ラブライブ!第13話「μ’sミュージックスタート!」雑感+総括

「μ’s辞める!」「やっぱμ’s辞めへん!」「留学行く!」「やっぱ留学行かへん!」 穂乃果とことりが抜けたらμ’sは一体どうなっちゃうんだろうと、私はこの1週間気が気でなかったですが、無事2人がμ’sに留まってくれて本当に良かった!! 直後のライブではかつてガラガラだった客席が満杯に溢れかえり、感動の涙が止まりません! μ’s最高! ラブライブよ、永遠に!!

どんなに感じ悪い奴でも、最後の最後でデレたらチャラになるというツンデレ理論を実践してみました。このまま悪口だけ言いまくって終わってしまったら、私は単なるラブライブ!のアンチだと誤解(?)されかねませんからね~。

最終話は特にこれといった感想はないです。水の低きに就くが如し結末というか、どうせ穂乃果もことりも本気でμ’s辞める気なんて最初からなかったですし、出戻りは規定事項。最後に問題が解決したのではなく、最後に問題を解決させたいがために放火したようなものですから。マッチポンプって奴です。

しかし、「穂乃果はμ’sを辞めへんで~!」と言い出してからの展開は急スピードでしたね(笑) 「ことりを連れ戻してこい」の号令のあと、あっという間に空港に到着して、あっという間にことりを説得して、あっという間に学校に連れ戻して、あっという間にライブして…。空港は徒歩5分圏内かな?

ことりの主体性のなさには本当にイライラさせられました。服飾が夢だと抜かしていたくせに、穂乃果に引き留められたらすぐに夢を投げ出す。200%の力を出して、モデルの夢とプリキュアをどちらも100%の力で両立するといった天ノ川きららとは大違い。金輪際、服飾の道が自分の夢だなんて口になさらないでくださいませ。

最後だからぶっちゃけますけど、この南ことりというキャラには相当な生理的嫌悪感がありました。喋り方から考え方から何もかもが受け付けられず、私が最も嫌う女性像をまんま投影させたような人物。「穂乃果ちゃん」「穂乃果ちゃん」「穂乃果ちゃん」「穂乃果ちゃん」「穂乃果ちゃん」「穂乃果ちゃん」「穂乃果ちゃん」と連呼する重度の依存体質もしんどい。アニメの女性ヒロインでこんなに苦手意識を感じたのは、Working!!の伊波まひる以来かもしれません。何となく名前も似ていますが(笑)

南みれぃ(プリパラ) → 死ぬほど好き
新田美波(デレマス) → 狂おしいほど好き
海藤みなみ(Go!プリ) → 果てしなく好き
片山実波(Wake Up,Girls!) →ものすごく好き
南ことり(ラブライブ!) → 顔も見たくない

ていうか、“みなみ”という名前は私にとってハズレなしの鉄板ネームだったのに、どうしてこうなった…。そういえば、同じく鉄板ネームだった“凛”も、今回大ハズレだったなぁ…。

最後の最後までお聞き苦しい悪口雑言の数々、衷心よりお詫び致します。私もラブライバーの皆様に真っ向からケンカを売るような感想は書きたくありませんでしたが、この如何とも埋めがたい思想の差はどうしようもなく…。Wake Up,Girls!に始まり、プリティーリズム、プリパラ、アイカツ!、THE IDOLM@STERと様々なアイドルアニメを楽しめてきた私が、まさかラブライブ!をこんなに受け付けられないものとは、完全に誤算でございました。

総括


第9話「ワンダーゾーン」でも指摘しましたが、ラブライブ!は自分たちの与り知らぬことでいつの間にか事態が好転しているケースばかりなので、サクセスストーリーの肝となるはずの“成功を自分たちの手で掴み取った実感”が本当に希薄でした。

学校内でライブしていると、いつの間にか全国で人気が出て、いつの間にかグッズも発売されて、いつの間にかLOVE LIVEの出場圏内に入って、いつの間にか廃校が取りやめになっていた。多分、μ’sがこのままライブを続けていれば、北方領土問題も日韓歴史問題も地球温暖化問題もいつの間にか解決されると思います。

μ’sは音ノ木坂学院のローカルアイドルとして、シンプルに廃校を回避するためだけに活動するアイドルの方が良かった気がしますね。「日本で唯一、部活でアイドルをやっている学校」を売り文句にすれば、生徒が殺到して廃校問題が解決する流れも納得できましたし、身内的に楽しくやっているだけなら、多少真剣さが足りていなくても、私はこんなに文句を言わなかったです。曲がりなりにも、彼女たちは全国のスクールアイドルと競い合っている設定だから、そのご都合的なサクセスストーリーが気に食わなかっただけで。

