キルラキル第3話「純潔」雑感

ラスボスと目された皐月と3話目にして早くも対決が実現! 流子の持つ神衣「鮮血」に対抗するべく、自らも神衣「純潔」を身にまとった皐月。鮮血と純潔の戦いとは、即ち非処女と処女の戦いってことですかね!?

純潔は、鮮血に負けず劣らずの際どいエロエロコスチューム。それを一切恥じることなく、堂々と着こなせてしまう皐月様がカッコイイ! ただでさえ強かった皐月は更に手が付けられないレベルになり、こうなると戦況は予想通り一方的なもの。果敢に戦いを挑んだ流子はボッコボコに返り討ちにされ、哀れ虫の息です(3週連続)。

如何ともしがたい実力差を見せ付けられた流子は、まだ鮮血を真に覚醒させていなかったことに気付く。神衣の潜在能力を引き出せないのも、大量の血液を必要として燃費が悪いのも、自分の羞恥心が邪魔して、鮮血と一心同体となることを内心で拒み続けていたから。恥じらいを捨て、鮮血を完全に受け入れることで、初めて鮮血は自らの血肉となり素肌となり、その秘められた真価を発揮することができる!

鮮血を着こなすことに成功すると、皐月から余裕の表情を打ち消すほどに超パワーアップ! 強大な2つの力が正面から激しくぶつかり合う迫力のバトルシーンは完全に劇場版クォリティ。どう考えても最終回に取っておくべき作画と脚本とテンションを、こんな序盤も序盤で消費してしまうなんて前代未聞ですよ!! あっさり3話に持って来られるキルラキルスタッフの大胆さに敬意を表すほかありません。

と同時に、やっぱりチョット拙速すぎたんじゃないかという疑念も拭いきれません…。流子が「恥ずかしさを克服して強くなる」という展開は確かに燃えるものがあったものの、もっと流子ちゃんが恥じらいながら戦う姿を見たかったのも事実。それが今後見られないととなると、かなりの損失になりかねないんですよねー。

ついでに、“血を吸われ続けて長時間戦えない”という設定も残しておくべきだったのでは。鮮血のような強力な装備でパワーアップを遂げるからには、何かしらリスクやデメリットがあって欲しい。そこをエヴァンゲリオンやウルトラマンのような時限付きヒーローとして扱うのは、丁度いい枷だったと思うんです。

衆目の中で恥ずかしさに耐えながら、血を吸われてフラフラになりながら、それでも頑張って戦う健気な姿に流子ちゃんの愛らしさを感じていたのは私だけではないでしょう。最終的に恥じらいを克服したパワーアップは必要だったとしても、そのタイミングは果たして第3話の「今」だったのか? 早すぎるクライマックスが吉と出るのか凶と出るのか、しばらく見守って判断していきたいと思います。

“燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや”であってくれればいいのですが~。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. キルラキル 第三話「純潔」 感想

    いきなり頂上決戦。

    純潔は花嫁衣装、「私が先を越される事はありえない」
    あっ(察し)

    OPの流子の変身シーンに既視感があると思ったらあれだ。銀河美少年のアプリボワゼ。

  2. キルラキル 第3話 『純潔』 まるで最終回!?流子と皐月、神衣同士が激突!!

    極制服とか神衣の仕組みが分かってきた。流子が敵を戦維喪失させると何やら糸を回収してる。これが生命戦維という超パワーの源みたいです。この含有率によって極制服の強さが決ま…

  1. 生徒会の刺客を倒す流れになる、というのは予想通りでしたね。
    ただ、流子が能力を引き出す前に既に2つ星の敵を2人も倒してしまってる分、単純な戦闘で勝負とは行かない気がします。2話のようにある程度スポーツのルールに従うことで変化を付けていくんでしょうか。

    それはともかく、「能力引き出すのはいいけど、それってもう恥じらいながら戦う流子の姿は見られないってことなの?」って思っていたのですが全く同じ感想をされていて安心しました。やっぱり気がかりですよね。

  2.  ゲストさん
    最強の皐月相手に一歩も引かない戦いを繰り広げた流子ですから、今更単純な力比べを2つ星・3つ星の連中とやっても盛り上がらないかもですね。せっかく部活を代表する敵と戦うなら、相手の土俵で、相手の得意種目で打ち負かしていって欲しいな。

    >もう恥じらいながら戦う流子の姿は見られない
    これはやっぱり大きいと思いますよー。勝ち気な流子が、恥じらいながら破廉恥な格好で戦う姿はいろんな意味で見逃せない魅力だったのに。羞恥心の克服は、それこそ最終回でも良かったような。