進撃の巨人第24話「慈悲 ―ストヘス区急襲 (2)―」雑感

アニが巨人化したと思ったら、今度はミカサが鬼人化してしまった…!(笑) エレンがアニと戦うことを心の底で躊躇していることを見抜き、般若の如く険しい相貌で睨み付けてくるミカサ。もはや完全に浮気を問い詰められている旦那の図ですよ~! 巨人なんかより、今にも包丁を取り出して刺し殺してきそうなミカサの方がよっぽど怖いぃぃ!!

アルミンがアニを女型の巨人だと決めつけたのは、何か確たる証拠があったわけじゃなかったのね。単なる情況証拠と「顔が似てる」という漠然とした犯人像だけで逮捕状請求。しかし、時間的猶予がない切羽詰まった状況においては見切り捜査もやむなし。

本来「女型=アニ」という疑いは、アニ独特の蹴りを食らったエレンこそが最も感じていなくてはならないのに、頑としてその事実を認めようとしないエレンは人がいいというか甘いというか…。ミカサが激おこなのも、そういう因循な態度にイラッと来ていたからですよねー。

業を煮やしたミカサらは、エレンの巨人化を待たず自ら剣を握り巨人に戦いを挑む。単独ながら女型相手に堂々たる立ち回りを見せ、手足の如く使いこなした立体機動で抜群の戦闘センスを披露。私情が交じっているおかげで、普段より一層強さが冴え渡っています!(笑)

ラストバトルとの意気込みからか、グリグリとスピーディーに動きまくる高速戦闘シーンが鳥肌モノですごい! マジですごすぎる!!

ダイナミックなカメラワークでスリリングな興奮を演出し、サーカスを地で行くアクロバティックな立体機動の魅力を余すことなく再現。そんな大迫力な立体機動シーンが、これでもかと言わんばかりに大盤振る舞いだったのが感動! 余力は残さぬつもりか作画班!

エレンの替え玉役だったジャンも途中参戦。あれだけ死ぬのを怖がって楽な憲兵団入りを望んでいたジャンが、誰に命令されたわけでもないのに、自ら率先して巨人との戦いへ赴くんですから本当に成長しました。ていうか、ヅラ外すまで偽者とは気付かれていなかったのね(笑) さすが凶悪な悪人面同士。

調査兵団のみんなが死力を尽くして戦っているというのに、一方のエレンはまだグズグズして変身できておらず、暢気に寝転がって昼寝してやがりました(注・瓦礫に挟まって半死半生)。怒りで変身したくてもなかなか変身できないってシチュエーションは、DRAGON BALLの孫悟飯とセルの戦いを思い出しますねー。エレンはミカサと違って戦いが好きじゃない優しい子だから…(笑)

こうなりゃ誰かが人造人間16号みたく生け贄になるしかないかと思いましたが、アルミンの呼びかけでようやく覚悟が決まったエレンは、自力で巨人化。再度実現した巨人VS巨人のリターンマッチ。これまで女型の巨人に散々苦杯を嘗めさせられてきたエレンは、最後の最後でリベンジなるでしょうか?

普通ならここで女型をやっつけてスカッと気持ちよく最終回迎えそうなもんですけど、進撃の巨人はお約束や常識では計り知れない作品ですから…。これまでも女型を倒すべきタイミングは無数にあったのに、ことごとく予測が裏切られてきましたからね。そこが進撃の巨人を愛する所以ですが。

どんなラストになるにせよ、最後には「もしこの壁の中が一軒の家だとしたら」の歌を流して欲しいな。あれこそ進撃の巨人のエンディングを飾るに相応しいテーマ。

★今週のミカサ・アッカーマン★

「分かってるんでしょ…? 女型の巨人がアニだってこと」
「じゃあ…、戦わなくちゃダメでしょ」
「それとも何か特別な感情が妨げになってるの?」

顔は完全にブチギレていながら、言葉遣いは子供を優しく諭してあげるような口調だから余計怖い…(笑) ミカサはホントいいキャラしていますよ。真横で冷ややかな視線を浴びせられながら、必死に自傷行為を繰り返すエレンも大変だ。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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