そうはいっても、これで実際に爆発的な人気を得ているラブライブ!ですから、何も間違ってはいなかったんですけど。ラブライブ!が間違っているのではなく、単純に自分と考えが合わなかっただけ。むしろ間違っていたのは私。いずれラブライブ!2期も再放送されるようになるでしょうが、もうこれ以上私はラブライブ!につきまとうことはありませんので、その点はどうぞご安心ください。いや、結局見ることになるかもしれませんが、そのときは感想を書くことなく、1人でこっそり見させてもらいます(笑)

好感度ランキング

1 矢澤にこ
2 絢瀬絵里
3 東條希
4 園田海未
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5 西木野真姫
6 星空凛
7 高坂穂乃果
8 小泉花陽
9 UNKNOWN

1,矢澤にこ


アイドルとしての自覚が皆無のμ’sの中で、唯一の意識高めなキャラとして好感が持てていたのに、絵里が加入してからはお株を奪われ、悪い意味でμ’sの一員に染まってしまった感じ。それでもμ’sが崩壊しかけた際、残ったメンバーでアイドルを続行するなど、アイドルへの熱い情熱を持ち続けていたところはやっぱり好き。

2,絢瀬絵里


最初は「μ’sなんてぶっ潰してやんよ!」とか言っていたのに(言ってなかったっけ?)、μ’sの一員に加わったあとは、頼れるリーダー格としてみんなを率いてくれたピッコロさんのような人。もっと早くからμ’sの一員になってくれれば良かったものの、いくらなんでも加入までの経緯がグズグズすぎました。

3,東條希


μ’sを俯瞰で見通せている貴重な存在。けど、関西弁・おっとり・巫女・占い好き・セクハラ好きと、とにかく属性がごちゃごちゃしすぎ! インチキ関西弁とインチキ巫女の設定は余計だったのでは? 属性も体型ももう少しシェイプアップしてもらえると個人的にはありがたかったかな。

4,園田海未


衣装のミニスカ恥ずかしがっているくせに、制服は超ミニスカだったり、合宿で遊びに来たんじゃないとか言っていながら、一番えげつない白ビキニ持ってきていたり、そのカマトトぶった性格に辟易。見た目は嫌いじゃなかっただけに残念です。

5位~9位の人はとても人様に聞かせられないような悪口しかありませんので、割愛させていただきます。

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  1. ことりが最後アンノウンになってるのに吹くwいや僕は好きですけどねことり
    ただしほのかは苦手でした
    ミューズやめるといってはすぐにやっぱりやめないという身勝手
    ここは当時も批難されてて賛否両論になってました
    自分もここでほのかを見損なったかんじです

    • 2期も3期も最終回間際になると突然「μ’s辞める!」と言い出して、「穂乃果はμ’sを辞めへんで~!」のドッキリを繰り返したら、月亭邦正のように段々好きになってくると思います(笑) 天丼ネタはしつこく繰り返すことが肝ですからね!

  2. 結局、1話平均☆3個でしたか。

    私もラブライブは人気があるという感じでハードルが上がった面はあったものの、それでもシナリオの内容が薄く、だしが薄いスープをずっと飲まされ続けたような気分です。

    一方、ラブライブはスマホゲームからのめり込んだ人が多いみたいですし、1期や2期のアニメの内容が悪かったところで人気そのものに大きな影響はないのかもしれません。アニメだけでラブライブを評価するつもりはありませんし、スマホゲームをやってみれば私も印象が変わるのかもしれませんが、それでも1期のアニメは私の中でボーダーラインを超えるようなものではなかったので残念です。

    • これだけの人気作ですから、この先特別な何かがあるのだろうとずっと期待感を維持していましたが、最後まで特に何もなかった…。むしろラストに近付くにつれて何もなかった。個人的には出汁が薄いというより、出汁を入れずに醤油と砂糖だけで味付けしたスープのような味わいでしたね。

      >ラブライブはスマホゲームからのめり込んだ人が多い
      確かに、スマホゲームや実際のライブなど、多角的な面から人気コンテンツになったラブライブ!なので、アニメだけを見てその価値を語るのは間違っているのかもしれません。

    • 「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」が人気作なのは承知していますが、ラノベアニメとは相性が悪く、よっっっっぽどのことでもない限り私は楽しめないと思います…。でもこれ、キャラデザはSHIROBAKOと一緒なのね。

