ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない第24話「シアーハートアタック その2」雑感

勝手にターゲットを自動追尾するシアーハートアタックVS勝手にスタンドが自分の意志で戦ってくれるエコーズACT3。双方共に戦いをスタンドに丸投げという、ジョジョ史上、最も興味が沸かないバトル。こんなのウイイレでCPU同士の対戦を見ているのと一緒で何も楽しくなかったですが、しばらくして吉良吉影が戦線に復帰、吉良VS康一の対人戦に戻ってくれたので一安心です。

シアーハートアタック単体ならどうにかなった康一も、キラー・クイーンとの合わせ技で攻められると対処しきれずボッコボコ。シアーハートアタックはキラー・クイーンの一部らしいですが、実質スタンド2体持ちみたいなものですね。辛酸を舐めさせられた吉良の恨みと怒りは凄まじく、簡単には康一のトドメを刺そうとせず、執拗に殴り続ける。「人前で目立った行動をすること…。それはこの吉良吉影が最も嫌うことだ…」とか数分前に言っていたのに、こんな白昼堂々、サラリーマンが往来で子供をリンチしてちゃ目立ちまくりですよ(笑)

「こんな僕にさえ、アンタの名前がわかったんだ…。アンタは大した奴じゃあないのさ…。今は逃げられるかもしれない。でも、どう思う? こんなちっぽけなクソガキに、簡単に名前がばれてしまったんだぜ…?」
「お前はバカ丸出しだッ! あの世でお前が来るのを楽しみに待っててやるさッ!!」

康一君もただ一方的にサンドバッグにされていただけでなく、財布から抜き取った免許証で吉良吉影の名前と住所を割り出したのが痺れる。このままなぶり殺しにされたら、どんな情報を得たところで結局無意味なんですけど、“こんなちっぽけな自分でもお前の正体は容易に特定できる”と吉良を嘲笑える精神力がすごいよね。「あの世でお前が来るのを~」のくだりは、完全に魔王が倒されるときの捨て台詞じゃないですか(笑) どっちがラスボスなんだか。

康一の執念に呼応するように、爆破で重傷を負っていた承太郎も意識を取り戻して立ち上がる。フラフラでまだとても戦闘ができる状態ではなかったはずですが、それでも吉良を圧倒できてしまう承太郎とスタープラチナの強さ。戦闘能力という点では、やはり吉良はDIOに遠く及ばないようですねぇ。

「いい時計だな。だがもう時間が見れないように、叩っ壊してやるぜ。…貴様の顔面の方をな」

かぁっっこいいぃぃぃ!!! このセリフたまんないわ! 時計をぶっ壊すんじゃなくて、顔面をぶっ壊すっていう発想がすごすぎるっ! 私も真似してどこかで使ってみたいぐらいですけど、日常生活で使えるセリフじゃないなぁ(笑)

宣言通り、怒濤のオラオララッシュを顔面にぶち込んで吉良は虫の息。同時に体力を使い果たした承太郎も、限界を迎えてダウン。死闘の結末は、康一・承太郎・吉良の全員が気絶してしまうトリプルKOで、住宅街の道のど真ん中で3人が横たわっているという大変シュールな絵面でした。

ここでようやく現場に到着した仗助と億泰。早速クレイジー・ダイヤモンドで怪我人の治療開始。吉良も無関係な通行人を装いながら「早く傷を治してくれ」と仗助に懇願するも、その失言によって、“仗助のスタンドが見えている=スタンド使いの犯人である”と語るに落ちてしまう。

ここは意図的に“秘密の暴露”を引き出した仗助の機転を天晴れだと褒め称えたいところですけど、仗助はその前段で「傷は俺が治してやるよ」「どこをやられたんだ?」と問いかけているので、吉良が「早く傷を治してくれ」と答えたのって、特別不自然ではなかったような気もするんですよね。仗助「ひどい怪我じゃないか。大丈夫か?」→吉良「早く傷を治してくれ」→仗助「なんで俺が傷を治せると思った?」という流れなら納得だったんですが…。ちょっとここは腑に落ちなかったです。

