僕らはみんな河合荘第7話「おすすめの」雑感

近隣に痴漢出没という報を受け、普段読書に夢中になりすぎて無警戒な律ちゃんを痴漢の魔の手から守るべく、本人からナイト役を仰せつかった宇佐君が彼女の下校に付き従う。一緒に下校すること自体はこれまで何度も経験しているものの、彼女に頼られて一緒に付き添えるのは格別のよう。喜びで興奮しすぎるがあまり、律ちゃんをエロ目線で視姦していましたしね(笑)

思わぬ役得に幸せを噛み締める宇佐君ですけど、冷静に考えれば、付き合っているわけでもない男を痴漢避けのためだけに付き従えるなんて、随分傲慢な話。人の惚れた弱みにつけ込んで、男を手駒のように扱う律ちゃんは相当悪どい女ですよ。しかし、当の宇佐君がそんなワガママさがいいって言うんですから、それは仕方ない。私もそこは宇佐君に同感です(笑)

無論、そんな傲慢が許されるのは、律ちゃんがカワイイという大前提があってこそ。律ちゃんがカワイイという事実、そこに疑問の余地を差し挟むわけではないんですが、正直律ちゃんの可愛さってチョット伸び悩んでいる気がします…。

というのも、未だに律ちゃんって本を読んでいるだけのキャラなんですよね。本に集中しすぎて周りが見えなくなるという個性ばかりが推されていますけど、そこはもう充分わかったからそんなに推さなくてもいい。ことあるごとに照れて赤面する律ちゃんもカワイイですけど、そこはもう充分わかったからそんなに推さなくてもいい。そろそろ別の一面を見せてくれって感じですよ。

私は律ちゃんのことは第1話から好きですが、好感度は最初のスタート地点から微動だにしていません。新たな律ちゃんの魅力というものが見えてこないので、マイナスもないけどプラスもないという、極めてもどかしい状況。

10代で並み外れたドリブルをしていて、「こいつは将来どんなすごい選手に育つんだろう!?」と期待していたら、10年後まだドリブルだけやっているような選手がサッカー界にごまんといるように、律ちゃんもそろそろ次のステージに進んでくれないと、単なる早熟で終わってしまう恐れが…。

★今週の宇佐和成★


“今週の河合律”は既に語り尽くしましたので、代わりに主人公宇佐君の話を。彼は中学時代、「へんしょり」というあだ名で呼ばれており、それは周りに変人が寄ってきやすい体質で、その変人らの対応を得意とする「変人処理班」に由来するものらしい。

この恥ずかしい設定のせいで、私の宇佐君への印象はがくーーーんと急降下…。この「やれやれ、俺は平穏に学生生活を送りたいだけなのに、どうして俺の周りばかり変人が集まってくるんだぁ?」とでも言いたげな宇佐君に虫酸が走るんですよっ!

「厄介ごとに巻き込まれる」のを何故か自慢げに語りたがる苦悩気取りのラノベ主人公のことが私は死ぬほど大嫌い。まさか宇佐君がその手の輩と同列であったとは、失望感しかありません。ラブコメとして、主人公とヒロインさえしっかりしていれば他はイマイチでも大丈夫だと思っていましたけど、その前提が音を立てて崩れてしまった感覚…。

ABOUT

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
この記事のトラックバックURL
  1. 僕らはみんな河合荘 第7話 『おすすめの』 律に読書禁止令!その意外な理由。

    痴漢が出るから。もう犯人捕まったも同然じゃないの、シロさんでしょ?と思ったら違うみたい。住人も十中八九こいつだと思っていたみたいですが。まあこの人はただのドMなだけで基…

  1. まあまあ、ヘンショリ君がヘンショリ君であることの理由と魅力は次のエピソードできっちり語られますのでご勘弁を。

    •  ペーターさん
      ほ、本当ですか? チョット心折れかけた話だったので、そうなってくれればありがたいんですが…。でも正直、ここから挽回する方法が私には思いつかない。