進撃の巨人第11話「偶像 -トロスト区攻防戦(7)-」雑感

ウォール・ローゼ城壁のバルジとなっているトロスト区を奪還すべく、エレンは巨人に姿を変え、破壊された壁まで大岩を運んで巨人の侵入経路を塞ぐという使命を課せられた。これまで巨人が前進した分後退を余儀なくされてきた人類が、初めて巨人に対して侵攻を仕掛ける背水のレコンキスタ

私はこの「陥落した領土を奪い返す」というシチュエーションにものすごく燃えるものがありまして~。これまで逃げの一手だったのが、初めて反攻を見せるのであれば尚更。取られたものは必ず取り返すんだと、プライドをかけた戦いを是非見せて欲しい! 日本も早くあの国から領土奪還できたらいいですよね(笑)

しかし現実的には、巨人の侵攻で完全に“逃げの思考”に陥っている兵士たちに対して、逆に進撃を命じるのは困難を極める。恐怖でパニック寸前の兵士たちは、死に目にはせめて家族と共に過ごしたいと逃亡を図ろうとする者が続出しており、彼らを作戦に従事させるのは不可能のように思えました。

そこでピクシス指令は敢えて咎めるのではなく、逃げたい者は逃げてもいいと異例の通達。ただし、現存する人類を残った領土のみで養っていくのは不可能であり、いくら目の前の巨人の脅威から逃れたところで、人類は人類の抗争によって淘汰されるであろうと。ならば、愛する家族を守るためにも今ここで死んでくれと、ありのままの現状を包み隠すことなく説いた。

歴史的に多くの人間を戦場へと駆り立てた「座して死ぬなら、出でて死のうぜ!」理論ですが、臆病者に武器を取らせて戦わせるには、最も効果的なアジテーションであるのは間違いないですね~。

このトロスト区奪還作戦は、エレンが自在に巨人に変身できること、自我を保って作戦を遂行できること、作業中のエレンを完璧に護衛できることなど、多くの不確かな前提条件の上で成り立つ作戦。責任を一身に背負うことになったエレンを心配するミカサの気持ちはわかるのですが、あまりに心配性で過保護すぎるので、もはや彼女はオカンのような存在に思えてきました(笑)

巨人に変身した直後、いきなりミカサに対してグーパンチを繰り出したのも、実はエレンが反抗期だったせいかも!?

真面目な話、エレンの暴走でいきなり作戦がデッドロックに乗り上げてしまったわけですが、今後どうやって作戦を立て直していくんでしょうかね。やはりミカサが必死にエレンを呼びかけて目を覚まさせようとする? 自我をなくしたエレンにミカサの愛は届くのか

★今週のミカサ・アッカーマン★

「私も一緒にエレンについて行く」と聞き分けのないミカサに対してエレンがまた頭突きを食らわせようとしたら、簡単にさっとかわされていたのが笑いました(笑) 同じ技は二度と食らわない、ミカサの戦闘能力の高さが恨めしい!

一緒について行けずしょぼーんと落ち込んだあと、「お前もエレンに同行しろ」と上官に命令されたあとの満面の笑顔は可愛くて萌ゆる

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  1. 進撃の巨人 第11話 『偶像-トロスト区攻防戦7-』 ピクシスのハッタリ&煽りが凄い、こりゃーヤル気出るわ。

    エレンは秘密兵器だったんじゃ!巨人になったことで立場が危うくなったエレンをこうして擁護。…無論ウソ、口からでまかせでした。遂に人類は巨人の力を手に入れたのか!これで…

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。