恋愛ラボ第9話「その笑顔が…」雑感

彼氏と付き合っていることが学校にバレてしまったことで、サヨは生徒会辞任に追い込まれようとしていた。周りがそれをなんとか阻止したい気持ちはわかるのですが、彼女が彼氏と付き合っていること自体は誤解でも何でもなく、厳然たる事実。それなのに、その事実を歪曲して、写真の男をでっち上げて、虚偽の証言で先生たちを欺くっていうのはどうなんですかね…?

別に私はクソ真面目に彼女らの罪を追及するつもりはないですけど、やっぱり今回の解決方法は賛否両論だと思う。Twitterでのくだらない犯罪自慢を看過することなく、そいつの人生を破滅させるまで徹底的に追い込む人間が大勢いる時代で、こういう不正なやり方を受け付けないという視聴者は少なくないでしょう。

こんなことなら最初にエノが主張していたように、男女交際の正当性を説いて賛成運動起こした方が良かったんじゃない? 今時異性交遊を不純だと決めつける方がアナクロニズムでおかしいんですから、校内全体を巻き込んで賛同者を増やして、真っ向から自由と権利を勝ち取れば良かった。

まぁそうは言っても、そんな話が見たかったかというと「NO」なんですけどね。つまり今回の話、どう転んでも面白くなりようがなかったので、必要性が最初から存在しなかったのです。

写真が先生にバレる展開がいらなかった

写真に撮られる展開がいらなかった

新聞同好会の2人がいらなかった

ここまで話を巻き戻して、もう一度8話からやり直してくださいよっ! まったく、こんな恋愛ラボの本題とまったく関係のない話を、どうして完全シリアスで2週にまたいでやってしまったのか…

その間、せっかく登場したナギとヤンが完全放置とかホント理解に苦しむ。リコは塾に通い始めたんじゃないの? どうしてその話をやらないの? マキとヤンの関係は進展しないの? スズの相手はレンなの? エノの相手は一体誰なの? 恋愛ラボは、恋愛の研究と実践だけやってくれてりゃあいいんですって。

★今週の倉橋莉子★

リコ「何より、嘘ばっか吐くしさ」
マキ「そうそう。顔色1つ変えずに」
リコ「だからあれも」
マキ「嘘ですわ」

このリコとマキのやりとりは格好良かったな。サヨ本人から「もういいや」と生徒会に未練がないことを面と向かって口にされながら、2人だけはそれを嘘だと見抜いて動じていなかったところ。リコとマキがツーカーで通じ合っている感じが好き。

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9 Responses so far.

  1. アルキュオネ より:

    嘘をついた事は問題が大きくなりすぎるという点への
    配慮として一概に否定はできないと私は思います。
    もちろん最善の対応ともいえませんが、決断としてはベターだと思います。
    シリアスが不要かどうかについて、私は不要とは思いません。
    コメディーだけだとどうしても、素直じゃないキャラ、
    本心を普段あまり語らないキャラは掘り下げに限度がある。
    キャラの役割を拡大するにはコメディーの比率が高い作品でも
    シリアスが必要な時はあると思います。
    恋愛ラボの本題は5人それぞれの恋愛事情も重要ですが、
    それを含めたなんだかんだについて、5人が馬鹿だったり、
    真剣だったりのやりとりをしていく時間も重要だと思います。
    恋愛だけではなく5人という集団の関係性も比重としては明らかに高い。
    恋愛との関わりが薄かったのは残念ですが、5人の関係性自体の方を
    掘り下げる事は必要だったと思います。
    新聞部の二人についても現段階においてそれほど重要性が高く
    感じられないからと言ってこれからもそうであるとは限りません。
    目先の印象だけでこれはいらない。あれはいらないと決めつけては
    見る作品の価値と方向性が限定されすぎてしまうと思います。

  2.  アルキュオネさん
    シリアスが必要ないといった憶えはないので、概ね仰っていることには同意ですよ。いくらラブコメといえど恋愛には真剣さが必要ですし、仲間との友情を語る際にも、変に茶化したりせずそこは真面目にやって欲しい。恋愛ラボは割とギャグとシリアスの調整が取れている作品だと思います。

    >重要性が高く感じられないからと言ってこれからもそうであるとは限りません
    新聞部の2人は後々重要性を持つキャラクターに成長する可能性はありますが、アニメはもう残り話数が少ないですからー。序盤ならともかく、そんな悠長に見守っていられる時間がありませんし、ナギとヤンの存在を2週間放置してまでやる必要があったのか疑問。新聞部2人への不満というよりは、構成に対する不満ですかね。

