ジョジョの奇妙な冒険第11話「ゲームの達人」雑感

ジョセフへのシンパシーが留まるところを知らない。195cmの恵まれた体躯を誇りながら、力のみに頼ることなく常に知略を張り巡らせて頭脳戦で挑む姿が私を魅了してくれます。フットボールファンとしては、こういったフィジカル+インテリジェンスのキャラに滅法弱いんですよ。ジョセフならきっと名QBになれる!

「お前の次のセリフは『赤子を殺すより楽な作業よ』…だッ!」
「更にオメェは『こいつ、何故穴を空けられて生きていられるんだ?』という!」

相手のセリフ先読みはそれ自体に大した意味はなくとも、敵の思考を読み切り自分のペースに持ち込んでいることが端的に表れていて最高にいかしている! このセリフ先読みシーンはすごい好き。

波紋の伝導を遮るマフラーに手榴弾を仕掛けるという意表を突く罠。その手榴弾を振り払うと、引き金に連動していた無数の他の手榴弾が爆破するという二段構えの罠。常に相手の裏を裏をかく手の込み入った戦いが先の読めない展開となって非常に気持ちいいのです。

スモーキー「こ、こんな化け物をやっつける策が更にあるのか? ジョジョ…?」
ジョセフ「ああ、たった1つだけ残った策があるぜ」
スモーキー「たった1つだけ…。そ、それは一体?」
ジョセフ「とっておきのやつがな…。あの脚を見ろ!」
ジョセフ「奴は脚が細切れになりすぎて、まだ完全に回復しきれてねぇ。そこが付け目だ」
スモーキー「それで…? たった1つの策とは?」
ジョセフ「こっちも脚を使うんだ」
スモーキー「脚をどうやって!?」
ジョセフ「逃げるんだよぉぉ~~~! スモーキー! どけ、野次馬ども!」

これは早乙女流奥義敵前大逆走!? 散々秘策があるようにもったいぶった上で「とんずら」というオチは読めなかった(笑) ホント、次は何をしでかしてくれるんだろうというワクワク感があって、ジョセフの一挙手一投足から目が離せませんよ。

ストレイツォも易々とジョセフを逃すまいと、通行人の女性記者を人質を取って牽制。ジョセフは見ず知らずの女に命張れるかと嘯きながらも、いざ彼女に危害が及ぶと激昂するのが格好良すぎる! いつもふざけ半分だったジョセフがマジなトーンでキレるのは衝撃でしたし、ドスの利いた杉田さんの声も素晴らしかった。キョンのイメージがあってどうしても杉田さんは苦手な声優でしたけど、ジョセフに関しては満点だと思います。

怒りに我を忘れても、敵の目からビームをショットグラスを用いて反射させる冷静さは忘れない。“クールな激情家”って私の一番好きなタイプです。

「今夜からは安心して眠れるぜ、お婆ちゃん」

最後の決めセリフまで男前。既にお婆ちゃんが永眠していると誤解を招きそうなセリフではありますが。

散々「ディオとは違う!」ことを主張していたストレイツォでありましたけど、無駄なジャンプ攻撃からカウンターパンチを食らうのはディオとまったく同じやられ方でしたね。ジャンプ攻撃と対空攻撃のぶつかり合いでは必ず対空攻撃が勝つという風潮。バトル漫画では苦し紛れにジャンプした方が負けです。

ストレイツォがディオと同じライバル枠に収まるものと思っていた私なので、第2話で早々と退場してしまったことに少し動揺。第2部のボスはシュトロハイムなの? こちらもまた濃いキャラしていますよね~。スピードワゴン(生きていて良かった)の声優さんに負けないぐらいの熱演! シュトロハイムのハイテンションな叫びをもっともっと聴きたい!

なお、新OP曲はがっかりでした。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。