THE IDOLM@STER シンデレラガールズ第23話「Class Slippers.」雑感

悩みを抱えてスランプに陥ったとき、その場に立ち止まって考えすぎるのではなく、いったん思考を止めてトレーニングに没頭するのは正しい選択だと思います。喪失した自信は、練習量によって取り戻せることもある。再び養成所でやり直したいという卯月の意志を尊重したのは、プロデューサーにそういった考えがあったからでしょう。

見誤っていたのは、卯月が養成所に戻りたがった本当の理由が「凛や未央と距離を置きたいから」であったこと。自分を差し置いてアイドルとしての輝きを増していく仲間に劣等感に近い感情を抱くことで、卯月は自分がいたたまれなくなってしまった。再びnew generationsとして輝くための前向きな後退であれば、時間の経過が彼女の傷を癒すことになりますが、そうではない後ろ向きな後退は、むしろ症状を悪化させていく。

卯月の状態を心配した凛と未央は、度々彼女にコンタクトを取りつつも、本人に「大丈夫です」と言われるとそれ以上踏み込めなくなる。結局、お互い通じ合えているとは言えない仮初めの友人関係であったことが、ここまで問題のこじれた要因。心に距離感がある状態で物理的な距離ができてしまえば、あっけなくバラバラになってしまうのは当然

このままじゃダメだと遅まきながら気付いた2人は、卯月と直接顔を合わせて話し合い。卯月は努めて平静を装い、何も問題がないことをアピールしますが、new generationsとしてのミニライブや舞踏会の参加は見合わせたいという。更には「自分はアイドルになるのはまだ早かった」と、暗にアイドルを辞めることを示唆するようなネガティブ発言まで…。

このままでは卯月が穂○果ちゃんになりかねないという焦りからか、凛は卯月を初めて出逢った公園に彼女を連れ出して、改めて本心を問い質す。それでもなかなか本音を打ち明けようとしない卯月でしたが、「嘘の笑顔なんて見たくない」という痛烈な言葉に対して、少しずつ自分が抱えている不安感を絞り出した。

「私の中のキラキラするもの、なんだかわからなくて…。このままだったらどうしよう。もし、このまま時間が来ちゃったら…」
「怖いよ…。もし、私だけ何にも見つからなかったら…。どうしよう…。怖いよ…」
「プロデューサーさんは、私の良いところは笑顔だって。だけど、だけど…」
「笑顔なんて、笑うなんて、誰でもできるもん…!! 何にもない…! 私には何にも…」

ここで見せた卯月の泣き顔に、一体何人ものプロデューサー(視聴者)がもらい泣きしたことやら。例には漏れず私も、卯月に負けないぐらい号泣していましたよ。ついさっきまで「誤魔化さず自分の本心を話せよ!」と怒りを滲ませていたくせに、彼女が「私には何もない」と涙ながらに苦しみを吐露し出すと「そんな悲しいこと言うなよ!」となってしまう身勝手(笑) 彼女はずっとこんな胸のつかえを抱えながら、実体のない目標に向かって「頑張ります!」と空元気を奮っていたのかと思うと、切なくて切なくて胸が苦しいです。拠り所のない努力は辛いよね…。

しかし、笑うことは確かに誰にだってできることですが、それでも卯月の笑顔は特別なもの。彼女の眩しい笑顔は周りの人たちを幸せにする力を確実に持っていますから、卯月の魅力が「笑顔」であることは何ら間違っていません。むしろ誰にでもできる笑顔が特別な力として備わっていることにもっと自信を持っていいんだと。まぁ、身も蓋もないことを言っちゃうと、卯月はすごくカワイイんですから、そこらの人間が見せる笑顔とはまるで価値が違うってことですよ! 「私は人よりカワイイだけで他に何もない…!」と言えるぐらいの厚かましさが彼女にあったらねぇ。