  3. Working!!の伊波まひるはそこまでひどいキャラでしたっけ?
    アニメは見てないんでわかりませんが、漫画版では男女両方に人気があるキャラだったと思ってたんですが…。
    確かに暴力ヒロインですが主役のたかなし君も幼女趣味ですし、二人とも欠点があるからこそ支え合ってる感じが個人的にはすごく好きだったです。

    いつもは長文でなぜ嫌いなのかはっきり書いてくださっていたので、賛同するもしないも「私はこのキャラ好きだけど、確かに嫌う人はそこが気になるよな」と思える批評だったんですが、今回Working!!は記事に関係がなく、そこまで名前もキャラも似てるとは思えなかったので少し引っかかりました。

    でもなでしこやまとさんのアニメ批評大好きです。これからも応援します。

    • 昔、Twitterで苦手な理由を散々語りましたし、今更話を蒸し返してもしょうがないので割愛しましたが、私が伊波まひるを嫌悪するのはその暴力性に起因します。着替えを覗かれたとか、明らかに主人公側に非があるケースならともかく、自分に直接被害が及んでいないのに、「男が苦手」という身勝手な理由で男子の面体をグーで殴る行為は激しく抵抗がありました。

      もし「女が苦手」という理由でいきなり女子の顔面を殴りつける男がいたら、吐き気がするはず(殴ったあとに被害者ぶって)。女性から男性への暴力はある程度許容されるべきとはいえ、伊波まひるの暴力は私にとって許容範囲を超えた不快感そのものでした。それを「ギャグ」として、「萌え」としてもてはやされる風潮も好きではありません。

      伊波まひるを引き合いに出したのは、「私が特定のヒロインを嫌悪するのは、2010年放送のアニメ以来で珍しいことですよ」という事実を強調したかっただけです。もう1つ捕捉しておくと、Working!!という作品自体は評価していて、伊波まひる以外のキャラはみんな大好きです(特に山田葵と小鳥遊なずな)。

  4. アイドルアニメはサクセスストーリーを如何に魅力的に描くのかがキモなのだなぁと再認識させてくれたアニメでした(小並感)
    春アニメはいろんな意味でニンジャスレイヤーが気になるところです。あの説明文は色々反則だろ…

    • SHIROBAKOじゃないですけど、「こんなに頑張っている彼女たちが報われなきゃ嘘だ!」と思わせてくれるシナリオが理想。アイドルとして成功することに喜びが見出せない、むしろ苛立ちを感じてしまうようでは楽しめなくて当然ですね…。

      >春アニメはいろんな意味でニンジャスレイヤーが気になる
      30分見ていたら、目がちかちかしそう(笑) それほど独特な彩色ですね。見た目のインパクトに負けないぐらいの内容があればいいんですけど。

  5. いつもアニメ批評を拝見しております。なでしこやまとさんのアニメ批評は、理路整然としていて、とても好きです。

    私も、人気作だからどれ程の大作なのかと身構えていたのですが、確かにちょっと期待外れでした。
    「廃校を取り消しにするためのアイドル活動」というスポ根溢れるテーマに、「肩の力の抜けた、部活としてのアイドル活動」という要素が勝ってしまったように思うし、超ご都合主義的脚本も、作り込みが甘い、浅いと言わざるを得ません。
    「肩の力の抜けた部活動モノ」といえば「けいおん!」を思い出しますが、あれは女子高生達のゆるい部活動の様子を、まったり眺めることが趣旨であるため、「廃校の危機」という重たい課題を抱えているこのアニメとは訳が違いますよね。内輪ならともかく、大勢の人を巻き込んでいるのですから。
    それに、個人的によく引っかかったのは音源。あんなクオリティ高いアレンジを、誰がやってくれたのでしょうか。けいおん!ならば楽器で音作りができると言い訳が効きますが、このアニメでは(私の気のせいかもしれませんが)DTMに長けた人なんて誰も登場しなかったように思います。シリアスな笑いを狙っているならともかく、あれはどうかと思います。
    知人のラブライバーに、そのことを疑問に思わないのか尋ねてみたところ、「真希ちゃんの家はお金持ちだから」とよく分からない返答をされる始末。世間はこんなものなのでしょうか……。
    序盤は結構ワクワク感溢れるスタートだったのに、残念です。

