!を批判したいわけでもなく、粗探しをしたいわけでもないですが、いくらなんでもこれは人をバカにしすぎでしょう? こんな程度の低い脚本、他のアニメでやったらボッコボコに叩かれますって…。

なにも考えず勝手に予選会場までついてきた奴らもバカですが、ショートカットのルートに気付いていた千歌もバカ。だって、そんなルートを思いついていたなら、なんで事前に仲間に報告しないんですか? 「聞いて! みかん畑を通ればショートカットできることに気付いたの! これなら予選終わりでも説明会間に合うよ!」「ほんと!? じゃあ、予選は9人で出ようね!」で何事もなく問題は解決したはず。千歌がショートカットの存在を当日まで黙っていたメリットって何かあります??

ホント、ラブライブ!って意地でも仲間と情報共有しないよね。なにか問題抱えても仲間に相談せず黙ったままですし、なにか行動起こすにしても仲間に知らせず突発的に始めて、そのせいで毎回揉め事が起きている。どうして、彼女たちは仲間同士で話し合うという頭を持たないのか。LINEグループ作ってしっかり情報共有してくださいよ。メンバー同士、お互いの連絡先とか知らないの?

花田脚本が感動優先でむりやりドラマティックに仕立て上げようとするから、その煽りでAqoursの連中がみんなバカに思えて印象を下げてしまいます。予選終わりですぐに学園まで引き返す強行軍は、中国大返しのようなダイナミックさがあって、決して悪くない展開だったはずなのに、「奇跡」とやらにこだわったせいで、辻褄が合わずボロボロのボロボロ。私も2つのライブで素直に感動したかったのになぁ…。ハァ…。

好感度ランキング推移

1 - 津島善子
2 - 渡辺曜
3 - 黒澤ダイヤ
4 - 国木田花丸
5 ↑ 桜内梨子
6 - 小原鞠莉
7 ↓ 高海千歌
——————————————–
8 - 松浦果南
9 - 黒澤ルビィ

またもやメンバー全員の好感度がまとめて急落。特に千歌の印象が最悪。本当は彼女たちが悪いのではなく、バカな脚本の犠牲者なだけなんですけどね…。

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  1. 前作の方のラブライブで
    大雪のせいで会場までメンバーの一部が間に合わない!どうしよう!→生徒が総動員して会場までの道路を雪かきしたので車で到着することが出来ました
    っていうのがありましたねー
    あれよりはマシなんでしょうか・・・

    • 問題! 解決! 感動! このパターンの繰り返しですからね…。それも感動させるために解決させて、解決させるために問題を作っているのが見え見え。その逆算が見えると白けてしまうものです。そんなわざとらしい感動ストーリーをやらなくても、Aqoursが一生懸命アイドルに打ち込んで、ライブを成功させれば、そこに充分感動はあるんですけど。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。