仲間に対して冷淡すぎる凛、自分の本心を明かさない卯月、空気読まず出しゃばってくる未央と、20話以降のnew generationsの3人はそれぞれ短所を露呈してイメージを落としていたのですが、今回の話ではちゃんと凛は卯月との対話の場を設けてわかり合おうと努力しましたし、卯月は溜め込んでいた本音を吐露できましたし、未央は人が喋っているのを遮らずに黙って聞くことができました(笑) 自分たちの至らなさに気付き、共に3人で前進するようになったのは本当に良かったです。未央の「私たちさ、もっかい友達になろうよ!」はシンプルに感動。ホント、それが一番大切なことですよね。

言っても、まだ何も問題は解決したわけではないのですが、互いにわかり合えた彼女たちはこの先道を違えることはないだろうと、もう心配はしていません。卯月もすぐにきっと自分の笑顔を取り戻すことができるはず。それより今私が気になっているのは、卯月を追い込むきっかけを作ったプロデューサーの責任。だってこれ、諸悪の根源はプロデューサーだったってことでしょ!?(笑) 卯月の魅力を「笑顔」と褒め称えながら、卯月以外の他のアイドルに対しても同様のセリフを流用していた罪は重い!!

この件はずっと私も引っかかっていたんですよ。自分を口説いた言葉が他の女を口説くときにも使っていたテンプレート発言だったなんて、絶対卯月はいい気分しないだろうと。まさかそれがこれほど卯月を追い込む原因になろうとは想像だにしていませんでしたが…。何にせよ、無責任に少女の心を弄んだプロデューサーは万死に値します! これは頭を丸刈りするぐらいの謝意を示してもらわねば!

好感度ランキング推移


1 - 渋谷凛
2 - 新田美波
3 - 前川みく
4 ↑ 島村卯月
5 ↓ 諸星きらり
6 ↓ 双葉杏
7 ↓ 神崎蘭子
8 ↓ アナスタシア
——————————————–
9 ↓ 赤城みりあ
10 ↓ 多田李衣菜
11 ↑ 本田未央
12 ↓ 城ヶ崎莉嘉
13 - 三村かな子
14 - 緒方智絵里

J2落ちしていた卯月が順位を7つ上げる快進撃を見せ、再び上位に躍り出る!(笑) まぁ、卯月の奮起を願って敢えて順位を下げていたようなものなので、半ば出来レースのようなものでしたが。J1昇格から即三冠を成し遂げたガンバ大阪のように、このまま卯月がトップに駆け上がってもいいのよ?

「なにぃぃ! 私の凛がダンスレッスンを休んだだとぉ!? うぬぬ、卯月のせいだなっ! もはや堪忍ならん! 奴を切りすてよ!」と、また無茶なことを喚きだした常務のバカ殿様っぷりが愛らしい(笑) 家臣(プロデューサー)に窘められると、ちょっと冷静になってトーンダウンした常務もカワイイ。

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  1. アイドルマスターシンデレラガールズ 第23話「Class Slippers.」感想

    仕事を早退した卯月は不調を理由に仕事を暫く休む事をプロデューサへ相談。
    もう一度、養成所での練習に励む日々へと戻る。

    様子のおかしい卯月に心配を募らせるプロデューサ…

  2. アニメ感想 15/09/18(金) #アイドルマスターシンデレラガールズ 第23話

    アイドルマスター シンデレラガールズ 第23話『Glass Slippers』今回は・・・卯月がまさかの活動休止ですか。もう一度一からレッスンをするとか。これって意味あるんですかね?一応も …

  1. 卯月の涙はもちろんですが凛が泣きながら怒ってる姿にも心を抉られました。
    卯月の笑顔に魅せられてアイドルになった凛からすれば、
    その笑顔を否定する卯月の発言はショックだったでしょう。
    大切に想い本気で心配してるからこその怒りと悲しみが表現されてて感動。
    そしてその二人を温かく見守り卯月に対して無言の笑顔で頷き、
    最後は抱きしめて「もう一回友達に」と言う未央の母性溢れるリーダーっぷりに感心。
    自分的には未央は今回が一番輝いてましたね。
    卯月は今回心情を吐露して少しは楽になったと思いたいです。
    いろいろ溜めこんでる人間は一回爆発した方がいいんですからね。

