ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース第11話「皇帝(エンペラー)と吊られた男(ハングドマン)その2」雑感

妹とアヴドゥルが殺された怒りで前後不覚に陥るポルナレフ。挑発に乗るな、ここは一旦撤退すべきだと花京院が懸命に制止するも、冷静さを欠いたポルナレフの耳には届かない。やむを得ず、花京院はエメラルドスプラッシュでポルナレフをぶっ飛ばしてトラックで回収。いろいろ質問したいことがありますが、とりあえず、何故高校生がそんなドライビングテクニックを持っているのかを伺いましょうか

頭を冷やしたポルナレフは、自暴自棄になりかけていた自分の振る舞いを反省。アヴドゥルの死を無駄にしないためにも、今後は生きるために戦うことを誓う。

「それは仲直りの握手の代わりだ」

ポルナレフの決意を聞き入れた花京院は顔面に全力で肘鉄! 気持ちはわかりますが、頬を叩くぐらいにしてあげてくださいよ!(笑) 仲直りの握手で顔面に肘鉄はスパイシーすぎっ!!

アヴドゥルさんを殺した「ハングドマン」は許しがたい悪ですが、正直のこのスタンドのアイディアはすごく好き。鏡では見えるのに肉眼では見えないという怖さと、鏡の反射を辿ってどこまでも追いかけてくる怖さ。車で逃走して一安心かと思いきや、ハンドルのメッキ部分にハングドマンの姿が映り込んでいたのはぞくっとしましたよ。どこに逃げても追って来る追跡者の恐怖。

そして、ハングドマンの使い手であるJ・ガイルが遂にその正体を現す。ポルナレフが人生をかけて追い求め続けてきた憎き仇敵。これが本体のブサイク顔だ!

奴は周囲にいる物乞いを集めて、ポルナレフらを包囲させる。ハングドマンは反射物から反射物へと瞬時に飛び移るが、その軌道は常に直進であるがゆえ、移動するタイミングさえ掴めれば捉えるのは容易い。しかし、このように大勢の人間に囲まれ注視されると、瞳から瞳へと飛び移るハングドマンの動きを捉えきることができない。

じわじわとハングドマンに追い詰められる中で、花京院はポケットからすっと1枚の金貨を取り出す。金貨で物乞いたちの視線を誘導すれば、自ずと瞳に潜むハングドマンは輝く金貨への移動を強いられる。その一瞬をポルナレフは見逃さず、シルバーチャリオッツで狙い撃ちした!

とうとう妹とアヴドゥルの仇であるJ・ガイルを追い詰めたポルナレフ。ずっと復讐を遂げるこの瞬間を待ち望んでいた。積年の恨みを晴らすべく、「針串刺しの刑」として容赦なくJ・ガイルを滅多刺し! 「これは折られた鼻骨の分!」「鼻骨は花京院が…」

……って、これで本当に仇討ちは完了なんですかね? ポルナレフが妹の無念を晴らすことができたのは喜ばしいのですが、意外とあっさり片付いちゃったもんで、なんだか実感に乏しくて…。もっと後半まで引っ張るネタかと思っていたら、案外簡単に見つかって、案外簡単に倒しちゃった

それから「両腕とも右腕」の謎は結局なんだったの!? これがすごい引っかかる! 両腕が右腕という何やら訳ありの特徴を持っていながら、そのことに一言も言及しないまま幕引きされるとすごくモヤモヤ感が残ります! ちゃんと理由を聞いてからトドメ刺してよ!! ついでに親戚に両腕とも左腕の男がいるのか確認して!

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  1. (アニメ感想) ジョジョの奇妙な冒険 第三部 スターダストクルセイダース 第11話 「皇帝(エンペラー)と吊られた男(ハングドマン) その2」

    投稿者・フォルテ

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  2. ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 第11話 『皇帝(エンペラー)と吊られた男(ハングドマン) その2』 ホル・ホースはジョースター家の縁者かもしれない。

    呆気無い幕切れよの~~~。遺言を残すまもなく逝ってしまったアヴドゥルを揶揄するホル・ホース。 仲間を殺されて小馬鹿にされりゃだれだって怒ると思います。 むしろ高校生ら…

  1. 確かにあっさりですね(笑)
    Jガイルについて掘り下げられるようなこともなかったし
    前回に比べて詰めたテンポだったのもあっさり感増してます
    ただ、この復讐は後のバトルにちょっと関わってきますよ

    しかしスタンドバトルの内容はどんどん凝ってきていますねー
    新設定が最初から使いこなされているのではなく
    徐々に掴まれていってるように思えるのが週刊連載の雰囲気を感じます

    • ポルナレフの仇討ちは、ディオを追い続ける戦いと平行してやっていくテーマだと思っていたので、あっさり片が付いたのはびっくりしました(否定的な意味ではなく)。ハングドマンのアイディアは素晴らしかったので、もうチョット話を引っ張って、中ボスみたいな立ち位置でもよかったかもね。

      >スタンドバトルの内容はどんどん凝ってきています
      それは私も感じます。ただスタンドの強さだけを競うのではなく、様々な特殊能力を駆使した頭脳的な戦いになっているので、毎回見応えがあります。スタンドの登場で大きくバトルシステムが様変わりしても、ちゃんとジョジョイズムは受け継がれていますね。

  2. 意外とあっさりなんですよね実はw。ちなみに今後もポルナレフの出番はありますのでお楽しみにw

    • 仇討ちを済ませたらポルナレフはさっさと国に帰っちゃうんじゃないかと心配していましたが、律儀にディオ討伐の旅に付いてきてくれるみたいで良かった~。

  3. 普通なら追い詰めたと思ったら最後の最後で逃げられてしまい、決着は次の機会に…と引っ張るところがあっさり終わりましたね。
    そして逆に逃げたのはホルホースの方と言う。

    両方とも右腕は別に謎じゃなくてただそういう特徴を持っているってだけですね。エンヤ婆、J・ガイルの一族はみんな遺伝的に両右腕なのでしょう。

    • ホルホースは思いの外いいキャラしている敵だったので、あのまま逃げ延びたのは良かったかも。また誰か強い相方を見つけて、承太郎らに再挑戦してくるのかな。一人では勝てないと身の程を弁えているところが好き(笑)

      >両方とも右腕は別に謎じゃなくてただそういう特徴を持っているってだけ
      そうなんですか。両腕とも右腕という設定は何ともいえない不気味さがあるので、てっきり深い意味があると思ったら…。実は両足も右足になっていて、それはポルナレフの妹の右足を引きちぎったものだとか、そういう異常者を想像していましたよ。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。