「私は生き延びる…。平和に生き延びてみせる…。私は人を殺さずにはいられないというサガを背負っているが、幸福に生きてみせるぞ…」

正体がバレ、身体はボロボロ、多勢に無勢。例えこの場を無事逃げ果せたとしても、名前も住所も特定されているので逮捕は時間の問題。これ以上なく窮地に追い込まれた吉良は、王手どころか詰みの状態でしたので、もう大人しくギブアップしても良かったところ。それなのに、まだ足掻き続けようとする往生際の悪さと、こんなド悪党のくせに「平和」や「幸福」を求めようとする図々しさ。皮肉ではなく、その生き様に惚れ惚れしますよ~。DIOやカーズもそうでしたが、ジョジョに出てくる悪玉って“どんな手を使っても生き延びてやろうとする執念”があっていいよね。

ラスボス側がこんな風に先に追い込まれる展開ってちょっと記憶にないので、その点でも未知の感動がありました。通常、ラスボスとして立ち塞がる敵は、「こんな奴どうやって倒すんだ!?」という圧倒的な絶望感を与えるのがセオリーでありながら、吉良はその真逆を行っている。年下に煽られて激昂する大人げなさ、裏返しの靴下をわざわざはき直させる几帳面さ、切り落とした手首の痛みに号泣する軟弱さ(散々手首を切り落としてきた吉良が自分の手首を切り落とすなんてね)と、所々で見せる人間臭さでまったく新しいラスボス像を見せてくれました。“当時としては”の注釈が付くのではなく、現代の価値観と照らし合わせても斬新だもんなぁ。

生き延びるため必死で逃げ回る吉良の哀れな姿を見ていると、「後ろから仗助と億泰が追ってきてるぞ! 早く逃げろぉぉ!!」とついつい心情的に応援してしまう不思議(笑) 私自身、ここからどうやって吉良がピンチを脱するのか想像つきませんでしたが、全身整形で他人になりすまして行方を眩ますとは…。手負いの吉良に追いつけなかった理由、一瞬のうちに他人へのなりすましが完了した理由、気になる点は多々ございますが、想像の遥か上を行く吉良の底知れぬ執念に、今はただ賛辞を送りたい

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. シアーハートアタック型の自動操縦型スタンドは、これからも何度か出てくるので、今のうちに慣れておいたほうが良いかもですねー(笑)

    そりゃそうと、吉良の執念は、当時かなり斬新でした。殺人鬼なのに平和に生き延びたいと言う、そりゃもう特徴的なラスボスは、吉良以外なかなか居ないんじゃないでしょうか。ジョジョ通しての人気キャラになった理由も分かる気がします。
    (何気にDIOやカーズより人気高かった気が・・・)

    ただ、顔を変えられると言う便利なスタンドだった辻彩さんは、残念ながらリタイア。みんなが集まった時に、死亡フラグっぽい事言ってたので・・・。魅力的な人でしたけど、しょうがないですねー。

    • 殺人鬼なのに平穏を希求するボスキャラとは極めて斬新な設定ですが、奇を衒ったがゆえに生まれた変人キャラではなく、その心の動向に強い共感を呼び、人間臭さまで感じてしまうところが、吉良吉影の秀逸さですね。これは別の作者が真似しようにも真似できない境地かも。真似したら、等しく吉良吉影になりそうで。

      私はDIOもカーズも大好きですけど、このまま行くと吉良がその2人を超えるかも…? 最後、どのような決着を迎えるかが楽しみです。

      >顔を変えられると言う便利なスタンドだった辻彩さんは、残念ながらリタイア
      辻彩の能力はあくまでエステだと思っていましたが、ガチの整形もできたんですね。別人になりすました吉良は、ついでに愛と出会えるメイクも施術してもらったのかな…(笑)

  2. 名言が多い回でしたね〜。取り上げられたセリフ、どれも好きです。
    特に印象に残っているのは吉良の「幸福に生きてみせるぞ」ですね。ラスボスの殺人鬼が吐くセリフとは思えない(笑)
    やっぱり人間くささと異常性を併せ持っているのが吉良の魅力なんでしょうね。

    >それでも吉良を圧倒できてしまう承太郎
    ここ笑いました。「そんなパワーでキラークイーンに勝てると思っているのか?」とか言いながら、小細工も何もなく普通に真正面からボコボコにされるラスボスの図。情けなさすぎる(笑)
    ちなみに「本人が相当弱っていたおかげで死には至らずに済んだ」らしいです。助かったね!