    • 卯月にはみんな同情的であるぶん、批難の矛先が凛に向いてしまっていたのが可哀想。斯く言う私も、凛への不満は高まっていたのですが、今回の凛は卯月を思う気持ちが行動として表れていて、とても好印象でしたね。

      >最後は抱きしめて「もう一回友達に」と言う未央の母性溢れるリーダーっぷりに感心
      号泣し始める卯月を見て、本当は凛も彼女を抱き締めて慰めたかったと思いますが、自分が泣かせたというばつの悪さがあるせいか、目の前で俯くだけ。そんな2人を繋ぎ合わせた未央はリーダーとして実にいい仕事しました。

      卯月が自分の心情をぽつりぽつりと語り始めたとき、いつ「ちょっと待って! ○○じゃん!」と話の腰を折って割り込んでくるんじゃないかとヒヤヒヤしていましたが(笑) 優しい笑顔で見守りながら、急かすことなく彼女の本心を引き出してあげたのはよかった。空気読める未央はなんていい娘なんでしょうか。

      卯月と凛がぼろぼろ涙流している中、1人空を見上げて、必死に涙堪えていた姿も印象的でしたよ。涙を堪えようとする女子の姿にグッと来ます(笑)

  2. こんにちは。

    CPの面子が外でそれぞれの仕事をこなしていく中で卯月が一人で同じステップを繰り返して、一人で足踏みを繰り返し続けて、どんどん追い込まれていく感じが痛かったですねぇ。
    それに先週まで口を開けば眠てぇことばっか言ってた凛ががっちり卯月に喰らい付いていくとこも良かったし、ダークに堕ちかけの中身をぶちまけた卯月もグッと来ました。で、一皮剥けた未央が締めたりして、どのシーンも青春全開でいい回だったと思います。

    が、気になるところもちらほらありました。いつもいつもすんません。
    なんというか、卯月さんはデビュー後のアイドルなんですよね。
    ニュージェネの3人とも練習生で、未央と凛が先に仕事決まったり自分のウリを見出したりして差を付けたってんならわかるんですが、卯月もちゃんと評価されていて仕事もある身でありながら他2人が別ユニットや新しい仕事で少し上手くいった程度でここまで自信を失くすってちょっと納得出来なかったんですよね。
    自分だけ新しい次の何かを見つけられなかったことを気にするにしても、15話で皆が戸惑う中で「レッスン頑張ります!」(今、自分に出来ることを全力で頑張ります!)て宣言した彼女がこんな風になる原因としては説得力がなくない?て思っちゃいました。

    そもそも私も今まで常務に気をとられていて気付かなかったのですが、卯月のキャラが15話ぐらいまでは割とポジティブに扱われていたのにKroneが動き出す辺りから急にネガティブに扱われ始めた気がするんです。それまでは「はい!頑張ります!」を貫いて、突き抜けるのが卯月のあるべき姿であり、愚直に前を向き続けるところが良さだったと思ってたのですが、ここ数話はちょっとキャラが変わっちゃったような気がしました。で、卯月が自分を抜擢してくれたP君やニュージェネ、CPの仲間や応援してくれるファンの想いに支えられていることを見失ってる様になっちゃってる気がして、なんかちぐはぐ感というかもやもやしたモノが残りました。
    まあ、ニュージェネの3人としての問題解決にはなりましたし、ラストで卯月も覚悟を決めた風なので次回は期待が持てそうでよかったです。ちょっと先ですけど。

    SHIROBAKOの木下監督はみんなに主役は君だ!て言いふらしてうまいことやってたんですけどね。やっぱり年季の差ですかね。P君もアイドル付きのプロデューサーでありながらステージディレクターを兼務出来る超敏腕…というかスーパーマンなんですけどね。

    なんだかんだで毎回断行せずに折れてくれるあのオバさん。注目度はメインヒロイン級で毎回気にさせられるし、なんか色々悔しいです。
    気が付いたらずっと目で追ってて…
    これって…?

