ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編第25話「「愚者」のイギーと 「ゲブ神」のンドゥール その1」雑感

遂にディオが潜伏するエジプトへ上陸を果たす。それと合わせるようにスピードワゴン財団のヘリが補給に駆けつけ、頼もしい援軍を連れてきた。普通の漫画なら、この男だらけのむさ苦しい絵面を緩和させるべく、縞々ニーソの16歳美少女キャラが仲間として加わるところですが、誰得なブサイク犬が仲間になるとはさすがジョジョ

イギーと名付けられたこの犬は、スタンドを操る能力は有していても言語による意思疎通はできないようなので、そういう意味では普通の犬。躾がなっていないふてぶてしさで、人間の髪の毛をむしるのが好きという大迷惑な習性を持つ。誰も捕まえきれなかったところをアヴドゥルがやっとの思いで捕まえたとのことでしたが、さすがのイギーもアヴドゥルの髪の毛はむしれなかったんでしょう(笑)

スピードワゴン財団の情報によると、ディオの潜伏先には9名の男女が集結していたとのこと。う~ん、となると、先に進むたびにこの9人の刺客が1人ずつ襲って来るというパターンが続くんですかね? 同じパターンがまた9回も繰り返されると思うとちょっとキツイんですが…。下手すりゃそれだけで18話費やしてしまう…。

補給を済ませたあと、自分たちだけでそそくさ帰還するスピードワゴン財団。いやいや、そのヘリコプターでカイロまで連れて行ってくださいよ! この薄情者! と思いましたが、直後にヘリは墜落。みんなこれが予見できていたから、「乗せて行ってくれ」と誰も頼まなかったのね(笑)

パイロットたちは「水」にやられてしまったよう。人を殺害せしめる水型スタンド。遠巻きでその惨劇を目撃していた花京院は、ポルナレフに攻撃をしけるよう命令。あの水のスタンドにはシルバーチャリオッツの攻撃が有効なのかと思いきや、単純に自分が攻撃するのが嫌だからポルナレフにやらせようとしたとは鬼畜すぎる(笑)

すると、目前に突如姿を現した水のスタンドの攻撃により、花京院は両目が切りつけられる大怪我を負う。花京院には申し訳ないですけど、天罰ですよね、これ。

水のスタンドの使い手であるンドゥールは盲目であるがゆえ、微かな音を聞き分けて相手の居場所を察知する。逃げる場所も隠れる場所もない砂漠で、身動きが取れないジョジョたちは為す術がない。この窮地を救えるのは……やはりイギーでしょうか。新たな仲間が加われば、そいつが自己紹介的に大活躍するのがバトル漫画のお決まりですから。

ンドゥールの水のスタンドに対して、イギーのスタンド「ザ・フール」は砂のスタンド。砂がどのようにして水を制するのか、見物です。

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  1. ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 第25話 『愚者(ザ・フール)のイギーとゲブ神のンドゥール その1』 タイトル長が!…OVA第1巻を思い出した。

    ジョジョアニメはここから始まった。1993年に初めてジョジョがOVAアニメ化される際、選ばれたのが「第三部・ンドゥール編」です。のちジョセフと承太郎の再会からのエピソードも作ら…

  1. 私はイギー大好きですよ。地味に名勝負も多いですし。
    福圓さんの演技も悪くないと思いました。
    ちなみに、イギーは今後誰の髪の毛も毟ったりしませんし、屁もかましませんしコーヒーガムに執着を見せたりもしません。この設定、なんだったんだろ。荒木先生らしいといえばらしいですが。

    砂漠地帯で、音を頼りに襲ってくる巨大ミミズの化け物と戦う「トレマーズ」という映画をご存知でしょうか。モンスターパニックとコメディを巧みに融合させた傑作で私の大好きな映画です。(主演のケビン・ベーコン的には黒歴史らしいですが)
    連載当時、ジャンプの巻末コメントで荒木先生がこの映画に触れたちょっと後に臆面もなくンドゥールを出してきたのを見て、あぁ荒木先生だなぁと思いました。

    >9人の刺客が1人ずつ襲って来るというパターン
    確かに、パターン化されてるんですよねぇ。でもこれは3部以降現在のジョジョまで一貫してる様式美なので、もう仕方がないとしか。

    • イギーの髪の毛むしる設定は最初だけなんですか。ディオの髪の毛を掻きむしって、屁をかましてくれるものだと思っていたのに(笑)

