ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース第6話「暗青の月(ダークブルームーン)」雑感

ポルナレフが仲間に加わり、これでOPメンバーが勢揃い。普通は5人もいたら、1~2人は女子が混ざるのがお決まりだというのに(今の時代なら全員女という可能性も)、5人全員が容貌魁偉な益荒男たちだなんて、私のテンションは上がりっぱなし! そう、お飾りの女キャラなど不要!! 命の取り合いをする危険な戦場に、女子供の居場所はないのじゃ!!

と思っていたら、なんか変な女子供キャラが登場。今回限りのゲストキャラって感じでもなさそうですし、もしかしてこの先もずっとつきまとってくるつもり? ……やれやれだぜ。

海路でまずはシンガポールを目指す承太郎一行。先般の飛行機墜落事故の二の舞を避けるため、今度は船の乗組員に厳重な身元確認を行い、10年以上勤務のベテラン船員ばかりで固めた。しかし、それでもこの中に敵スタンド使いが紛れ込んでいる疑惑が浮上。テニール船長が怪しいと根拠なしに当たりを付けた承太郎は、スタンド使いは紫煙を嗅ぐことで鼻の頭に血管が浮き出るとハッタリをかます

ポルナレフ「嘘だろ!? 承太郎!?」
承太郎「ああ…嘘だぜ。だが、間抜けは見つかったようだな」

ブラフにまんまと引っかかり、つい鼻の頭を確認してしまった船長は化けの皮を剥がされた。タバコを注意された逆ギレで因縁付けた割には、なかなか効果的な承太郎の機転でしたね(笑) 「間抜けは見つかったようだな」のセリフも格好良すぎ! でも、みんなが一斉に鼻の頭を掻き出したら、釣られてなんとなく触っちゃうような…。私も画面の前で触っちゃったし(←間抜け)。

「バレちゃあしょうがない」と本性を現した偽船長テニールは、半漁人をモチーフにした不気味な怪異のスタンドを呼び出す! 水のトラブルに嘘と裏切り、未知の世界の恐怖を暗示する「月のカード」のダークブルームーン。水のトラブルだけなら8,000円(税別)ぐらいで解決できそうですけど。

見た目通り水の中でこそ真価を発揮するスタンドですので、少女を人質に取って承太郎に海中へ来るよう挑発。が、まさにバックロールエントリーで入水する瞬間、承太郎はスタープラチナを召喚してテニールとそのスタンドをボッコボコに! そ、その手があったかー!!!(笑)

確かに相手が水中戦を得意とするなら、入水前に倒してしまうのが一番合理的なんですけど、それは正義の味方としてありなの!? コインが地面に落ちたら撃ち合う西部劇の決闘で、コインを弾いた直後に相手を射殺するような卑怯さを感じなくもない…(笑)

でも、テニールも一筋縄ではやられないしぶとい奴。殴られた瞬間にスタープラチナの腕にフジツボを埋め込み、スタンドもろとも承太郎を強引に海中へと引きずり込むことに成功。

「よーこそようこそ。ようやく来てくれたなぁ、ダークブルームーンの独壇場…海中へ!」
「この俺を舐めとったらいかんぜよ。お兄ちゃん!!」

何でこの人、承太郎をお兄ちゃん呼ばわりしてくるのかわからなくて怖い!(笑) 「兄ちゃん」ならチンピラっぽい呼び方だと受け取れますけど、「お」を付けられると妹キャラとしか認識できないよ! やっぱり、血も繋がっていないのに勝手にお兄ちゃん呼ばわりしてくる奴はろくな奴がいないわ。

びっしり身体中にまとわりついたフジツボのせいで、自由に身動きが取れない承太郎は、海流の渦に翻弄されるがままのピンチ。しかし、身動きが取れない中でも静かに指先に力を集中させ、敵スタンドの頭を一撃で切り裂いて大逆転。こうしてお兄ちゃんVSオッサンの戦いは決着。野暮なツッコミですが、水に潜っていられる時間は2分程度だと言われていた承太郎は、5分強も潜水していました。

テニールは死の道連れにと、自分が息絶えるのと同時に船を爆破させる嫌がらせ。あ~あ、やっぱり沈没しちゃった(笑) だから、船は遭難事故が怖いからやめろとあれほど口酸っぱく注意してたのに~。

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  1. ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 第6話 『暗青の月』 喫煙シーン黒塗り!改変されなかったのは良かった。

    武士道は関係ねーよ。どこでも学生服って昔の漫画キャラにはよくあった。服を描くのが面倒くさい。昔は貧乏だったので服がない。って理由だったと思います。  そしてグロシーン…

  1. 承太郎のブラフは「マヌケは見つかったようだな」に対する反応まで含めてのカマかけだったのかも知れませんね。
    そもそも承太郎の場合、とりあえず怪しかったらオラオラして、違ったら違ったで仕方無いくらいの気持ちだったのかも。
    承太郎って結構そういう子です(笑)

    偽船長の「おにいちゃん」は玄田哲章さんの渋い声で言われると破壊力抜群でしたね。ギャグ的な意味で。
    しかもだんだん発音が高くなっていくから、言う度に噴き出してました。あれはズルい。
    4人並んでの「しまったー!」といい、今回はいつにも増してギャグ回だった気がします。

    •  ゲストさん
      しらを切り通せばあの船長が犯人だとは断定できなかったでしょうけど、探偵が犯人を名指ししたら、あっさり自白してくれるのはミステリー小説でもお約束。

      承太郎は不良キャラなんですから、気に入らない相手にはオラオラするぐらいのやんちゃさでいいと思います。

      >偽船長の「おにいちゃん」は玄田哲章さんの渋い声で言われると破壊力抜群
      「にい」にアクセントを置くから、余計妹っぽいんですよねー(笑) 演じている玄田哲章さんも明らかに自覚的で、段々「お兄ちゃん」のテンションが上がっていったのが面白かったです。

      4人並んでの「しまったー!」も爆笑。取り巻きのリアクション芸は、通販番組の観客に通じる面白さがある。

  2. 承太郎は、ジョジョシリーズの中でも頭脳が何気にトップクラスなんですよね(笑)。スタンドタイプの近距離パワータイプみたいな脳筋ではないので、こういった頭脳や度胸が承太郎の最大の武器なんですよ。
    何気に、ジョセフも頭の回転が異常に速い人でもあるので、血筋ですな。

    •  ゲストさん
      承太郎に限らず、ジョジョはでかい奴への偏見がないのがいいです。他の作品では、とにかくデカくて筋肉ある奴は、バカ、のろま、自信過剰とステレオタイプで描かれやすい。でもジョジョは、ジョセフや承太郎のような主人公だけでなく、敵役である柱の男たちも決してそういった脳筋では描かれていなかった。そこが私がジョジョを愛する理由の1つですね。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。