    • 卯月はそれこそ14~15話くらいからなにか新しいことをやろうとすると手が止まるように描かれてましたよ
      他の皆が常務に対抗する案を考えてる時も1人何も出せませんでしたし
      (今やってることを・与えてもらうことを)頑張ることはできても自分から踏み出すのは今までできなかったんだなと

    • >ゲストさん
      私も、仰るとおり卯月からはアイデアらしきものは一つも出てこなかったと思いますし、言われたことは頑張れるけど自分からは踏み出せないってタイプだと思います。でもその愚直さが不安で浮き足立った未央達を落ち着かせたりポジティブな役割も担ってたと思うんですよ。

      で、しばらくあまり姿をみせないと思ってて、急にクローズアップされたと思ったら目先の頑張れることがあるのにあんな風になってるのっておかしくないかなぁって思ったんですよね。
      以前の様子がここ数話の卯月に結びつかないというか。P君に言われるがまま頑張って、他の誰かにずっと変わらない(進歩がない)ことを指摘されて初めて自分の空虚さに気付くって方が自然かな、とか。

      別に私は卯月擁護派なつもりはないですし、私の思い込みだと言われればそれまでなんですけど、ブレてるように見えたんですよね。

    • deathmetaboさん
      一流企業に就職して順風満帆の人生を送っているように思える人でも、社内での出世競争に負けて挫折している人はたくさんいるわけで、傍目から見ればいくら恵まれている境遇であっても、そこは本人にとっては関係のないことじゃないでしょうか。思い詰めやすい人はどうしても視野が狭くなるものなので、卯月が「自分一人だけが何もない」と自分を追い込んでいたのは不思議じゃないですね。

      >卯月のキャラが15話ぐらいまでは割とポジティブに扱われていたのにKroneが動き出す辺りから急にネガティブに扱われ始めた
      卯月の悩みが深刻さを見せ始めたのはKrone登場以後ですが、その兆しは早いうちから見えていたと思いますよ。最初の兆候を感じたのは、1クール目ラストの13話かな。あの時点ではまだ卯月はネガティブ思考に陥っていませんでしたが、アイドルとして確かなものを持たない彼女に「このままだとヤバいな」と察した人は多かったと思います。実際、当時のコメント欄にも、卯月の行く先を懸念する人がちらほらいましたね。

      ですから、言うほど急に卯月がネガティブになり出したという感覚はなくて。ずっと奥底に抱えていた不安さを、笑顔と「頑張ります!」の強がりで必死に糊塗していたのが、凛のトライアドプリムス移籍をきっかけに剥がれ落ちてきただけ…。私はそのように解釈していました。

      一方で、「卯月は元来愚直に前を向き続けるキャラなんだ!」という意見もわかります。今、デレステやっていますけど、こちらに出てくる卯月は完全にそういったポジティブさを持った“とにかく明るい島村”ですから(笑) 卯月の「頑張ります!」を、言葉通りに受け取るか、精神的な不安定さと受け取るかで、卯月のキャラはだいぶ違ってくるという話ですね。

      >SHIROBAKOの木下監督はみんなに主役は君だ!て言いふらしてうまいことやってた
      そういえばそうでしたね。効果的な褒め言葉ではありますが、「他の人にも言っている」ことがバレたら一気に信用を失う諸刃の剣。

      >なんだかんだで毎回断行せずに折れてくれるあのオバさん
      物腰はすごく厳しいですけど、強権を振るうことはなく、なんだかんだで部下の好きにやらせてくれますんで、いい上司だと思いますよ(笑)

      ゲストさん
      2クール目に入ってから、卯月の不安定さは顕著になっていましたね。卯月にとっていずれは乗り越えるべきハードルだと見ていましたが、後半まで引っ張りまくったせいで、こんなに重たい話に(笑) 賛否両論が噴出するのも仕方ないです。