    >吉良が「早く傷を治してくれ」と答えたのって
    普通は高校生が「治してやる」と言っても「何言ってるんだこいつ、いいから救急車呼んでくれ」ってなりませんかね?
    少々の傷なら手当てしてもらおうとするかも知れませんが、「アバラが折れて肺に刺さってるのかも知れない」状態で頭にハンバーグ乗っけた高校生に治してもらおうとは思わないんじゃないかなと思いますよ。

    >吉良に追いつけなかった理由
    これは原作の時からどうかなーと思っていて、アニメで補完されるのかなと(シアハにしばらく苦戦する描写を足すとか)思ったけどそのまんまでしたね。
    あそこで間延びさせるよりテンポを重視したのかも。
    吉良吉影の最後の力を振り絞った早業だと思うしかないですね(笑)

    ちなみに、最近某野原家の父ちゃんの声が吉良吉影と同じ声になったらしく、成り代りに使われた男は野原ひろしである可能性が濃厚のようです。

    • 「あの世で待ってるぞー!」「幸福に生きてみせるぞー!」どう考えても味方と敵のセリフが逆転していますよね(笑) ギャグアニメだと、悪の親玉が一般人に近い庶民派で、ギャップで笑いを取りに来るパターンがありますけど、こんな真面目なバトル漫画でラスボスが一般人というのは本当に衝撃が大きいです。ああ、こんな方法論があったんだって目から鱗が落ちました。

      >小細工も何もなく普通に真正面からボコボコにされるラスボスの図
      「ピッチャーフライを捕るぐらい簡単だ」という謎の比喩で余裕ぶって、承太郎を見下していましたが、そのピッチャーフライを取りこぼして大量失点した吉良さんが面白かったです(笑)

      吉良の能力は奇襲や罠を仕掛けるテロリストタイプで、差しのタイマン勝負では分が悪いという感じでしょうか。吉良としてはあくまで正体を隠しながら、各個撃破を狙っていくのがセオリーですね。

      >吉良が「早く傷を治してくれ」と答えたのって
      普通は高校生が「治してやる」と言っても「何言ってるんだこいつ、いいから救急車呼んでくれ」ってなりませんかね?
      少々の傷なら手当てしてもらおうとするかも知れませんが、「アバラが折れて肺に刺さってるのかも知れない」状態で頭にハンバーグ乗っけた高校生に治してもらおうとは思わないんじゃないかなと思いますよ。

      >高校生が「治してやる」と言っても「何言ってるんだこいつ、いいから救急車呼んでくれ」ってなりませんかね?
      ん~。例えそれが自然な反応だったとしても、「治してやる」→「じゃあ治して」→「引っかかったな」はやっぱり理不尽に感じるというか…(笑) こんな強引な論法で犯人扱いされたらたまったもんじゃない(犯人ですけど)。私がこの話を吉良側に肩入れしながら見ていたって理由もありそうですね。

      >吉良吉影の最後の力を振り絞った早業だと思うしかない
      そういうことで納得しましょう(笑) この一連のシーンは、「なんで手負いの吉良に追いつけないんだ! おかしいだろう!」というイライラ感より、「よし! なんとか逃げきったぁぁーー!!」という嬉しさの方が勝っていたので、実はそんなに不満は感じていません。完全に吉良側に感情移入してしまっていましたから。前髪が落ちて優男風に印象が変わり、同情しやすいキャラになっていたせいでしょうか?

