僕らはみんな河合荘第9話「禁断の」雑感

就寝前に、突然部屋にムカデが現れて恐怖におののく律ちゃん。麻弓さんも巻き込んで、夜間の河合荘に響き渡る大きな悲鳴。そんな今週のムカデ騒動は、初めてこの作品のコメディが面白いと感じられるものでした

女の娘に頼られムカデを退治するという男冥利に尽きるシチュエーション。宇佐君も決してムカデが平気なわけではないのに、困っている律ちゃんのために勇気を振り絞るところがいい! こういう女子にカッコイイところを見せたいがための男子の痩せ我慢って、めちゃくちゃ好きなんですよー。

もう1つ私が宇佐君を褒めそやしたいのは、直接律ちゃんにムカデ退治をお願いされたわけではないのに、その窮状を酌み取って「やりますがな!」と引き受けたところ。真の男たるもの、お願いされてから助けているようでは失格。みなまで言わせなかった宇佐君が立派なんですよ! まぁ、律ちゃんの無言の圧力は、ほぼ「助けて」と口に出しているに等しかったですけど(笑)

ムカデ退治の武器を両手に携え、いよいよ禁断の女子エリアへと足を踏み入れる。ムカデ捜索を理由に、麻弓さんと律ちゃんのお部屋を訪問することができたのは役得。イメージ通り、双方ともまったく色気のない部屋でしたが(笑)

室内では肝心のムカデが発見できず、そのまま二手に別れて家捜しを続けていると、天井からぽとりと落ちてきたムカデが律ちゃんの背中に! パニックになった律ちゃんは、所持していたムカデ撃退用の熱湯を反射的に振り回し、あわや大火傷の大惨事…!

そこを咄嗟に庇ったのが宇佐君。自分の腕に直接熱湯を浴びせかけられても一切動じる素振りなく、パニックに陥っている律ちゃんを冷静に宥め落ち着かせた

これは文句なしの格好良さ!! 好きな女の娘を身を挺して守る、男としてのシンプルな格好良さに素直に拍手ですよ。前回かなり評価を落としてしまった宇佐君ですけど、そのぶんも今回でチャラ! その男気にとても感動させていただきました。

ムカデ退治の一件は、実家が田舎で虫慣れしている渡辺が手際よく始末してあっさり解決。1人なかなか姿を現さないな~と思っていたら、メイクするのに時間がかかっていたのですか(笑) ムカデをつまんで捨てるだけなのに、がっつり余所行きのメイクを強いられるコストパフォーマンスの悪さに笑えます。

「ムカデが出た」という些細な日常の事件をきっかけに、全住人を巻き込んだ愉快なドタバタ劇。これぞアパート同居モノの醍醐味と言える秀逸なエピソードでした。今までずっと自分の思い描くイメージと齟齬を感じていた「僕らはみんな河合荘」ですけど、第9話にして初めて噛み合わせがしっくりきたと言えますね。次回以降もこういうのをお願いしますよ~!

宇佐「俺、実家でムカデ見たことないんだけど、ここは結構出るんすか?」
シロ「梅雨時とかたま~にね。雨続いたから。金華山も近いし」

かつて岐阜城がそびえていたあの金華山(稲葉山)ですか! 当たり前のように都内近郊が舞台だと思っていたので、まさか河合荘の舞台が岐阜県だったとは意外です。なんだか急に親近感沸いてきたなぁ(笑) いや、別に岐阜県には縁もゆかりもないんですけど。

★今週の河合律★


ここに来て麻弓さんのことがどんどん好きになってきました。元々、メガネで美人で年増で巨乳でエロくて声がサトリナとスペック的には満点付けられるキャラなので、下ネタのウザさが軽減されてくると普通に魅力的なヒロインです。

こうなると律ちゃんの地位が危うくなってくる…。作品の性質上、一番魅力的なヒロインは律ちゃんでないといろいろ不都合が出てくるため、もっと彼女の良さをアピールしてもらいたいのに、相変わらずの赤面推し1本。このまま赤面ネタだけを続けていたら、ただの一発屋芸人として消えゆく運命ですよ…! そろそろ新ネタを!

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