    • ええと、なんというか私も問題が全部間違っているとは思ってないんですよ。確かに1クール目ラストに怪しいこと言ってたり、他にも布石は色々置いてあったと思います。
      ただ、上にも書いた15話の奈緒、加蓮のデビュー延期(でしたっけ?)で未央、凛まで動揺し始めた時に卯月の「頑張ります!」で我に返らせたくだりは今までの「頑張ります!」のニュアンスをひっくり返したと思ったんですよ。で、卯月はそういう「継続してやり続けるスタイル」で突き進むキャラで、残る問題は自己主張のなさとかそういうところで躓くもんだと思ってたんですよね。
      結局20話からの流れはそんなことなかったかのようで、私としては「あれあれ?」て感じで。同じ言葉で意味を変えるオシャレなシナリオだと思ってたのに全くの勘違いでしたねぇ。

      あとは、デビューからまだ半年くらいしか経ってないし、直近のニュージェネのイベントでお客さんノリノリでP君にも褒められてて、仲間2人が新しいこと始めたとは言っても自分にも頑張るべきことがある、むしろCPがピンチで新しいことがどうこう言ってる場合ではない、ていう状況でああいう風になるのがピンと来なかったんですよね。ステージから見たお客さんの顔、しかも知らない人が自分を応援していい感じにノッて楽しんでくれてるのを間近で見てるのに、そういうのをすっかり忘れて自信を無くすって意味が分からなくて。
      1年、2年経ってそろそろもう一段ステップアップしないと…てタイミングで我に返ったとか、明らかに伸び悩んでる状況でならわかりますし、悩む内容も「ファンの期待に応えられていない」的な悩みだったらいいのですが、「未央と凛の姿を羨んで」みたいな感じがしてしまったので、なんかこれでいいのか?て気がしてしまったんですよね。

      この23話自体は私みたいに色々腑に落ちない点を抱えてても卯月に無理やり引き込まれる出来だったので尚更素直に見れなかったのがすげえ残念です。
      皆が気にしてないとこに躓くとかホント面倒くさい。
      巷では凛と未央が卯月を公園に置いていったことに憤る声があるようですが、ああいうのは気にならない、というかあれは必要なシーンとして受け止められたんですよね。やれやれ。

      根は良い上司でもポエムはちょっと厳しいですね(笑)

    • なるほど。15話で卯月の抱える問題はクリアされたと見ていたんですね。20話になってそれを蒸し返されたという感覚でしょうか。私もこの問題をこんなに引っ張るとは思っていなかったので、脚本にまったく違和感がなかったわけではないんですけど…。

      >すっかり忘れて自信を無くすって意味が分からなくて
      new generationsとして成功を収めていても、卯月はそれを自分の成功とは受け取れなかったんでしょうね。凛や未央の力あってこそで、自分は添え物だと。だからこそ、拠り所としていたnew generationsという場所を失いかけた今、何もない(と思い込んでいる)自分が寒空に放り出されかねない焦りが出たのだと思います。

      前回のコメントの繰り返しになりますが、悩みの基準なんて人それぞれ。どんな成功者にも悩みはありますし、人にとってはくだらないと感じる些細なことでも、本人が思い悩めばそれは深刻な悩み。それを「贅沢な悩みだ」「もっと悩んでいる奴はいる」「甘えんじゃねぇ」と批判することはできますが、悩むこと自体の否定は何人たりともできないこと。例え卯月の悩みが理解できずとも、悩むことの否定はしないであげてほしいな~と。

      >「未央と凛の姿を羨んで」みたいな感じがしてしまった
      そこは私も普通にそう見ていました。卯月は2人より遅れているという自覚がありますから、劣等感と共に嫉妬もあったはず。この場合の嫉妬は自分を高めるための向上心に繋がるので、それほど醜い感情でもないと思いますね。同じグループのメンバーは「頼れる仲間でありライバルでもある」というのが、本来アイドルの面白味の1つですから。

