僕らはみんな河合荘第8話「うれしぬ」雑感

変ショリ問題に伴う“やれやれ主人公疑惑”のせいで、宇佐君の支持率は急落。もはや政権運営に支障が出るレベルにまで落ち込んでしまったので、今週はなんとかカッコイイ一面を見せてもらい、失った信頼を取り戻していただきたいものです。

書生カフェでバイトを始めるようになった宇佐君。最初からやる気ないオーラを剥き出しにしながら、バイトの先輩たちを変わり者だといきなり見下してくるなど、早速嫌な感じ。

ある日、バイトしている最中に合コン帰りの林さんとばったり出くわす。林さんといえば、中学時代宇佐君にまとわりついてきた変人衆の1人。地味で陰気だった彼女は見違えるように垢抜けており、鮮やかな高校デビューを果たしていた。

思いがけぬ再会にお互い気まずさを感じていると、ただならぬ空気を感じ取った連れの男が2人の関係を追求。慌てた彼女は「変ショリ」と呼ばれていた宇佐君の過去を口走り、たちまち宇佐君は連中の笑いものにされてしまう

こんな扮装姿で給仕をしていれば、客に弄られるのも当然覚悟すべきことですけど、プライベートをネタにされて集団でバカにしてくるのは話が別。確実にこいつらはクズ。だから、宇佐君がどのような出方を見せるのか、私はむかむかする不愉快さを抑えながら、じっと注目していたんです。

ところが、宇佐君はまるでイジメられっ子のように黙って俯くだけ…。言われたい放題バカにされているのに、何もできず現実逃避している情けなさ。そこをたまたま通りがかった律ちゃんと住人の助け船で救われたとはいえ、結局1人では何もできなかった宇佐君に再び失望させられましたよ。

ブチギレて言い返そうが、相手せず粛々と仕事をやり抜こうが、対応の仕方は別になんだって良かったんです。こいつらの前で、毅然とした態度さえ取ってくれれば。それだけで宇佐君の支持率はV字回復し、「USA! USA!」の大合唱になっていたはずなのに…。

「変人処理」どころか、客すらも満足に処理できない男。宇佐君はそんな何者でもない男だったってことですね。変人たちを下に見ているつもりが逆に変人たちに助けられてしまうような、無力で凡庸な高校生に過ぎなかった

そんな身の丈を自覚してくれたなら今週の話も無駄にはならなかったんですが、律ちゃんに助けられて嬉死んでいただけの宇佐君から、何も成長を感じない…。今、恥ずか死ななくてはならないのは貴方の方でしょうに。

★今週の河合律★


いつもの赤面芸を見せてくれた律ちゃんですが、それ以外特に見どころなし。代わりと言ってはなんですが、麻弓さんと渡辺のコンビのことは段々好きになってきました

「洗顔料の洗浄力テストしようかな。こいつの顔で!」
「シロ! サンドペーパーとシンナー持ってきて」

このアニメのギャグ全般が受け付けない私ですけど、渡辺の厚化粧ネタだけは結構好き。というより、麻弓さんの渡辺弄りが面白い。渡辺も麻弓さんのお腹の肉を掴んでやり返したり、仲良くじゃれ合ってる感じがいいね。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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