  3. 私も四部からは、浅生さんと同じで読んだこと無いんですが
    前回は正直つまらなかった。ですが、今回は個人的に四部でも一番くらいに面白かったんで良かったです。

    • あ、私以外にも原作未読派はちゃんといたんだ(笑) 前回から今回のAパートまでぐらいは展開がスロウリィでヤキモキしましたけど、仗助らが駆けつけた以降の展開はテンポが良くて面白くて飲み込まれました。

  4. 仗助のはその後の反応をみるためにカマかけたんじゃないでしょうか?極限状態で突然あんなことを言われたらとっさに取り繕うのは難しいでしょうし、半信半疑でスタンド使いにしかわからない質問して動揺するのを見て確信したのだと思います

    執念にあふれた敵役っていいですよね
    どんなに追い詰められても必死で勝つための手段を考えてる敵との戦いは見ててハラハラしますし、例え地べたを転がりまわっても小物に見えないのは諦めない必死の執念に魅せれるからでしょうね
    そういう敵を打ち倒すからこそ生まれるカタルシスもありますし

    • 「傷は俺が治してやるよ」という言葉を使わずとも、吉良から「早く傷を治してくれ」という失言を誘導する方法はいくらでもあったと思うので、犯人しか知り得ない秘密の暴露を引き出すなら、もっと言い訳できない状況に追い込んでもらいたかったなという感じです。この場合だと、「お前が治すって言ったから、俺は治してくれと頼んだんだ」ともし吉良が言い張れば、決定的な証拠にはなり得ませんでした。そこに詰めの甘さを感じました。

      >地べたを転がりまわっても小物に見えないのは諦めない必死の執念に魅せれるから
      感想にありませんが、「私には勝ち負けが問題ではない」というのも印象的なセリフの1つ。吉良は仗助らを殺すのが目的ではなく、誰にも邪魔されず静かに暮らしたいだけ。吉良にとって相手をやっつけることが勝利条件ではないので、どんなに追い込まれようとも生き延びれられればそれでいい。試合に負けても勝負に勝つという信念が1本通っているからこそ、そこに格好良さがありますね。

  5. 仗助も言ってましたがあんなどこから見てもヤンキー丸出しの不良兄ちゃんを見たら普通は
    「早く救急車を呼んでくれ」もしくは「早く医者を呼んでくれ」って言いますよ。
    治してやろうか?という質問自体が既におかしく、本当に冷静だったなら吉良は
    「いや、君には無理だから医療関係者を呼んでくれ」って言うべきだったんです。
    治してやろうか?と言われたから治してくれと答えるのはどう考えても不自然です。
    仗助がもっと普通の髪型で私服だったなら「医学生に見えたから」って言い訳も通りますけどね。
    あのヤンキースタイル&サザエさんヘアーを見て医療関係者は普通連想しませんから(笑)
    質問の時点で既に引っ掛けになってたわけで。原作読んだ時さすがジョセフの息子と思いましたね。
    まあその後きっちり逃げ切った吉良はさらにその上をいってたわけですが。
    あそこまで執念深いラスボスも珍しいので見ててとても面白いキャラです。
    あと誤解されてるようですがエコーズアクト3は完全な自動操縦型ではありませんよ。
    従来の近接型のように自分の意思で動かせますし、スタンド自体の意思に委ねる事も可能なハイブリッド型です。
    RPGでオート戦闘と手動戦闘に切り替えられるタイプのゲームがありますがあれと一緒です。
    その上でエコーズは1・2・3のどれにも変化が可能なのである意味相当にずるいスタンドです(笑)
    (ちなみにハイブリッド型はアクト3だけで2と1は完全に手動で動かす従来のスタンドです)

    • その場で全回復してもらえるとは思えないですが、本人が「傷を治してやる」と言うからには応急処置の心得でもあるんじゃないかと感じますけどね。ケンカ慣れしているヤンキーならそういった知識があってもおかしくないと思いますし、とりあえず彼が「傷を治す」と豪語するには、その厚意を無駄にしないためにも「傷を治してくれ」とお願いした思います。全員がそういう反応ではないにしても、少なくとも私を吉良の立場に置き換えたら、そう答えていたかなって。

      >エコーズアクト3は完全な自動操縦型ではありません
      そこは理解していますよ。康一の意志と連動して攻撃もしていましたので、完全な別人格のスタンドでないことは。ですが、“攻撃をお任せにできる”という時点でもう自分の中では×なんで…。RPGでもオート戦闘は邪道だと思っていますしね(笑)

      エコーズ「これこれこういう攻撃ができますよ」→康一「じゃあ、それで」みたいな会話の流れも萎えました。自分でそのスタンドの特性を手探りで学び、徐々に使いこなしていくものだと思っていたのに、取説をスタンドから教えられて、コースを選ぶように決めるだけというのが。主従関係も逆転している。