      >凛と未央が卯月を公園に置いていったことに憤る声
      私も一瞬「ん?」と思いましたけど、あそこで彼女を家まで送っていくというのも変ですしね(笑) 最終的には卯月が自力で立ち直らないといけないだけに、あとは卯月次第という感じでしょうか。

    • ああ、何度もすんません。こんな粘着するつもりもなかったんですけど、一つだけ。

      私も悩むことを否定するつもりは毛頭ないんですよ。
      ひとそれぞれでとんでもない悩みがあったりもすると思います。
      ただ、今回は悩んでる内容がデビューしたてで、まだアガッてるはずのタイミングで辿り着く内容ではないと違和感を覚えたんですよ。ちょっと早いんじゃないか、もうそんなこと思いつく段階に来ちゃったのか?と。
      私はすごい昔にアマチュアでちょっとしたステージに立ったことがあるだけで本当の所はよくわかってないかもですけど、それでも自分の演奏で大勢の知らない人がこっち見てニコニコしながら揺れてるのをステージから見るのってヤバいんですよ。で、その何百倍何千倍のすげえのを卯月達はちょいちょい喰らってるわけだから、もうしばらくは問題に気が付かないと思うんですよね。
      それにキャラとしても(私はこのアニメしか知りませんが)CPの存続の件で多少冷やされているとはいえ、このタイミングでそんな冷静な危機感を持つとかもはや違う人なんじゃないかと思いますし、全力で頑張っていればCPのピンチもなんとか出来ると信じていても不思議ではないのにあの反応は不自然だと思うんです。
      たしかに卯月は一人で頑張ってた時間が長かった分危機意識も敏感なのかもですが、それにしてもこの状況に卯月をはめ込んだのは強引すぎやしないかと思ったんですよね。
      もう少し時間が経ってからでないと成立しない問題なんじゃないかと。

      まぁ、どれもこれも私の思い込みというか思い入れの問題なんだと思います。でもでかいステージに憧れたことがある身としては不自然に感じる点が辛かったんです。

      長々とすんません、そして毎度面倒な愚痴にレスいただいてありがとうございます(笑)

    • タイミングが早すぎたという意見であれば私も同意見ですよ。ある程度の地点に到達した上で、あるときふと「自分には何もないんだ」と気付いて悩んでしまう方が、視聴者の共感は得やすかったかもしれません。

      そもそもシンデレラプロジェクト解体話そのものが、「2クール目にやるべき話か?」という異議があって…。アイドルとしてデビューしたばっかりで、「さぁこれから!」というタイミングでいきなり「解散!」ですから、卯月に限らずいろいろ無理が出てきていると思います。最初の2クールはシンプルにアイドルとしての成長物語を描いて、プロジェクト解体ネタは2期に持ってきたかったですね。ちょっと時期尚早だったかな。

      >全力で頑張っていればCPのピンチもなんとか出来ると信じていても不思議ではないのにあの反応は不自然
      なるほど~。実体験を元にdeathmetaboさんが不自然だと感じられたなら、そういう考えは当然あっておかしくないのですが、それが万人に当てはまるかというとそうとも言い切れず、卯月の悩みが自然か不自然か、正解が存在しない問題だけに難しいですね…。

      結局この議論はそれぞれが持っている卯月のイメージに基づいたものなので、本当の答えは卯月本人に直接問い質してみないとわかりません(笑) まぁでも、こうやって違和感を憶える内容だったのは、偏に脚本の力量不足ってことでしょうね…。

      >毎度面倒な愚痴にレスいただいてありがとうございます
      いえいえ~。好きなものでの真剣に議論できるのは楽しいです(ケンカにならない程度の)。私の意見に阿る必要はまったくありませんので、またdeathmetaboさんの視点から意見を聞かせてもらえると嬉しいです。

  3. 私も卯月さんの泣き顔を見て号泣しました。
    卯月さんの思いを聞いて、非常に切なく胸が苦しくなりました。

    しかし、今回、卯月さんが自分の気持ちを言葉にして、仲間に伝え、仲間との繋がりを認識できたことは非常に良かったと思います。
    悪い気持ちは抱え込んではいけません。
    家族や友人に相談することで、気持ちが楽になったり、答えが見つかったりする場合があります。
    まだ明確な答えを卯月さんは出しておらず、卯月さんの抱える問題も根本的に解決したわけではありませんが、「自分は1人ではなく、悩みを解ってくれている仲間がいる」ということは、非常に心強いと思います。
    24話では、2期OP並の最高笑顔でNGのライブが見れると信じています!!

