ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編第41話「ダービー・ザ・プレイヤー その2」雑感

先行するT・ダービーの車を再びスピンで弾き飛ばし、コースアウトを狙った花京院の策略。ところが、T・ダービーはこれを逆手にとり、大幅なショートカットに成功した! まさにこれはマリオカートで良く見る光景!(笑) 何となくコースがレインボーロードっぽいなとは思っていたんですよ~。

ショートカットによる大差がつき敗北を認めてしまった花京院が魂を抜き取られる。花京院の分まで勝たなくてはならなくなった承太郎は、次に野球ゲームをセレクトしてT・ダービーに挑む。

自信満々のように思えた承太郎は、実はTVゲーム未経験者。操作の仕方もよくわかっておらず、最初は素人丸出しで無様な三振を繰り返していたものの、すぐに操作方法を学習すると、打って変わってホームランを連発。承太郎のセンスとスタープラチナの正確性で、完全にこのゲームをマスターする。

窮地に立たされたT・ダービーは大胆にも投球予告を行い、承太郎の裏をかいて打ち取った。どうやらT・ダービーは心理的な駆け引きを得意としているわけではなく、スタンドの能力として相手の心を読み切ることができるよう。フォークを予告し、承太郎がフォーク待ちであることを見抜いたら、すぐさま球種を変えるという完全なる後出しじゃんけん。

前週の感想で幽☆遊☆白書に出てくる室田繁との共通点を疑っていたT・ダービーでしたけど、本当にそういうタイプだったとは~。こうしてみると、幽☆遊☆白書とジョジョの共通点の多さを実感しますね。

ラスボスの本拠でゲーム対決っていうのが天沼月人との戦いとそっくりですし、そもそも魔界の扉(仙水)編にでてきた領域(テリトリー)という概念がスタンドに酷似しています。幽☆遊☆白書がジョジョにインスパイアされた作品であったことは間違いなさそう。同時期のジャンプ連載漫画なのに大胆な。まぁ、幽☆遊☆白書はドラゴンボールの模倣であったとも言えますし、そういった人気作の面白い要素を摘みながら、上手にアレンジして独自の面白さに変えていたのは富樫さんの才能でしょうね。

T・ダービーの心の読める能力はハッタリである可能性も拭えませんが、もしガチなら相当厄介。野球という打者と投手の駆け引きが大きなウエイトを占めるスポーツで、心が読める敵相手じゃ勝ち目はありません。承太郎はこの厳しい状況をどう打開するのか見物ですね。既に何かしらの策は思いついたようですが…。

当たり前のように今週T・ダービーとの決着がつくものと思っていたら、よもやの3週目持ち越し。それは別にいいんですけど、次回予告を見てみると「ダービー・ザ・プレイヤー その3」ではなく、別の敵が出てくるみたい? また中途半端なところで話が転換されるのでしょうか? OP前のアバンでいきなり勝敗が決してしまった花京院とのレースゲーム対決はその1でまとめられたと思いますし、なんかちょっと区切りに違和感ありますね…。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編 第41話 『ダービー・ザ・プレイヤー その2』 ジョセフの台詞が多すぎて中の人が大変だ!

    今回はレース実況に野球実況とジョセフがしゃべりまくりでしたね。流石スピードワゴンに育てられただけあります。 花京院の28番が!まるで18番(おはこ)みたいに聞こえる。そしてジ…

  1. タッチペンで無駄に似顔絵を描き始めるダービーで連載当時も笑いました。
    兄弟そろって本当に己の土俵そのものが好きでたまらないようです。
    それにしてもこの時代に筆感タブレットディスプレイとは恐れ入る発想。

    以前のポーカー戦でアヴドゥルさんが、自分は熱くなるタイプだから頭脳戦には向いてないと
    冷静に自己分析していましたが、今回を見ているともはやジョセフの方がよっぽど向いてないんじゃないかと
    疑いたくなります(笑)
    女装から戦闘機による自爆特攻までありとあらゆる手を尽くした、往年の勝負師っぷりはどこへ・・・

