ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編第31話「「バステト女神」のマライア その2」雑感

美しい容姿の裏には何かしら残念な一面があると疑っていましたが、「口汚く下品な言葉を発する」程度の裏で良かった良かった(笑) 顔芸が強烈すぎてせっかくの美貌が台無しになっていましたけど、「実は男だった」という最悪の想定に比べれば全然マシです!

磁力で引き寄せ合う身体を引き離すために、互いを身体の位置を入れ替えようと試みるジョセフとアヴドゥル。その過程において、ジョセフの股間に顔を埋める体勢となり、周囲にあらぬ誤解を生んでいたのは面白かった。ガチムチの老け専の横攻めとはアヴドゥルも業が深い…

なんとか身体を引き離すことに成功したと思ったら、今度は線路のレールに身体がくっついて身動き取れなくなってしまう。このままでは迫り来る列車で轢死は免れない。その前にマジシャンズレッドの炎で線路を焼き切れと命ずるジョセフに対し、脱線事故で大勢の死傷者が出るような真似はできないと突っぱねるアヴドゥル

これだけ差し迫った状況においても、多くの人命を優先しようとするアヴドゥルの正義感は素晴らしい。パニックに陥ることなく、ギリギリまで生還の方法を思案しつつ、最後は地面の枕木を燃やして間一髪地中へと逃げ込んだ頭の回転もさすが。本人も自慢げに口にしていましたが、これぞアヴドゥルの正統なイメージですよ!(笑)

すぐさま体勢を立て直して再びマライアを追い、挟み撃ちにして逃げ場を塞ぐ。マライアがナイフで切断した電線で感電死の危機に陥りながらも、アヴドゥルと磁力で引き合う性質を逆に利用して、その中心点におびき寄せたマライアを圧し潰す。看板や車などが張り付いて体積が倍増していた2人の間に挟まれ、華奢なマライアは哀れ再起不能に。

今回意外だったのは、これだけ美脚を強調させていたセクシーな敵でありながら、“お色気”を武器には用いて来なかったところ。てっきりその肢体を武器に色香で惑わせてくるタイプかと思っていたら、あくまでスタンドの能力だけを駆使した戦いっぷり。これは相当珍しいパターンじゃないでしょうか。

私もすっかりそっちの攻撃を警戒(期待)していただけに、この正攻法は逆に意表を突かれた格好ですよ。もしマライアが自分の色香を利用していれば、ジョセフとポルナレフ相手ならあっけなく瞬殺できたんじゃないかと思いますね(笑) 承太郎相手には苦戦しそうですけど。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. >「ものすごくやばいんじゃあないですかッ!?」な姿勢
    ジャンプ紙面でリアルタイムで読んだ時分は、何がどうやばいのかもわからない
    純真なハナタレ坊主でしたが、晴れて映像化されてから観るとほんとにやばいですね・・・

    特にバステト女神のアニメは、既読組から見れば「あったあったこのコマ」と
    一発でわかるような構図に、動的な演出を載せて流すタイプの、いわば
    「動く紙芝居」なコンテ構造が多かったのですが、ギャグ方面に露骨にチカラが入りまくっていたのが
    実にひどいです(褒め言葉)
    敵の本拠地に入って、敵の戦力とともに味方のお笑い度がインフレかましてどうする・・・

    >お色気を使用してこなかった
    ビッチとはまた違う、なんというか「ズベタ」みたいな女性でした>マライア
    戦い方も真正面からの正統派ではなく、手持ちの能力を最大限引き出すために
    あえて不真面目に、隙だらけに振る舞っているように見せて
    相手が油断して視野狭窄になったところを仕掛けて嵌める・・・という戦術は
    往年のジョセフに通じるものがあったりするのも面白いです。
    そういえば若い頃のジョセフもドイツ軍にテキーラ差し入れようとして掃射されかけたり、
    スージーQに自慢のセクシーな唇を見せたら変なカオーとか言われてたなぁ。
    戦いの巧者とは色気を持てないものなのでしょうか(笑)

    とはいえ、基本的にジョジョは戦う女性キャラはあまり出てきませんが、
    出てくるとまぁー大抵クッソ強いです。むしろ女性戦士が一番弱いのは多分第三部でしょう。
    これは作者の荒木先生が「女性はしなやかでタフ、そして強い」というイメージを
    強く持っているからだと思われます。

    • 普通、敵の本拠地に近付くにつれ、シリアス度合いは強まっていくものなのに、何故かジョジョはコメディ色が強くなっている気がするのは不思議(笑)  1~3話が一番真面目だったという。

      本来コメディリリーフではないはずのアヴドゥルがギャグ要員に巻き込まれる受難は面白くて仕方がないです。スピード感あってテンポがよく、引っ張りすぎない程好い尺度の笑いなのも好感ですね。世界観を崩していませんし。

      >ギャグ方面に露骨にチカラが入りまくっていたのが実にひどい
      戦闘シーンがそのぶん割を食っていることもなく、ギャグ方面“も”力が入っている感じなので安心ですよ。

      >相手が油断して視野狭窄になったところを仕掛けて嵌める
      スタンド含めてそれほど脅威を感じる敵ではなく、簡単に倒せそうな相手だと舐めてかかっていたら、いつの間にかヤバイ状態に追い詰められているという、はめられた感が良かったです。お色気という安易な武器を駆使せず、女性キャラクターならではの戦い方を見せてくれたのはすごいと改めて感心させられる相手でした。