    >誰にでもできる笑顔が特別な力として備わっていることにもっと自信を持っていいんだと。
    同感です。
    Pさんが言っていましたが、CPのコンセプトは「笑顔」です。
    CPメンバーそれぞれがそれぞれの「笑顔」をもっていますが、卯月さんの笑顔は別格だと思います。

    >無茶なことを喚きだした常務
    もうコメントするのも悲しくなるぐらい人財を蔑ろにする方ですね。
    今回も常務の発言にキレそうになりました。
    しかし、Pさんの言葉 「晴れない雲はありません。星はいつも輝いています」 に感動。
    もうPさんが全部仕切って欲しいです。

    • 大袈裟かもしれませんが、この卯月の泣きシーンはアニメ史に残る名シーンだった気がします。そこに至るまでのフリが効果的で、泣き崩れる顔の表情の作画も強烈で。あと、声優さんの泣き声が真に迫りすぎていて、まるで自分が女の娘を泣かせてしまったかのような罪悪感すら憶えました(笑) 大橋彩香さんの演技力は半端ないな。アイカツ!の紫吹蘭と同じ人とは思えないですし。

      >「自分は1人ではなく、悩みを解ってくれている仲間がいる」ということは、非常に心強い
      卯月の悩みは軽いものだったとは申しませんが、解決の道筋さえ作れば、悩みを解消することにそれほど困難を伴わないもの。下がっていく気持ちを食い止めるのが大変で、食い止めたあとに気持ちを上げていくことは容易い。そういう意味で卯月はもう心配ないですね。私も卯月の最高の笑顔でフィナーレが迎えられるよう、願っています。

      >CPメンバーそれぞれがそれぞれの「笑顔」をもっていますが、卯月さんの笑顔は別格
      そこに本人が気付いてくれればいいんですけどね。走るなんて誰でもできることでも、誰よりも速かったらオリンピックでメダルがもらえる。笑顔も同じで、その笑顔が格別ならば、アイドルとしてトップに君臨できますよ。

      >今回も常務の発言にキレそうになりました
      えー! 今回の発言もダメですか(笑) 期待通りの反応してくれてカワイイじゃないですか~。

  4. 前回180度回った手の平が、178度戻るぐらいには素晴らしい回だったと思います!

    卯月の涙には本当に胸を打たれましたねぇ。やっぱり普段ニコニコしている子にあんなに泣かれると、通常の泣きシーンの100倍ぐらい辛いですよ。笑顔の裏にこんなに悲しい思いと恐怖を抱いていたなんて。予兆はありましたが、想像していた以上に彼女が抱えていた不安が大きくて私も悲しくなりました。
    そして大橋彩香さんの演技がまた素晴らしかったです。なんかもう見てる方が「も、もうやめてくれ!」と言いたくなるぐらい鬼気迫る演技でした(笑)

    凛と未央も思いの丈を伝え合えて感動的でしたが、私は未央の「なんかね、安心してた。しまむーどんな時も笑って、”頑張ります”って言ってくれる、って…」というセリフがとても印象的でした。未央、成長したなぁ…(泣)
    卯月は自分のことを「何も持っていない」と思っていて、確かに他の二人に比べれば積極性も行動力も足りませんが、それでも卯月が沈んでしまうと途端に3人がダメになってしまうぐらい本当は2人の支えになっているんですよね。
    そんな安心感を与える「笑顔」はやっぱり特別で、その「笑顔」を持っている人はそうそう居ないので、そこに本人も気づけたら良いですね。
    凛にとっても、本当に凛をアイドルへと導いたのはプロデューサーではなく卯月の笑顔だったので、やっぱりそんな笑顔は特別なんですよね。というか、私達視聴者を第1話にしてここまで惹き込んだのも、紛れもなく卯月の笑顔でしたし(笑)