      >音を頼りに襲ってくる巨大ミミズの化け物と戦う「トレマーズ」
      すみません。初耳でした。ンドゥール戦の着想は、その映画の影響に寄るところが大きかったんですね。私は洋画のオマージュを漫画に持ち込むのは全然ありだと思いますけど、もしジョジョが今の時代の作品であれば、パクリだと叩かれていたのかなぁ…。

      >これは3部以降現在のジョジョまで一貫してる様式美
      3部に限らず、これから先ずっとそうなんですか~。それはちょっと聞きたくなかった残念な情報ですね…。

      せっかく仲間が6人になったんですから、向こうも6人組でやってきて、ジャンプお得意の天下一武闘会方式で1対1のタイマンを繰り広げるとか、そういう趣向があっても良かった。6人組に対して、何も1人1人で戦いを挑まなくても…。「戦力の逐次投入」は最も愚かな兵法の1つですよ。

  2. とにかく戦闘の繰り返しなのは他の部も同じですが、本筋への影響やドラマの少ないバトルが続く3部はじれったいものがありますね。
    1部2部ではボス級のキャラが何度も登場したり、どうでもいいような戦闘はすぐに片が付いたりしていましたが、
    ぽっと出の敵を地道に倒していくのみで、さらに戦いの合間の出来事が地理的に少し進むだけなのは正直退屈。戦闘そのものは面白いんですけどね。特にここから先は本当に名勝負がいくつか…

    このペースだと佳境に入るのは4クール目。3クール目は前半同様1話完結的なものと思って見るのがいいかもしれません。

    • これまでは国をまたいで旅することで、それぞれの地域の文化や特色などをあわせて楽しめたため、移動→バトル→移動→バトルの繰り返しでも然程苦痛は感じにくかったですが、もうエジプトに到着してしまったことで、今後は景色も大して変わらないでしょう。それで相変わらず移動→バトル→移動→バトルの繰り返しだとキツイですね。

      バトルそのものに関しては、毎回風変わりな敵がやってきて、アイディア豊富な展開を見せてくれているので飽きさせません。でもそれがあと9人耐えられるかどうか。今のところはまだ全然面白いですが、ちょっと不安を感じ始めているのは事実です。

  3. この後の展開を知ってるからこそ言えるのですがダれるどころかここからが3部の本番です。
    よく3部は単調だからつまらないという3部アンチをたま~に見かけますが
    その手の人でも「3部の後半は別、というか3部は面白さが後半に集中しすぎ」と言うぐらいですから。
    そこの心配は杞憂だと思われます。

    >向こうも6人組でやってきて

    一応補足しておくと3部の敵キャラは独立独歩の殺し屋型が大半で横の繋がり薄いんです。
    また基本的に金で雇われた傭兵がほとんどなのでいつ互いが敵に回るかもという危険性がついてまわるので
    必然的に能力を曝け出すのも危険になるのです。プライドの高さもありますし分け前が減ってしまうという
    欲深い点も作用してると考えていいと思います。まぁだからこそ組んで戦うホルホースが異端なわけです。
    でも一対一でも3部後半はとても面白いから気にしなくていいと思いますけどね。
    かなり先ですが5部では多数対多数も出てくるので多数戦闘どうしても見たいなら5部をお勧めしときます。
    まぁ3部のBDが売れないと4部5部アニメ化は無いかも・・らしいので思い切って原作読むのもありかもですね。

    • おお、それは嬉しい情報です~。ハードルが上がったとも言えますが(笑) アンチすら認めざるを得ない第3部後半とは期待が持てます。まぁ、これだけ評判の良い第3部なんですから、「まだまだこんなもんじゃないだろう」と私自身もハードルを上げて、この先の展開を楽しみにしていますよ!

      >互いが敵に回るかもという危険性がついてまわるので必然的に能力を曝け出すのも危険
      なるほど。その説明でかなり腑に落ちました。要はFateのサーヴァントみたいなものですね。勝ち抜くためには共闘するのが有利だけど、相手に手の内(宝具・真名)を見せたくないから組みにくいみたいな。

      >3部のBDが売れないと4部5部アニメ化は無いかも
      4部5部と続いてもらうために応援したい気持ちはあるんですけど、私はアニメのBlu-rayがほしいと全然思えない…(改めて見ることがないから)。このBlu-ray依存のアニメ業界の体質をなんとか変えられないものでしょうか。

      PPVやネットでの有料放送でマネタイズする手段にシフトするのは無理なのかなぁ。地域格差を是正し、地上波放送よりも早く放送するなどの特典があれば、私は喜んでアニメにお金を支払いますよ。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。