ジョジョの奇妙な冒険第3話「ディオとの青春」雑感

これは第3話のテンションじゃないよなぁ(笑) 長い長い冒険の末、ようやく迎えたクライマックスのような盛り上がりで、完全に最終回のノリ。ジョジョの奇妙な冒険とは、2日間のロンドン旅行のことを差していたのかッ!

「こいつはくせえッー! ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーッ!!」

スピードワゴンは名脇役としてホントいい味出しています。昨日今日出逢ったばかりのキャラのくせして、まるでジョナサンと10年来の付き合いのような立ち位置(笑) スピードワゴンなら、たった1日の付き合いで結婚式の仲人までこなせそう。

「おれは人間をやめるぞ! ジョジョ────ッ!!」

今回で全精力を出し尽くしたんじゃないかと思うほど、気合い入りまくりの熱演(絶叫)を見せてくれた子安さんにも拍手

以前、最近の若手は叫び声が下手だと厳しい指摘をしていた子安さんですが、これだけの名演を目の辺りにすればその言も頷ける。クールなイケメン声を出せる声優でありながら、激しく感情を剥き出しにするシーンではキッチリ叫べるのが素晴らしい。

屋敷が燃え始めてからのジョナサンVSディオのバトルは声を上げて大笑いしていました。決してバカにしているつもりではないのですが、常識を越えたアクション、人間やめているジョナサン、スピードワゴンの解説力、子安さん迫真のうりりー演技、唐突な謎ナレーション、その他諸々の要素が奇跡的に絡み合って、シリアスな笑いを生み出しているんです!

「瞬間! ジョジョの脳裏には彼自身の青春が!」
「叫び! 無心の叫び!」
「蹴った! 壁を蹴った先には!」

ナレーションが入るところは滑り知らずで爆笑。これは卑怯だ!

落下の最中に、1つ1つの行動を忙しなく早口で状況説明するジョナサンとディオが面白くてしょうがない。

勿論、ただ笑えるだけでなく、その怒濤の展開には手に汗握る興奮がありましたし、ストーリーとしての感動もありました。至って真面目で真剣にやっているからこそ、笑いと同時に心を打つ感銘があるんですね。

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ABOUT

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. いやあ、テンポよくポンポン進みますね。今のところ1話で単行本0.8冊くらいのペースです。

     >叫び声が下手
    アニメ黎明期から、声優と言ったら、劇場で大見栄切っているような、「非現実的で迫力のある演技」が主流でしたが、最近はよくも悪くも「自然な語り口」が重視されるっぽいです。その結果でしょうね。
    子安さんは完全な劇場タイプでしょうね、現役ではそのタイプの最高峰。だから個性的な役の非現実的なシーンは何でもこなせるけど、中肉中背のエロゲ主人公の日常会話はすごく苦手そう。
    ジョジョでも正直第一話は違和感のほうが強かったですが、現実味が完全になくなった2話以降はドンピシャでしたね。

    >声を上げて大笑い
    私も漫画を読んだときは笑いました。これからずっとジョジョのバトルはこんなノリです。ただ、読み慣れてくるとこれが手に汗握る熱いバトルとして引きこまれていくから不思議です。

    >「こいつはくせえッー! ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーッ!!」
    ジョジョは非常に複雑な話ですが、正義と悪については清々しいほどはっきりとしてブレません。「ジョジョと味方は正義」「敵は悪」です。絶対、これは動かない。だから1部ごと必ずこういったセリフがあります。

    >至って真面目で真剣
    ジョジョ最大の魅力ですね。奇抜なセリフにポーズ、派手な擬音、ぶっ飛んだバトル、はっきりとした正義と悪、今の常識で見たら恥ずかしい要素満載なのに、すべてが大真面目。
    絶対に恥ずかしがらない、茶化さないで突っ走る、その徹底ぶりが非常に気持ち良い。

  2. ようやく観ました。
    意外なほどいい出来で、スタッフの原作愛に感心。
    色使いなんかは、もう少し何とかならなかったのかとは思うけど、
    それ以外はいい感じ。

    あまりの展開の早さには笑ったw
    原作に忠実だけど、間も何もあったもんじゃないくらいにスピーディー。
    ディオとの青春と言っても、それアニメじゃたった1話だしw

    オウガーストリートでのたれ死んだかとか言ったほんの2分後に
    酒!飲まずにはいられないッ!とかw

    原作未読の人にとってはそれこそポルナレフ状態な早さで、
    わかわからないんじゃないかと思ったけど、
    浅生さんの感想読むと好評なようで。

  3.  TOIMOGさん
    今のところこの4コマ漫画レベルのテンポの速さは功を奏していますが、いずれ大事なところを飛ばしてしまうような歪みが出てくるのかなと思うと若干心配でもあり。11話で9巻を消費した坂道のアポロンのように。

    >子安さんは完全な劇場タイプ
    子安さん自身も自分は声が大きい、今はマイクの性能が良くなって叫ばなくても声を拾えるのに自然と大声になると語っていましたね。最近の声優でも、宮野真守さんなんかはちゃんと“叫べる声優さん”だから好印象。

    >中肉中背のエロゲ主人公の日常会話はすごく苦手そう
    エロゲではEVEの天城小次郎や探偵紳士の悪行双麻をを演じておられますが、中肉中背では全然ないなぁ。イケメンキャラだけでなく、コメディリリーフもこなせますし、芸の幅は広い方ですけど、確かに普通のキャラは似合わなさそう。

    >「ジョジョと味方は正義」「敵は悪」です
    最近は悪役でも人気欲しさに実はいい人アピールをする傾向がありますが、そんなのは心遣いは不要。悪は悪でいいんです。救いようのない悪であることが格好良さですし、充分共感できる。

    主人公も戦うことの意味や正しさについて自問自答しなくていいですよ。正義は正義らしく、暴力で解決しておけばいいんです。暴力こそ無謬の正義。

    >絶対に恥ずかしがらない、茶化さないで突っ走る
    「エロゲの立ち絵は全身像にしろ!」と無茶なこと言うぐらい、私は人間の立ち姿というものが大好きなので、ジョジョ立ちに関しては純粋にカッコイイと思えるものが多数。

    CMでやっていたジョジョのフィギュアは惚れ惚れするほどに美しい…! 気が早いけど第3部も見てみたい!!

     パウンだーさん
    第1話 邂逅!その名はディオ
    第2話 風雲!エリナとの初恋
    第3話 悲劇!ダニーの死
    第4話 友情!ディオとの青春
    第5話 真相!父の容態
    第6話 出立!オウガストリート
    第7話 対決!スピードワゴン
    第8話 恐怖!石仮面の秘密  
    第9話 継承!父子の絆
    第10話 炎上!ジョースター邸
    第11話 決着!因縁の死闘

    今までの話は、こんな感じで1クールアニメにできますよね(笑) それをたった3話でまとめてしまうのがすごい。第3話だけで8~11話分ダイジェストでまとめて視聴した気分です。

    >酒!飲まずにはいられないッ!
    このセリフも名言でした。格好良くて、可笑しくて、でも可愛くて。改変することでいろんなセリフに流用しやすいのも、ジョジョネタが弘く愛されている要因でしょうね。

    >ポルナレフ状態な早さで、わかわからないんじゃないかと思った
    きちんと大きな縦軸があり、話の内容自体はシンプルですから、意味がわからないというのは今のところありません。