ハイキュー!!第3話「最強の味方」雑感

部内での試合に向けて早朝練。スパイクが打ちたい日向は影山にトスを上げるよう求めますが、返ってきたのは「『勝ち』に必要な奴になら誰にだってトスを上げる。でも、今のお前が『勝ち』に必要だとは思わない」という非情な通告。基礎であるレシーブを疎かにしている日向を戦力としては認めないと切り捨てたのです。

菅原&田中の先輩たちが言っていたように影山の言い様は確かに感じ悪すぎるんですが、スパイクを練習する前にレシーブを身に付けろというのは至極真っ当な論理。日向もそれを自覚しているからか、口で言い返すのではなく、ちゃんと自身のレシーブ力を磨いて、影山を認めさせようと努力するから偉い

それからは練習試合の日までレシーブの猛特訓。昼休みはスガ(菅原)さんに手伝ってもらい、放課後はひたすら影山のキツイサーブを受け続ける。苦手なことを克服するために地道な努力を重ねる主人公というのは見ていてやっぱり気持ちいい。スポ根モノとして当然といえる過程ですけど、最近はこういうのも少なくなりましたからねぇ…。

特訓の甲斐あって、日向のレシーブ力はみるみる上昇。拙い技術を補って余り有る運動センスと、最後まで絶対に諦めようとしない、どこまでもひたむきな姿勢。まさにそれは影山がチームメイトに求めていた資質。無理なボールでも根性で食らいつく日向の必死さに心打たれたのか、遂に影山は日向に向けて1本のトスを上げる!

待ってましたと言わんばかりに豪快なスパイクを放つ日向。とっくに体力の限界を迎えていながら、それでも日向がスパイクを打つ喜びに満ちていたのは、中学時代、自分にトスを上げてくれるチームメイトがいなかったから。だから、どんなトスでも彼にとっては特別なトスなんですね。これからは影山という最強の味方のトスで、たくさんのスパイクを打ちまくって欲しいものです。

今回は原作の第4話と第5話分を消化していましたけど、第5話での月島たちとの出会いを途中に差し込んで、影山のツンデレトスを最後に持ってきた構成は素晴らしかったです。原作の良さを余すことなく表現するだけでなく、演出と構成の力で原作をより面白く仕上げてくれているアニメスタッフには賛辞を送りたい。

あとは潔子さんの出番をもうチョット増やしてくれれば……ね。第3話で早くも出番がなかった潔子さん。先が思いやられるぜ。

★今週の清水潔子★


ガン無視ありがとうございます!!

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  1. ハイキュー!! 第3話「最強の味方」

    菅さんちょいちょい田中にキツイなw
    でも影山がおとなしくなったというのは良い推理。

    性格悪く見えますが、日向にトスを上げたシーンで一気に好感度アップですな。

    ハイキュ…

  1. 主人公の中学での恵まれない境遇とバレーへの気持ちをしっかりと描写していてよかったです。
    最近こんなにじっくり心理描写するアニメ少ないような気がします。
    視聴者に飽きられるのを恐れないで、正面からストーリーに向き合うスタッフには報われて欲しいですね。
    ただいくら相手がいなくてもレシーブぐらいはもうちょっと練習しとこう!と一応の経験者としては思いましたが。

    >潔子さん
    予告でメガネがずり下がってたのがめっちゃ可愛かったです。
    有象無象よりも一瞬の潔子さん!
    出番がないのをガン無視と捉える浅生さんはさすがです!

    •  yukiさん
      最近の視聴者は主人公が強くなるまでの過程を楽しめずにすぐ飽きると聞きますが、このハイキュー!!はどのように受け取られるんでしょうね。いきなり最強な主人公は司波なんとかさんに任せておいて、日向君は慌てることなくじっくり成長していってもらいたいものです。

      >いくら相手がいなくてもレシーブぐらいはもうちょっと練習しとこう!
      普通のレシーブは難なくできても、ジャンプからの強いサーブやドライブ回転のクセのあるサーブは対応できないという感じかと。こればかりは実際に打ってくれる相手がいないと練習できないですからね~。

      >予告でメガネがずり下がってたのがめっちゃ可愛かった
      あれはアニメオリジナルですね~。原作だと、いつの間にか存在していたはずの潔子さんの消息が不明になっていましたから…。アニメではどんどん潔子さんの出番を増やしてもらいたい。ごり押し上等!

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。