    自身の素人をすっとぼけてジョセフに先んじてダービーに挑み、結果オーライで後れを取り戻す
    承太郎ですが、裏を読めば素人だからこそ、少しでも自分より勝ち目がありそうなジョセフに
    敵の情報を引き出して遺すために先に無謀な戦いに挑んだとも考えられます。
    結果だけ見ればまさしく主人公補正と言えますが、勝ち目がありそうな方に、どころではなく
    確実に勝てる、もしくはそこしか目がないという一点だけを見据えて命まで張り込める
    切れ味のよさが承太郎のクールな魅力。展開に助けられてるように見える事がない、強い主人公です。

    次週から登場する新手のスタンド使いは、第三部でもまさに死闘中の死闘と言うべき
    苛烈な戦いの相手となります。また画面がたくさん真っ黒になる事請け合い。

    • 言われてみるとそうですね! ジョジョはDS的なアイディアも既に先取りしていたのか~。タッチパネル主流の現代となっては、画面に直接イラストや文字を書き込むことは当たり前の行為として映りますけど、当時としては相当斬新な光景だったかもしれません。うーん、すごい。

      >ジョセフの方がよっぽど向いてないんじゃないかと疑いたくなります
      若かりし頃もそうでしたが、ジョセフは熱さの中に冷静さを持っていますからねー。何も考えていないようで、しっかり頭をフル回転させていたり、見た目の印象からは計りきれない怜悧さがジョセフの魅力ですよ! 年老いて、単純に熱いだけの人間になってきた感は否めませんけど(笑)

      >一点だけを見据えて命まで張り込める切れ味のよさが承太郎のクールな魅力
      不良キャラとしての胆力が上手い具合に活かされていますね。実際の能力的な強さではなく、度胸がある、精神的な強さを持っている主人公は最近じゃとんと見かけないですから、承太郎の魅力が大いに映える。

      そういうタイプの主人公の需要が今はなくなってきたのかというと、別にそうとも思えないです。やっぱり今の世でも精神的に強い人間はカッコイイじゃないですか。むしろ、今の世だからこそそういう強さを持つ主人公が求められている気がしますけどね。共感ではなく、憧れを感じさせてくれる主人公がもっと増えてほしいな。

      >また画面がたくさん真っ黒になる事請け合い
      こりゃまたたくさん死人が出そう…。もうみんな平和にTVゲームで争えばいいのに(笑)

  2. 先週の花京院との勝負は区切りよくまとめてもよかったんじゃないかなーとは思いますが、今週半端に切ったのはおそらく、というか間違いなく来週の構成に照準を合わせたからでしょうね。
    見てもいないのに断言しますが、来週のジョジョを見れば「なるほど、この為に先週半端に切ったのか」と納得すること間違い無しです。

    • ちゃんと考えあっての区切り方ということでしょうかね? とりあえず、次回を見ていないうちに今から批判するわけにも参りませんので、来週の放送を楽しみに待ちたいと思いますが。ダービー兄の結末は最高のものだっただけに、ダービー弟の結末も自然と期待が高まります。読心術がブラフでないと仮定したら、一体承太郎はどのように裏を取るのか。私には想像がつきません。

  3. 面白すぎですよね。
    ジョースター勢が来るまでDIOとヴァニラ・アイスとダービー弟でゲームでもしていたのかなぁ(勿論、スタンド有りで)と思うと一気にほのぼの展開に感じられてピンチなのに笑いが。
    スターダストクルセイダーズ全員vsDIOたちで延々とゲームする番外編が見たいっ!
    多分、ポルナレフとジョセフがうるさそうなのは確実ですよね。
    そういえば幽☆遊☆白書でも初期弟子を決めるところでもゲーム筐体を使って霊力を判断する話とがありましたよね。

    • 敵の本拠地に入って完全にびびっていたところでゲーム対決とはまったく想定外。でも、このゲーム対決もよく話が練られていて面白いですよ。ディオはスタンド能力を考えると、ゲームも無敗じゃないでしょうか…(笑)

      ポルナレフはゲームもそつなくこなしそうですが、アヴドゥルさんは熱くなりやすいので、ギャンブルと同じくゲームも不得意そう?

      >幽☆遊☆白書でも初期弟子を決めるところでもゲーム筐体を使って霊力を判断する話
      そういうのもありましたっけ。あれ? それ、HUNTER×HUNTERじゃなかったかな?  幽☆遊☆白書の初期の方はさすがにもう記憶が朧ですよ~。