    そんな彼女の号泣シーンは見ていて辛くて吐きそうでしたが、人間泣けばなんだかんだでスッキリしますし、ここまでボロボロになって不安も全部吐き出せたらあとはもう這い上がるだけなので、今後を見守って行きたいですね。

    あと、後出しっぽいので少し申し上げにくいですが、私もプロデューサーの口説き文句には1話から物申したかったですよ。

    (どうして卯月を選んだのか)「笑顔です」←わかる
    (凛の何を見てアイドルに)「笑顔です」←は?

    という感じでしたよホント。そりゃ凛も笑顔が素敵なのは想像できますけど、こいつ口説き文句のネタ少なすぎだろと。
    卯月も「良いところは笑顔です」なんて言われても、逆に言うと「笑顔が魅力的じゃない人」ってそうそう居ませんからねぇ。段々疑問に感じていくのも当たり前ですよ。もちろん卯月に関してはそういう相対的なお話ではなく、絶対的に彼女の笑顔は他の人よりも魅力的なので、「笑顔が魅力」というのは真理ですが、そこはちゃんと本人に伝わるようにフォローしてあげないとですよね。

    なんにせよあとはライブシーンだけですが、なにやら今後はそれぞれ一週間飛ばしで残り2話が放映されるようなので、これはもう最後に超スペシャルなニュージェネのライブシーンを期待しますよ。
    二期のOPよりも、一期の1話よりも輝く卯月の笑顔が見られたら、私の手首はもう思い残すことなくねじ切れます。

    • 178度まで復元したのなら、もうほとんど問題はないでしょう(笑) 残り2話でさすがに元に戻せるはず。ここからまた問題を逆戻りさせたり、行きすぎて270度とかにならなければ。

      >見てる方が「も、もうやめてくれ!」と言いたくなるぐらい鬼気迫る演技
      大橋彩香さんの凄みを感じました。ドラマの女優さんのような綺麗な泣き方ではなく、リアルに子供が泣きじゃくっていたような感じ。子供の頃の妹がこういう泣き方をしていましたので、その“心当たりある”感が余計胸にぐさぐさ刺さりましたよ(笑)

      >未央、成長したなぁ
      卯月はどんなときでも前向きで悩みなんかないキャラだと知らず知らずのうちに決めつけていて、彼女の悩みを察することができなかった。他人への依存が強い卯月ですが、同時に未央も卯月に依存していたことに気付き、素直に反省を口にした。この回は未央の良さが際立つ回でしたね。未央見直しました。私もSSRほしいな!!(嫉妬)

      >私達視聴者を第1話にしてここまで惹き込んだのも、紛れもなく卯月の笑顔
      あっ、私が感想で言おうと取っておいたフレーズを(笑) まさしく、卯月の笑顔は何万という視聴者を魅了する格別の笑顔でしたよ。卯月は笑顔のスペシャリストなんですから、自分の武器に自信を持ってもらいたいですね。代走のスペシャリストである巨人の鈴木尚広が「走るなんて誰でもできるもん…」と泣き出されたら困りますし。

      >(プロデューサー)こいつ口説き文句のネタ少なすぎだろ
      この不始末、プロデューサーはどのように落とし前をつけるのかも見物です。恐らく、卯月の笑顔には特別な力があるということを説明するんだと思いますが、不信を招く発言だったのは間違いありませんので、もう変に釈明せず、「すみませんっしたぁ!!」と全力で謝った方がいい気がしますね。丸坊主で。

      >今後はそれぞれ一週間飛ばしで残り2話が放映される
      こんなのあり?? 良いように解釈すると、妥協を許さぬ魂のラストを時間かけて製作していると言えますが、さすがにラスト前に2週飛ばしちゃうのはなぁ。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。