進撃の巨人第13話「原初的欲求 -トロスト区攻防戦(9)-」雑感

まともに機能するかどうかもわからないエレンのために、みんなが命を賭けて戦ってくれている。我に返ったエレンがようやく作戦行動に移せば、今度はみんながエレンのために必死に“道”を作ってくれている。エレンのため、引いては人類の勝利のため、殉ずることを厭わない兵士たちの雄姿には強く心を打ちましたよ。

兵士たちもただ上官の命によって散っていったのではなく、「人類として巨人に一矢報いたい」という個人の想いが込められた上での犠牲であったように感じました。人々が想いを1つに、一丸となって協力し合う姿は斯くも美しい。「人類が今日、初めて…巨人に勝ったよ」というリコの最後のセリフが万感胸に迫りますね。

ヒロイックな情景に感動を憶える一方で、おびただしい犠牲の山に目を向けると気持ちが暗澹としてくる…。特にあのイアン班長までもが犠牲になってしまったのはショックでかすぎ。先週、せっかく指揮官としての有能っぷりに惚れ込んだというのに、こうもあっけなく巨人に食べられてしまうなんて残酷な話です。

そして、マルコも右半身が食いちぎられるという無惨な遺体で発見。とうとう主要キャラにまで犠牲者が出てしまいましたか。ジャンの良き理解者として、欠かせないキャラだと思っていただけに無念でなりません。第104期訓練兵団の同期たちはみんな良いキャラですので、ホント誰にも死んで欲しくないんです。

でも、そのジャンが存命であったことは私にとって救いでした。先週ぶっとい死亡フラグをぶち立てていましたので、マルコのポジションはジャンであってもおかしくはなかったですもん。仲間を救い、自らも窮地を脱したジャンに敬礼。

作戦終了後、リヴァイに見初められたエレンは、念願叶って調査兵団入り。しかし、リヴァイが買って出たのは監視役、もしくは世話役であって、エレンは言わば猛獣扱い。仲間としての信頼を勝ち取っていくにはまだまだ先が長そうですね。

何にせよ、ようやくリヴァイとエレンに結びつきができました。リヴァイ×エレンのコンビがこれからどんな化学反応を起こしていくのか楽しみですよ。同人作家の皆さんも、夏コミに向けてさぞ執筆活動が捗ることでしょう。

★今週のミカサ・アッカーマン★

戦闘力では相変わらずの高さを見せ付けたものの、気を失ったエレンに駆け寄るヒロインの役目はまたもやアルミンに先を越されてしまうなど、女子力ではアルミンに完敗。このままではアルミンに正妻の座を奪われてしまう!

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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