ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース第9話「黄の節制(イエローテンパランス)」雑感

第1話でVSアヴドゥル。第2話でVS花京院。第5話でVSポルナレフ。第9話で再びVS花京院。仲間内でケンカが絶えないですなぁ(笑) しかし、今回の花京院は裏切りではなくて偽物。対象とそっくりに変身できるスタンドの能力で、花京院になりすました「ラバーソール」が密かに承太郎を付け狙う。

「このぉ…。肥だめで生まれたゴキブリのチンボコ野郎のくせに、俺のサイフをぉぉ!!」
「その尻の穴吹いた指で、ギろうなんてよぉ…! こいつはめちゃ許さんよなぁ…」

見た目ではまったく判別付かないほど完璧な擬態ができていながら、演じているキャラが明らかに間違っている謎。言葉遣いが粗暴すぎたり、街中でバックブリーカーをぶちかましたり、いきなりカブトムシをむしゃむしゃ食べ始めたり…。こいつは真面目に花京院になりすます気があるのかと問いたい(笑)

「レロレロレロレロレロレロレロレロレロ」

意味もなくチェリーを舌で高速回転させる変態アピールなんて、もう怪しんでくれと口にしているようなもの! ジョセフは自身の能力で「花京院はトロイの木馬」という情報をキャッチしていましたけど、別にそんな情報いらなかったよね~。だって、最近出逢ったばかりの少女(アン)にすら不審がられるレベルなんですから(笑)

「俺は喰らった肉と同化しているから、一般の人間にも見えるし、触れもするスタンドだ…」
「節制のカード、イエローテンパランス!」
「これが俺の本体のハンサム顔だ!!」

正体はもっと化け物みたいな奴を想像していたんで、割と普通にハンサムだったから否定しにくい(笑) って、このハンサムがカブトムシを食べていたのですか…。

「花京院さんの顔がバガッと割れたの! でも花京院さんは花京院さんじゃあなかったの!」
「それでジョジョがケーブルカーの中で、ヘドロに襲われ指を食われて大変なのよっ!」

何を言っているのかわからねーと思うが、ありのまま今起こった事を話すアンちゃん

花京院「僕がどうかしたんですか?」
ジョセフ「んん? お前!? 今までどこに!?」
花京院「ん? ジョジョに置いてかれたので、プールサイドで日光浴を」
アヴドゥル「学生服のままで…?」
花京院「それが…?」

本物が偽物以上に怪しい行動を取るの、ややこしいからやめてくれませんかね(笑) 学生服で日光浴=本物だと確信したジョセフもすごいですけど。

「ジョースター家には、伝統的な戦いの発想法があってな」
「1つだけ、残された戦法があったぜ」
「それは……逃げる!!」

ジョースター家の伝統っていうか、これはジョセフ特有の戦法であるような…(笑) 少なくともジョナサンは敵前逃亡するタイプじゃなかったですし。

しかし、この「逃げる」という好判断で敵を水中まで引きずり込んだことが奏功。呼吸をするため顔を上げた瞬間はスタンドのガードが開かれるので、その隙を狙ってすかさず攻撃を叩き込む。右ストレートと肘鉄の2発で、ラバーソールはあっという間に戦意喪失。ほぼ無敵ともいえる強力なスタンドを有していながら、本体はものすごく軟弱だった!

承太郎「喋ってもらおうか。これから襲ってくるスタンド使いの情報だ」
ラバーソール「そ、それだけは口が裂けてもいえねぇ……ぜ。誇りがある。仲間のことは、チクるわけにはいかねぇ……ぜ」

と殊勝なことを宣いつつ、承太郎が暴力に訴えかけようとすると、あっさり翻意してベラベラ仲間を売り始めるラバーソール君。この愛くるしいまでの小者感

「へへ…じょ、冗談だってばさぁ~。承太郎さん~。チョットした茶目っ気だよぉ~?」
「他愛のない悪戯さぁ! やだなぁ、もう~。本気にしたぁ?」
「ま、まさか…これ以上殴ったりしないよね…?」
「重症患者だよ? 鼻も折れてるし、顎骨も針金で繋がなくちゃあ…。あははははは…」

一度降参したと見せかけて反撃に打って出たラバーソールでしたが、あっという間にまた取り押さえられ、再び必死な命乞い。この愛くるしいまでの小者感

「もうてめぇには、何も言うことはねぇ。とても哀れすぎて──」
「何も言えねぇ」

無論、承太郎がそんな命乞いに耳を貸すはずもなく、容赦ないボコボコ締め。まぁ、前回のオランウータンのときとは違って、こいつは情状酌量の余地がなさ過ぎるので当然ですが(笑) やっぱりこの“最後は悪人をボコボコに成敗する”という終わり方は爽快だわ~。

