進撃の巨人第3話「絶望の中で鈍く光る -人類の再起(1)-」雑感

これまでシリアス一辺倒で、視聴者を容赦なく恐怖のどん底に陥れてくれた進撃の巨人が、一転してギャグ係数の高いコメディ回を持ってきたのには驚き。でも、私はこういう話も大歓迎ですよ~。定期的に息抜き回を入れてくれないと、息絶え回ばかりでは精神が参ってしまいますので…。

原作1巻ではエレンたちの訓練シーンは一切描かれておらず、仲間たちの紹介もろくにないままいきなり実戦に入っていましたので、今回のエピソードはアニメオリジナルでしょうか? しかし、戦いの前にこうやってキャラクターに感情移入させておくのは重要な下拵え。今後のために欠かせないエピソードだったと言えます。

まず始まったのは、訓練兵たちに次々と罵声を浴びせかけるキース・シャーディス教官の通過儀礼。これまでの自分を真っ向から否定して兵士の心構えを植え付ける目的らしいですが、その心を抉る辛辣な讒謗たるやひどいもの。これがバイト初日だったら、確実に明日から全員来なくなりますよ。

既に覚悟が決まっている者たちには、この通過儀礼は行われない。まぁ、さすがの鬼教官とはいえ、こんな危ない目付きしている人を面罵するのはおっかないですよねぇ…(笑) アニ(153cm)の眼光には完全にこっちがびびってしまう。

そして真に恐るべきは、教官の怒号が響き渡る中、調理場からくすねてきた芋を黙々と頬張っていたサシャ・ブラウス(168cm)! 教官の目に止まり詰問されるが、何故自分が咎められているのか意味がわかっておらず、芋の独り占めが原因かと勘違いした挙げ句、逆ギレ気味に芋を半分譲ってやれやれ顔

この物怖じしない性格は逆に教官から評価されるのかと思ったら、普通に晩飯抜きの罰走を受けていた(笑) そりゃそうだよね~! バカキャラ+腹ぺこキャラって感じでサシャは面白いなぁ。「半分」とかいいながら渡したのは4分の1ぐらいでしたし!(笑)

ジャン・キルシュタイン(175cm)も私の好きなキャラです。ことあるごとにエレンに突っかかってくるニヒルで嫌な奴ですが、その人間臭さは憎めない。ミカサに一目惚れして、速攻で失恋したところも憎めない

空腹で今にも気を失いそうなサシャに食料を分け与え、手を差し伸べた心優しきクリスタ・レンズ(145cm)は正統派美少女。まさに女神の如き可愛らしさでしたが、150cm以下という身長制限に引っかかっているため、個人的には“ない”ですね(ひどい)。

一夜明け、立体起動での戦いに必要な空中でのバランス感覚を問う適正試験を兼ねた訓練。その初歩においていきなりエレンが躓いたのは意外でした。前夜、「力ないものは去るしかない」とか非情を口にしていた自分が、真っ先に役立たずの烙印を押されるとは、これは格好が付かない…!

しかし、そこで自信をなくしてふて腐れてしまうのではなく、居残りして練習に励んだり、できる人間に頭を下げてコツを教えてもらおうとしたり、課題をクリアするため懸命にもがき始める姿が好感なんです。

「やる。俺はやる!」
「俺には素質がねぇかもしれねぇけど、根性だけは誰にも負けねぇ」
「理屈なんかしらん! 根拠もない! でも、俺にはこれしかねぇ! これが俺の武器だ!」

決して才能がないことを言い訳にして努力を放棄したりはしない。昨今の主人公に最も欠落している“必死さ”を持った素晴らしい主人公だと一発で惚れ込んでしまいましたね。

結果的に、エレンの失敗の原因は装着器具の故障だったわけですが、それでもこれは彼自身が掴み取った努力の成果。ミカサに対して、「自分は1人でもやれるんだぞ」と強く意思表示したところ、「これで私と離れずに済んだと思って、安心してる」と解釈してしまうミカサの思い込みの激しさには身悶えます(笑) ミカサのヤンデレ発言に若干引き気味だった周りのリアクションも笑えました。

★今週のミカサ・アッカーマン(170cm・68kg)★

ああ、なんという絶世の美女…。大人になってからのミカサは、凄まじいまでの色気を放っていますよ。大人といっても、本来ならまだランドセル背負って小学校通っている年齢なんですけどね…(笑)

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3 Responses so far.

  1. イノウエ より:

    今回の内容は、原作では過去回想として描かれていた部分ですね。視聴者に対する説明などを考慮して時系列順に構成されたのだと思います。

    ちなみにアニメオリジナルと言うと、二話のBパートがほとんどオリジナルでした。
    聞くところによると原作者と監督がかなり綿密に話し合いをしているそうで、漫画では描き切れなかった部分をアニメではガンガンやってもらっているとのこと。二話は正にそれに当てはまると思います。
    それにこう言ってはなんですが、デビュー作ということもあって技術不足などの理由から、あとになって「やっぱりああすればよかった」と思っている部分は多いと思いますし、今回の話の挿入タイミングなんかもそうなんじゃないかな、と。

  2.  イノウエさん
    なるほど。今回のエピソードはちゃんと原作にもある話で、順序を入れ替えて再構成していただけなんですね。とてもいい話だったと思いますので、それなら原作の方も読んでみたくなります。そのうち、3巻以降のコミックスも買っておかないとなぁ~。

    >漫画では描き切れなかった部分をアニメではガンガンやってもらっている
    アニメオリジナルには何かと否定的な私ですが、原作者の意向を添えてシーン補完しているのであれば文句はありません。第2話だと、鎧の巨人がタックルで扉を破壊するシーンはアニメで大幅に格好良くなっていましたね。原作だと、ほんの数コマで終わっていたシーンなのに。

    今回は原作漫画にそれほど思い入れがないせいか、改変があっても特に気にならない。熱心な原作ファンだと、「こんな美人、ミカサじゃない!」って受け付けられないのかもしれませんが~。

  1. ひそか日記 より:

    進撃の巨人 感想 第3話 「絶望の中で鈍く光る」 -人類の再起1-

    新キャラがいっぱい! えー?,誰が誰やら(汗)。
    ということで,まずは名前を覚えることから始めたいと思います。

    見どころの一つは,エレン・アルミン・ライナー・ベルト…