  6. ACT3は素早くなったけど射程が短くなって相手をボコれるほどのパワーもない完全なるスリーフリーズ専用マシンみたいな感じで、康一のやれることはターゲットの選択くらいなので正直自動だろうが手動だろうがあんま関係ないと思いますね。
    秒を争う状況なのに裏返しの靴下が気になって仕方がない吉良にちょっとほっこりしました。(笑)

    • 話を聞く限り、エコーズACT3も従来型のスタンドと大した違いはなさそうですね。それならどうして、初回に戦いを丸投げするような描写があったのか…。ちょっともったいなかったかなー?

      まぁ、エコーズACT3が例外的な存在であれば、私はそれでいいのです。今後、ジョジョのスタンドが全部自立型になって、戦いを自動でお任せできるようになることだけが避けたい未来でしたから。

  7. 仗助たちが来た時点で吉良は詰んでるんですよね。
    仗助の質問に「早く傷を治してくれ」ではなく「救急車を呼んでくれ」と答えても
    承太郎と康一が復活したら正体がバレてしまう。
    仗助から見たら血だらけの承太郎たちの傍で倒れてる怪しさ満点の不審人物。
    そんな人物の証言より承太郎たちから事情を聞く方を優先するはず。

    仗助には吉良の怪我が爆発で負ったものではないと見ぬいてほしかった。
    「謎の爆発で怪我をしたと言っているのに、スタープラチナに殴られまくったような顔してるな?」

    • 確かに、あの場面で吉良が承太郎らに正体がバレずに窮地を切り抜ける方法はなかったかも…。迂闊な一言が首を絞めたというより、既に首は絞まっていたと考える方が自然ですね。あそこで駆けつけたのが億泰だけだったら、まだ吉良にも誤魔化しきれる可能性が合ったと思いますが…(笑)

      >謎の爆発で怪我をしたと言っているのに、スタープラチナに殴られまくったような顔してるな?
      い、言われてみれば!! そうですよ、吉良は爆破による裂傷ではなくて、スタープラチナに殴られまくった殴傷。それは一目見て違いに気付くはずですよね!

  8. 確かに治してやろうかのやり取りは不自然でもないですね。パニックになり、痛みが酷い状態なら、相手が不良でも子供でも「治してやろうか?」と言われたら、「治して!!助けて!!」と叫ぶでしょう。
    当時は疑問に思いませんでしたが、きっと仗助自身も疑問に思ってないのではと思いました。
    彼は名探偵ではなく、頭脳はただの高校生。
    「俺の作戦成功っス」と考えているのかもしれませんね(笑)
    もし吉良が本当に無関係のモブだったら言いがかりで、ボコボコにされていたかもしれないですねw

    • 藁にもすがる気持ちというのもありますし、彼の素性を確認する前に、とにかくこの命に関わる大怪我をなんとかしてほしいという思いはあるはず。犯人を特定するには、絶対に疑いの余地がない完璧なロジックが求められますから、もしこれが探偵モノだったら、この追い込み方は残念ながら詰めが甘いと指摘されても仕方ないと思われます。

      勿論、ジョジョが探偵モノでないことは私も承知していますので、そんなに問題視したつもりはないですよ~。自分としてはちょっとした指摘のつもりだったんですけど、まさかこんなにたくさん反応が返ってくるとは思わなかった(笑)

  9. 吉良が、わざわざ靴下が裏返しになっているのを直してから爆破しようとするのが、たまらなく好きです。几帳面だから、気になって仕方が無いんでしょうね。どうせ爆破するのに・・・。

    色々はしょられるシーンが多い4部ですが、こういう人間臭さのシーンは、なるべくやって欲しいですねー

    • 余裕があるならまだしも、残り時間が僅かで早く逃げなきゃって状況で、わざわざ靴下をはき直させていますからね。話の流れ的に特別重要でもなかったのに、吉良の几帳面というか神経質な一面が強烈に印象付けられる名シーンでした。

      同時に、きっちりしていそうな康一君が結構ずぼらな性格だったことも判明しましたし(笑)