    終盤の貴重な時間は余計なことをせず、もっと本題であるマキとリコの恋愛話を進めて欲しいなという個人的な願望です。

  3. アルキュオネ より:

    「恋愛ラボ」の原作は4コマが基本でショートストーリーが稀に入るという
    割とゆったりとした進行の作品なんです。だから1クールではどう省略したところで
    原作における恋愛が大きく進行した部分までやるのは不可能なのです。
    それなら例え未読者から見れば盛り上がりが足りなくてやきもきするという
    印象を受けたとしても、原作を忠実にアニメ化した方が原作ファンも喜ぶし、
    長期的に見て次に繋がると思います。それだと好みに合わないという人には
    我慢してもらうほかないかと………。原作に忠実なアニメ化だとどうしても
    半端な所で終らなくてはいけない場合の方が多いものです。
    ここで言うのはなんですがこのサイトでも絶賛されている「進撃の巨人」ですら
    原作に忠実にやった場合、「えっ!ここで終わり?」という所でアニメは
    放送を終らざるを得ないのですから。

  4.  アルキュオネさん
    カズさんから話を聞くと、原作のギャグ要素がかなり削られているので、アニメはシリアス色が強い作品になっているらしいですね。それだけ早足で話を進めても展開が進まないのですから、元々1クール向きでなかったのかもしれません…。

    アニメは限りなく原作に忠実であるべきという考えですが、アニメ化するにあたって構成ぐらいは考えて欲しい。例え最後は中途半端に終わろうとも、後半に大きな山場を用意して、次回(第2期)に期待を持たせるような展開にしてもらわないと~。そういう意味では、進撃の巨人はとても上手くやっていると思いますね。

  5. アルキュオネ より:

    気持ちは分かりますがその構成を考えてもなお、恋愛が進展するまでは
    猶予がないのです。放送期間を考えればこの作品はまだましな方です。
    たしかに放送期間1クールを考えると不向きですが、不向きな作品は
    決してアニメ化しないという事をしては商業的にも業界の発展的にも
    なりたちません。それと「進撃の巨人」は構成がうまいという事でしたが、
    それはもちろんスタッフの力量もありますが、もともと急展開が連続していて、
    山場の多い原作の特性、それに2クールとたっぷり放送期間があったからこそ
    1話は放送期間と製作期間の為に総集編を入れたり、アバンタイトルを
    長くして盛り上がりどころで終るように調整したりとそういう融通を利かせる
    余地があったのです。作画の質はその作品の制作資金(人員)、
    構成の自由度はその作品の放送期間に必ず比例します。
    二つがあったからと言って必ず良い作品になるわけではないですが、
    構成の自由度と作画の質がそれに左右されるのは間違いありません。
    そういう意味では「進撃の巨人」は放送前の段階で既にとても恵まれた作品
    なのです。なにしろ原作者をしてアニメの方が原作扱いでも良いと
    言ったぐらいですから。数ある漫画のアニメ化の中でも別格です。

  6.  アルキュオネさん
    アルキュオネさんから「進撃の巨人」の名前が比較対象として挙げられましたのでコメントさせてもらいましたが、私は最初から両アニメを同列には見ておりませんので、どうぞご安心してください。

    ただ、話の構成の善し悪しは資金の多寡に関係ないと思いますよ。原作の魅力的な部分を上手に取捨選択して、1クールに収めるのがアニメ監督のお仕事ですし、何でも「これは原作通りだから!」ではエクスキューズになり得ない。それなら原作の出来自体に疑問を呈すのみです。

    いろいろ言葉が過ぎたことも申しましたが、単に私は「ナギとヤンをだせー!」と駄々をこねているだけで、別に恋愛ラボという作品に対して否定的なわけではありません(今のところ)。その辺ご理解いただければと思います~。

  1. 恋愛ラボ #09「その笑顔が……」 感想

    もたもた詐欺とは一体……

    あらすじ
    サヨは、彼氏と会っていたところをナナに証拠写真を撮られ、学校にばれてしまう。
    そして生徒会を辞めることにしたとリコたちに告げる。
    納…

  2. 恋愛ラボ 第9話「その笑顔が・・・・・・」

    個々のシーンでは笑えるネタもあるにはあったけど・・・

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    →http://kyotofan.net/books_anime/love-lab/fujisakijc_09/

  3. 恋愛ラボ 第9話「その笑顔が……」

    サヨ大ぴんちを切り抜けるぞ!
    まさかのマキオ進化型大活躍とはwww
    男装って役立つもんですね~
    教師に信頼絶大のマキちゃんならではの作戦でした(^^)

    杉原せんせがサヨの担任…