ラブライブ!サンシャイン!!(2期)第2話「雨の音」雑感

いつも揉め事ばかりで先に進まなかったラブライブ!ですが、今回はギャグ調のポジティブなお話。そのギャグが面白かったかどうかはさておき、うじうじした陰気な話が続くより、こうした陽気な話をやってくれる方がマシよね。しかも、今回は曲作りがテーマだったのも好印象。曲作りがアイドルの仕事かどうかはさておき、一応自分が求めていたアイドルアニメっぽい流れになってきましたから。

とはいえ、真面目に曲作りに励んでいたのは最初の数分で、すぐに曲作りを放り出して、結局遊んでいたんですけど。説明会用の曲と大会用の曲の2つを作る必要性に迫られ、メンバーが2年生組と1年生+3年生組の二手に分かれて曲作りを行うことになったのですが、1年生と3年生の混合グループはどうにも互いに馬が合わない。アウトドア志向の3年生組と、インドア志向の1年生組では、元々の性格も異なる。だから、お互いわかり合えるために一緒に遊んで仲良くなろうと。

そういうのは1期で済ませてくれよというのが本音ですが、これまで接点の少なかった3年生組と1年生組の取り合わせは確かに新鮮で、そこそこ面白かったです。どうせなら、善子とダイヤ、花丸と鞠莉、ルビィと果南といったイメージがつきにくい組み合わせで、1対1のやりとりが見られるともっと良かったかな。善子とダイヤなんて、会話が成立するのかどうかが怪しいですし(笑)

1年生と3年生、どういった着地点で仲が深まるのか興味深く見守っていましたが、斜め上のオチが用意されていました。雨宿りのために入ったお寺の中で、雨漏りを受けるコップが奏でる音色から、他人に合わせる協調性ではなく、バラバラの個性が重なり合う調和がグループの魅力になり得ることを悟り、対立は解消。仰りたいことはわかりますし、私もその考えに同調できなくもないですが、いくらなんでも雨音からそこまで着想するのはスピリチュアルすぎやしませんか!? 知らないうちに、曲も完成していましたし…。

これもラブライブ!ならではの特徴ですよね。ラブライブ!はいつも問題提起に95%の力を費やして、残り5%の力でなんとなく解決しちゃう。問題が起きるときは「大問題発生!!!!!!!!!」とシリアス全開で騒ぎ立てるくせに、解決するときは「ん、解決したの?」と視聴者が気付かないぐらいあっさり。初代ラブライブ!の廃校問題もそうでしたし、今回だってどうせ知らないうちに入学希望者が100人集まって、いつの間にか解決しているんでしょ?

もうちょっとプロブレムとソリューションの力配分を考えてほしいですよ。なにか大きな問題をぶち上げるのなら、その解決に至る道程もドラマティックでなければ。「μ’s辞める!」「やっぱμ’s辞めへん!」「留学行く!」「やっぱ留学行かへん!」など、問題を焚き付けるだけ焚き付けておいて、その解決方法まではよく考えていないという無責任な脚本が多すぎます! テストやクイズの問題を考える人が、自分でその問題を解き方を知らないなんて、こんな無茶苦茶な話あります!?

好感度ランキング推移

1 - 津島善子
2 - 渡辺曜
3 - 黒澤ダイヤ
4 ↑ 国木田花丸
5 ↓ 高海千歌
6 ↑ 小原鞠莉
7 ↓ 桜内梨子
——————————————–
8 - 松浦果南
9 - 黒澤ルビィ

善子は中二病キャラでも、綺麗なお家や美味しそうなスイーツを目の前にして、普通に女子としてテンション上がっちゃうところがカワイイ。こじらせすぎていると、世間に反発して天の邪鬼気質になりがちですが、善子は素直さを持ち合わせている中二病キャラというバランスがいいです。

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  1. ラブライブ!サンシャイン!! 第2話「雨の音」感想

    ラブライブの地方予選に敗れた千歌たち。
    そんな中、追い討ちをかけるように事実上の廃校決定が知らされる。

    なんとか直談判の末に入学希望者を100人へと増やす事を条件に一時…

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。