「ジョジョ、そのチェリー食べないのか? がっつくようだが、僕の好物なんだ。くれないか?」
「レロレロレロレロレロレロレロレロレロ」

チェリーを舌で転がす変態技は、本当に本人のクセだったのね(笑) ラバーソールに「なりすまし方がおかしいだろ!」とツッコミ入れてしまいましたが、もしかしたら彼は、綿密なリサーチの上で花京院のキャラを完璧に演じていたのかもしれない…。ということは、本物の花京院もカブトムシを!?

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 第9話 『黄の節制(イエローテンパランス)』 遂に、遂に「レロレロレロ」回がキタ!

    なんでカブトムシ食うんだよwww。花京院が裏切り者!という衝撃的な念聴。そして彼は今承太郎やアンと一緒。あやうし承太郎!…と思いきやあからさまに花京院の様子がおかし…

  1. いよいよ、来週はポルナレフ最大の見せ場が開幕します。予告でもその1表記だったので複数回やるのでしょう。ポルナレフの熱い戦いに乞うご期待w

  2. 確かにラバーソールは笑える小物感でしたね。
    でも、ジョジョの冒険は始まったばかり。今後は彼以上の小物が控えています(笑)
    そういった笑える部分も期待していきたいですね。

    • 後半、敵が強力になって行くにつれ、こういう愉快な小者系は減ってくるものと思っていましたけど、まだまだ序の口と聞いて安心しましたよ。

      ラバーソールもなりすます相手を間違えなければ、承太郎を騙しきることができたかもしれないのに…。花京院だけはやめておくべきでした(笑)

  3. ラバーソールは三部の敵キャラの中でも結構上位に食い込む愛されキャラだと思います。(人気があるかどうかはまた別で。笑)
    どうしようもないクズなのは間違いないのに憎めないあの小物感。大好き。
    声優さんが進撃の巨人のオルオと同じ人だったみたいですね。やっぱり愛され小物キャラつながりなんでしょうか。

    声優といえば、花京院の「レロレロレロレロ」って、実際に声に出してみるとものすごく難しいですね。
    笑いながら変なところで声優の凄さを思い知りました。

    • 途中まで「最強の敵が現れた!」と畏怖していたのに、後半畳み掛けるように雑魚化したラバーソール君が愛おしくてたまらないです。そのハンサム顔と筋骨隆々な肉体はただの虚仮威しだったのか。

      >声優さんが進撃の巨人のオルオと同じ人だったみたい
      小者臭くて実は格好良かったオルオと、カッコイイように見せて実は小者だったラバーソールじゃ、似ているようで大違いですけどね(笑)

      >「レロレロレロレロ」って、実際に声に出してみるとものすごく難しい
      ホ、ホントだ! 早口で「レロレロレロレロ」って上手く言えない…! 実は相当な滑舌の良さを必要とされる難易度の高いセリフだったんですね~。

  4. 細かい突っ込みですが、おそらく実際にカブトムシを食べたのは本人ではなくスタンドの方かと。
    いやまあ、ジョジョの奇妙な冒険なので本人が食っていた可能性も無きにしも非ずなんですが……。

    • スタンドと同化しているとのことなので、カブトムシを食べたのはスタンドであり、ラバーソールでもあるんじゃないですかね? 厳密には違うのかもしれませんが、あのハンサムがカブトムシ食べていたとした方が面白いので…。

  5. >少なくともジョナサンは敵前逃亡するタイプじゃなかった
    ジョースター卿がジョナサンに教えた「逆に考えるんだ」がそれに当たるんじゃないかと思います。
    まっすぐ向かっていっても勝てないなら、引くことを考えてみようぜ的な。
    ブラフォード戦で水中に潜っていったジョナサンから、ラバーソールを水中に引きずり込んだ承太郎までは百年もの間があるわけですから、確かに「伝統的」と言えそうですね。

    • なるほど~。敵前逃亡という手段がジョースター家の伝統なのではなく、「押してダメなら引いてみな」の理念がジョースター家には受け継がれているということですね。そういうことなら納得です。ジョナサンも決して腕力自慢の筋肉バカではなく、頭を使って戦える主人公でしたから。