ジョジョの奇妙な冒険第10話「ニューヨークのジョジョ」雑感

第2部「戦闘潮流」開幕ッ!! 初っ端から怒涛の衝撃展開の連続で、まるで24-TWENTY FOUR-を見ているような疾走感! スピードワゴンがいきなり死んじゃうなんて、パーマー大統領が第1話で即射殺されたのと同じぐらいショックでしたよ! 2部はどんなもんかな~と値踏みするつもりで視聴していたら、冒頭からすっかり我を忘れてドハマりしてしまいました! 掴みは完璧!

これだけあっという間に物語に引き込まれたのは、紛れもなく新主人公ジョセフのおかげ。真面目な紳士キャラだったジョナサンと正反対といえる軽さと、その飄々とした気風の良さ。ジョナサンはジョナサンで素晴らしい主人公でしたが、ジョセフにはまた別の魅力が溢れていますね! ここに来てまったく別タイプの格好良さを持つ主人公を持ってこれるのがすごいですよ!

主人公の性格ががらりと変わったことで、作風もがらりと変化。でも、やっぱりジョジョはジョジョ。その圧倒的な熱量は失われておらず、これぞ少年漫画というべきワクワク感に満ちていました

「この店はあんなくっせぇブタ野郎を入れてんのかー? はぁぁあー??」
「あいつの匂いが料理に移ってまじいんだよ! ああいうのを入れてんじゃあねえ!」
「この店はブタがブタを食ってもいいのかぁー!?」

ディナーしていたレストランでの一幕。いくらやられ役とはいえ、このキャラデザは悪意の塊すぎる(笑) 「ブタはお前だろ!」とのツッコミが喉まで出てきましたが、そのセリフはジョセフに予告されそうだったのでグッとこらえました。

ジョセフ「お婆ちゃん、まさか止めんじゃないでしょうね」
エリナ「いいえ。個人の主義や主張は勝手。許せないのは私どもの友人を公然と侮辱したこと」
エリナ「他のお客に迷惑をかけずにきちっとやっつけなさい!」

純情お嬢様だったエリナもすっかりたくましくなっちゃって。でもやっぱり、川澄綾子さんはこういう凛々しいキャラが似合っていますね。貴重なお婆ちゃん演技も素晴らしかったです!

「ヘイ! オッサン! メリケンサックを探してるのなら、あんたの上着ポケットにゃあないぜ!」
「ズボンの後ろポケットに入っている!」
「お前は次に『なんでメリケンのことが分かったんだこの野郎』という!」

鋭い観察眼と卓越した推理力で奴がズボンの後ろポケットにメリケンサックを忍ばせていた理由を次々言い当てるジョセフ! 予言レベルで相手の行動パターンをずばずば看破する姿がもう~~~格好良くてたまらない!! 自信漲るその1つ1つの言動に惚れ惚れ!!

軽薄な言動でややもすれば不真面目に映るその態度も、友人への侮蔑には怒りを露わにする強い正義感。熱き激情家である一方、冷静な視点と冴え渡る頭脳も併せ持っている。この姿は……そう! あのうみねこの右代宮戦人を彷彿とさせるんですよ! かつて私が右代宮戦人に感じた興奮と同じもの! 順序的には戦人がジョセフの影響を受けたキャラクターなんでしょうが、とにかく私が理想とするタイプの主人公であることに違いはありません!

窓辺に立つ男を一瞥しただけでゾンビ化したストレイツォだと見抜いた洞察力もすごかったですし、周到に用意していた機関銃をおもむろに取り出して、街中で有無を言わさず乱射するその大胆さにも度肝抜かれました。ジョセフという最高の主人公を擁する第2部に、私は第1部以上の興奮を期待します!!

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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