ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース第12話「女帝(エンプレス)」雑感

ジョセフの右腕に浮き出た不気味な人面瘡は、ネーナのスタンド「エンプレス」によるもの。ホルホースの伊達男っぷりを演出するためだけの脇役に雪野五月さんのキャスティングは贅沢すぎると思っていましたが、彼女も敵スタンド使いの1人だったと判明してようやく合点がいきましたよ。

肉体に取り憑き、宿主であるジョセフの命を狙うこの厄介極まりない存在は、時間の経過と共に長足の進化を遂げ、徐々に力強さが増してくるという恐ろしさ。このまま放置していては間違いなく殺されてしまう。成長しきってしまう前に、なんとか始末する方法を見つけなくては!

第3部に入ってから一度も戦闘に参加してこなかったジョセフが初めて大立ち回りを見せる回でしたので、私も興味深く見守っていました。ジョセフのハーミットパープルは、相手を縛り付ける鎖の役割としては使えるものの、殺傷能力は低い。この戦闘向きとはいえないスタンドを使って、一体どういった戦いを披露してくれるのか

ベナレス界隈を駆け回りながら、何か有効な手立てはないかと必死に頭を回転させるジョセフ。このとき、ポルナレフがジョセフのピンチに気付けたなら、シルバーチャリオッツを使ってちょちょいとエンプレスを倒せたかもしれませんが、彼はネーナの色仕掛けにまんまとハマッていたのだから情けない(笑) もう最大の目的は成し遂げてしまったんで、気が抜けてしまっていたのかなぁ。

そうこうしているうちにエンプレスはぐんぐん成長を続け、もうジョセフを殺せるだけの力は充分身に付いた。しかし、ジョセフもただ闇雲に走り続けていたのではなく、実はコールタールの在処を探していた。場所は香炉灰を使って描き出した街の地図で特定。ハーミットパープルはカメラがないと使い物にならない能力かと思ったら、こんな応用の仕方もあったんですね~。

ドラム缶に溜まったコールタールに、自分の右腕ごとエンプレスを突っ込む。これは窒息させる目的ではなく、エンプレスを凝固させるのが目的。彼女が狙いに気付いたときには既に遅く(コールタールは匂いですぐわかると思いますけど)、もはや完全に身動きが取れない状態に。

ジョセフ「お前は『やめてそれだけは』という!」
エンプレス「やめてやめて! それだけは! うわぁ!!」

ここでジョセフ得意の発言先読み! もうこの言い回しはやめちゃったのかなと思っていましたが、まだ忘れていなくて良かったですよ~。第3部の年老いたジョセフは若き頃の面影があまり感じられず、別キャラになってしまったような寂しさがありましたけど、今回はオーバードライブに発言予測に第2部主人公だったジョセフを思い出させる「らしさ」が随所見られて嬉しかったです。

エンプレスを八つ裂きにしたことで、同時にスタンド使いネーナも絶命。その美しい外見は実は人面瘡のカムフラージュによるもので、実体は醜い容姿の女性だった…。これが私の本体のブサイク顔だ!

ネーナにすっかり騙されていた自分にショックを受け、1人悄気返るポルナレフ君。ていうか、アヴドゥルさんを殺した男と付き合っていた女に手を出そうするのは、さすがに私もどうかと思うんですが…。いくら女性の男性遍歴を気にしないと言っても、それはやっぱダメでしょ~(笑)

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  1. ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 第12話 『女帝』 波紋に台詞先読み!第2部を彷彿とさせる演出がたまらん。

    おへぇぇえええ!!J・ガイルの死を直感したエンヤ婆が発狂。いや元から狂ってるんでしょうが。心の清い誠実なJ・ガイルとか言ってるし、親バカここに極まれり。 ショックのあまり…

  2. (アニメ感想) ジョジョの奇妙な冒険 第三部 スターダストクルセイダース 第12話 「女帝(エンプレス)」

    投稿者・フォルテ

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  1. この話は星新一の「かわいいポーリー」という話を思い出しました。船員の男が腕に入れ墨をしたところ、その入れ墨がだんだん女性の顔に・・・という話です。

    • 浅学ゆえ「かわいいポーリー」の話は存じませんでしたが、調べてみると確かに今回の話に類似している感じではあります。パクリということではなく、インスピレーションを受けていたのかもしれませんね。

  2. あくまでスタンドで戦いつつも、お約束のセリフがくるとグッときます
    ハーミットパープルにもロープマジックの名残りを感じるような感じないような…
    一方ポルポルくんはギャグキャラでしたね。キーが刺さるなんて反則です(笑)

    それと公式に4クールやると発表されましたね
    見るからに予算十分なアニメではありますが、後半作画が怪しくならないことを祈ります
    ジョジョの中でも3部は特に尻上がりなシリーズですからね

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。