キルラキル第15話「どうにもとまらない」雑感

大阪を代表する宝多金男(たからだかねお)は、世の中銭や銭やと叫ぶ俗物を絵に描いたような守銭奴キャラ。その悪意しか感じらない描写に反感を憶えずにいられませんが、言わば彼は資本主義の化身。一方、恐怖によって人々を支配する皐月が体現するは専制政治であり、政治理念だけでいえば、皐月より宝多に共感できると言えなくもないですね。

とはいえ、明らかな小者である宝多が皐月に敵うはずもなく、金の傀儡であった手駒は一大刀で一掃。あっという間に窮地に追い詰められてしまった宝多でしたが、簡単に白旗を揚げようとはせず、とっておきの奥の手を使ってしぶとく抵抗を見せる。なんと全身に金色の鎧を身にまとい、華麗なる変身を遂げた!

大阪=かに道楽というベタなイメージを引きずった、その名も「道頓堀ロボ」。やっぱりこんなのか…。これじゃAパートすら乗り切れるわけがない……という直感通り、何の見せ場もなくこてんぱんにやられ、最後は竹刀でお尻を開発(?)されるという屈辱的な扱いで散っていきました。これにて三都制圧襲学旅行編は完結

しかし、話はそこで終わらず、鮮血の生地を収集している流子が最後のワンピースを持つ皐月に戦いを挑み、更にそこに第三勢力の地下組織ヌーディストビーチが絡んでくるという怒濤の展開。大阪には何の関係もない奴らによる迷惑千万な大乱闘が始まった! お前ら、全員大阪から出て行け(笑)

新型三ツ星極制服をまとった四天王は威風堂々。多勢のヌーディストビーチ相手にも個々で圧倒できるほどの強さ。蟇郡だけは何故かマコと張り合っていましたが(笑) この2人仲良いなぁ。

流子VS皐月はメインバトルだけあり、相変わらずの超作画が頑張ってくれていました。地上波とは思えぬ凄まじいアニメーションに感嘆。……が、この二人の対決はこれで三度目ですので、さすがに衝撃も薄れてきた感はあります。新たな神衣や必殺技を引っ提げてパワーアップするなど、何かしら戦い方に変化がもたらされていればいいんですけど、別に戦い方は以前と変わらず、新鮮味ないですしねぇ。

単純にヴィジュアルの迫力でいえば初回(第3話)が一番でした。先にあんな最終回レベルの作画をやってしまったものだから、その弊害が今になって出てきている感じ。途中でバテるなら、最初からあんな全力出さなきゃ良かったのに~。私もマラソンでは、最初に全力で飛ばして、途中でぜぇぜぇ息切らしながらフラフラ走りきるペース配分ができないタイプでしたので、人のこと言えませんけど!

キルラキル 1(完全生産限定版) [Blu-ray]

販売元:アニプレックス( 2014-01-08 )

定価:¥ 7,344 ( 中古価格 ¥ 458 より )

Amazon価格:¥ 5,141

時間:48 分

2 枚組 ( Blu-ray )


ABOUT

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
この記事のトラックバックURL
  1. キルラキル 第十五話「どうにもとまらない」 感想

    「流子ちゃんの傍が一番安全だよ」
    流マコキテるね。

    あらすじ
    道頓堀の地下には生命戦維対抗組織『ヌーディストビーチ』の地下アジトがあった。戦闘員たちが臨戦態勢で待機する…

  2. キルラキル 第15話 『どうにもとまらない』 流子と鮮血の固い友情!そしてハブられるマコ。

    金と恐怖なら金の方がいい。貰えるものがあるんですから。でも「金のためなら命を惜しまない」は宝田フカし過ぎましたね。金に目が眩んだ連中でも命は惜しい。皐月の圧倒的な力を…