ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編第37話「ホル・ホースとボインゴ その2」雑感

オインゴ・ボインゴの繰り返しのような話から一捻り加えてくるかと思いきや、結局似たようなギャグ回でした。だったら、オインゴ・ボインゴのときのように1話完結にすればいいものを、前編・後編に分けてやるから、冗長感があって笑いにくい。絶対このエピソード、1話でまとめられたと思うなぁ。

トト神の予知に従い、ポルナレフの鼻の穴に指を突っ込んだホル・ホース。そのまま拳銃でホールドアップさせると物陰に身を隠し、承太郎たちの来訪をやり過ごそうとする。

ポルナレフは後頭部に銃口を突きつけられて仲間にピンチを伝えることができない状態でしたが、なんとかホル・ホースの存在を知らせようと、必死に表情で合図を送る。舌先で矢印を作るなど、もはや人間離れした技で的確に指示を送っていたのですから、これは仲間もすぐに気付いてあげないとダメですよ(笑)

懸命なアピールで、ホル・ホースを白日の下に晒すことには成功しましたが、次の瞬間ホル・ホースに恨みを持つ男がトラックで突っ込んできて、スリップした拍子に承太郎らめがけてクラッシュ。突然の自動車事故に巻き込まれた4人は血まみれになって気絶するという大惨事

これでトト神の予知は一応的中したという格好。ポルナレフの鼻に指を突っ込むという荒唐無稽な行動がどうやって承太郎たちを全滅させるという結果に結びつくのか興味を持っていましたが、鼻に指を突っ込むこととトラックの事故には直接的な因果関係がないので、ちょっと強引すぎる展開じゃないかな~という気もします。

次は正午きっかりに排水パイプに向かって銃弾を放てば、承太郎の脳天を貫通するという予知。ホル・ホースはその予知を信じて、漫画に記された通りの内容を遂行するも、何故か放たれた弾は承太郎の狙いを外してしまった。

どうして予知漫画の通りにならなかったのかというと、ホル・ホースが持っていた腕時計の時間が狂っていて、弾を放ったときにはまだ正午じゃなかったからという…。単純なケアレスミスによる失敗にすぎず、後編まで引っ張ってこのチープな結末はあんまりじゃないかと。

ジョジョは常に最後は予測を裏切ってくれるというか、「そうきたか!」という驚きの着地点で綺麗に締めることが多いんですけど、今回は何も冴えが感じられなくて残念。ボインゴが改心してこれからは清く正しく生きようと決心した直後に、イギーに襲われてまた性格がひん曲がるという救いのないオチはちょっと面白かったですけどね~。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編 第37話 『ホル・ホースとボインゴ その2』 ポルナレフの舌が屍生人(ゾンビ)並に伸びる、伸び~る!!

    気づいてくれ!ベロ出した顔が変過ぎて笑うwwwホル・ホースからポルナレフの手は死角で見えない。ハンドサインで良かったのに。 アヴドゥル気づいてくれた…ホル・ホースも…

  1. >前編・後編に分けてやるから、冗長感があって笑いにくい。
    この回は改めて見るとテンポが悪い、というか、オインゴの時に比べてギャグの密度が薄いですね。原作の話数ははオインゴよりも多いのですが…。思い切って1話に詰め込んでもよかったかも。

    >救いのないオチはちょっと面白かった
    一行の命を狙ってるくせに、ボインゴは2回ともほぼ見てただけなので、一人だけ無事には帰さないよと言うことかな(笑)この落ちと、くしゃみをかけられた承太郎が微妙に笑顔だったところは笑えました。

    今回は管理人さんの好みではなかったようですが、次回以降はきっと楽しめると思います。4クール目が最も面白くなるのはほぼ確実なのでご安心を。

    • オインゴのときは承太郎になりすまして乗車してからが怒濤の展開でしたからね~。スピード感もテンポも良くて、ギャグ回としては屈指の出来でした。

      今回の話は、「本当に予知が実現するのか」というドキドキ感を演出するために敢えてたっぷり間を取ったんだと思いますが、それが返ってギャグ回としては裏目に。そして、シリアス回としては練り込みの甘さが感じられて、ちょっと物足りなさを感じてしまうものでした。

      でも、こういった中休み回は当然あるものだと思っていましたから、全然想定内ですよ。

      >くしゃみをかけられた承太郎が微妙に笑顔だったところは笑えました
      そこも感想で書こうかどうか迷ったんですが(笑) 顔面に思いっきり唾を吐きかけられて、「何すんだてめぇ!」という感じで怒るかと思ったら、まさかの笑顔。この思わぬギャップを感じさせてくれた優しさに萌えましたよ。