    • 初めまして~。管理人の浅生です。当サイトのレビューを気に入っていただきありがとうございます。

      ラブライブ!はシリアスを下敷きにしながらキャラ萌えを重視して、その釣り合いが取れずに序盤から跛行していたように感じます。先日最終回を迎えた艦これも相当悪評が目立っていたように、花田十輝さんにはシリアスとキャラ萌えの両立は無理なんじゃないかな~と思いますね。

      私は3話だけを評価しましたが、振り返ってみればこのラブライブ!において一番不要だったのは3話でした。あれでシリアスへの方向性を決定付けたと思わせつつ、その後はまさかの超ご都合的脚本だったので、その反動がひどかった。適当に仲間内で馴れ合っているだけの萌えアニメにしたいなら、けいおん!のように難しいテーマをなくした方が良かったと思います。

      >このアニメではDTMに長けた人なんて誰も登場しなかった
      この辺をねちねちツッコミを入れても良かったんですが、武士の情け(?)でスルーしましたよ(笑) ピアノが弾ける→アイドル曲の作曲と編曲ができるという論理の飛躍が恐ろしい。内科医さんに、くも膜下出血の開頭手術をお願いするようなもの。「同じお医者さんなんだからできるでしょ!」的な全能感。それをこなしてしまえる真姫ちゃんはすごいんですが!

      自分たちで作詞作曲しているアイドルなんてそうそういないんですから、ちゃんと指導者役・プロデューサー役となる人物を登場させれば良かったのに…。バンドとアイドルの区別がついていなかたのかな。

  6. 正直ハードルを上げて見すぎているような気がします。
    オンエアー当時は、まだ今のような人気は無かった為、ハードルは低かったと思います。

    確かに、作品自体に粗さや物足りなさはありますが、
    普段アニメを見ない層やライト層を獲得する宣伝効果という意味では、成功した作品なのかもしれません。
    他のライブ、ゲームなどのなコンテンツに興味を持ってもらう等。

    初アニメ化や1クールを考慮しても、肩の力を抜いて楽しめる作品としては、
    及第点であるかと思います。

    もし3期でリメイク新作を行うならば、この粗さや物足りなさを満足できるような作品になる事を期待したいです。

    • ラブライブ!の人気を知った上での再放送視聴だったので、色眼鏡で見ていたことは否定できないです。「思ったほどではなかった」ぐらいの感想で終わることは想定していましたが、まさかこんなにも受け付けられない作品というのは想定外で、誤算でした。

      一応、他の方の感想も幾つか目を通させてもらったんですけど、イマイチ何が良かったのかがわかりません。褒めてはいるけど、具体的に何が良かったのかをハッキリさせている感想に巡り会えていないので、未だラブライブ!の良さは謎のままですね…。

      >3期でリメイク新作を行うならば、この粗さや物足りなさを満足できるような作品になる事を期待
      既に新シリーズの「ラブライブ! サンシャイン!!」が始動していますね。これが3期アニメになるのかどうかは不明ですけど。

    • 管理人様
      ご返答ありがとうございます。

      ラブライブ作品と魅力は、アニメーションライブと実ライブの両展開であると思います。

      実ライブでの役者さんのコメントでは、アニメ内のライブシーンから、
      プロのダンサーが振り付けに落として、役者さんがそれを練習して、実ライブで披露しているそうです。
      直近のライブでは、4時間以上のライブを二日間連続でやっており、スポ根も役者さんを指す意味では
      正しい表現だと思います。

      アニメ内の練習シーンは、次のライブ曲の振り付けになっていますが、
      尺や話の構成関係でシーン自体は少ないです。

      一度実ライブもしくは、ライブ映像(3rdライブ)を見るのもありかもしれません。

    • あ、そうですね。ライブシーンはすごく良かったです。元々私がラブライブ!に興味を持ち始めたのもMusic S.T.A.R.T!!のPVを見せてもらったことが入り口だったので、ラブライブ!のライブシーン自体は好きでした。

      アニメーションライブと実ライブの両展開の魅力もわかりますよ。私もプリパラでの劇中ライブと現実でのi☆Risライブのシンクロ具合に感動して、すっかりi☆Risのファンになってしまったぐらいですから。そういう意味では、私とラブライバーは対極にいるようで実は距離が近いんだと思います(ラブライバーの皆さんから全力で否定されそうですが)。

      NHKの特番(Rの法則)で見た現実のμ’sは、練習量が感じられるパフォーマンスですごいなと感心しましたし、ここを否定するつもりは一切ないですね。現実のμ’sがあんなに頑張っているんですから、アニメのμ’sももっと頑張れよ~とは思いましたけど(笑)

ABOUTこの記事をかいた人

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。