ガンダム Gのレコンギスタ第8話「父と母とマスクと」雑感

毎回好んで戦闘に参加していながら、ヘタクソな射撃で未だ1機たりとも撃墜できないキルレシオ0:0のアイーダ姫。人より高性能なMSに乗っているはずなのに、この惨憺たる戦績。彼女は完全平和主義を掲げたいがために、わざとビームを外しているんじゃないかという疑惑まで浮上してきましたよ。

ベルリ「無理です! アイーダさんはお父上を守ってください!」
アイーダ「少しは慣れました。飛んでいるでしょ」
ベルリ「邪魔をしてー!!」

どうやらアイーダ姫は戦闘が苦手というより、MSの操縦自体ヘタクソみたい。こんなペーパードライバー同然の腕前なのに、どうして前線にしゃしゃり出たがるのやら。そりゃ一兵卒に「吶喊娘」と陰口叩かれてもしょうがないわ(笑) どうしても出撃したいなら、アルケインを他の有能なパイロットに譲って、もっと初心者用のMSで戦ってくれればいいのに!

宇宙でのリフレクターパックに続いて、今度はトリッキーパックという新たな装備を得たGセルフ。装着すると見てくれが蛾みたいで正直気持ち悪さがありますが、これは敵機への攪乱効果をもたらす、まるで魔法のような超高性能アイテム。Gセルフのバックパックって、ちょっと万能すぎません?

マスク部隊との交戦中、アイーダはキャピタル・タワーの方角からアンノウンが接近している情報をキャッチ。そのアンノウンの正体はベルリの母親が乗った大気圏グライダーですが、事情を知らぬアイーダ姫は迎撃するため単機で成層圏まで上昇する。

「フィンの出力が! なんで!? オーバーロードしているんですー!?」

すると、今度は機体のコントロールを失ってパニクるお姫様(笑) 地上を普通に飛行するのすら満足にできないのに、そんな上空まで1人で勝手に上がろうとするから…! 本当に手のかかるドジッ子姫だなぁ。

「機体が安定してくれれば、あんなものは一発で!」

なんとか体勢を立て直すと、すぐ調子に乗り始めるお姫様(笑) アンノウンの正体をろくに確認しようともせず、いきなりビームをぶっ放してくるから危ない危ない。もうこんな娘にMSを与えてはダメですよ! MSはアイーダ姫の手の届かない場所に置いてください!

暴走するアイーダを制止しながら、母親が乗ったグライダーを直接捕まえて保護することに成功したベルリ。道中ひやひやさせられましたが、無事ベルリと母の再会が叶って何より。MS越しの麗しき母子の抱擁。

「ふぅ…。キャピタル・タワーの緊急脱出用のグライダーなんて何もできない…」
「私、本当に人殺しをするところだった…」

いや、そこはマジで反省してくださいよ! もしアイーダがベルリの目の前で母親を撃ち殺していたら、シャレにならなかったところ。姫様の射撃精度が低いことが幸いしただけ。まったく、いくら姫様といえど、今回ばかりはきつく叱ってお灸を据えなければ!

ベルリ「アルケイン、何であんな高度を取っていたんですか?」
アイーダ「グライダー以外の敵の存在をチェックしていました」

ここで「嘘ついちゃった」とてへぺろする姫様の可愛さと来たらっっ!! くそぉぉぉ!! この可愛さだけで今回のアイーダ姫の失態が全部チャラになってしまう!(笑)

役立たずで身の程知らずで迷惑かけてばかりの邪魔者のアイーダ姫ですが、そんな彼女のへっぽこ感がたまらなく愛おしくなりつつある今日この頃。これからも当たらないビームを連射して、ヘタクソな操縦で味方の足をたくさん引っ張ってくださいませ。アイーダ姫であれば、全部許されるのです。それがお姫様の特権ですから。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. ガンダム Gのレコンギスタ 第8話 『父と母とマスクと』 アーマーザガンに乗っていたのは金髪姉ちゃんミック・ジャック!

    戦闘中なのに呑気だな。上でバンバンやってる中で親子感動の再会。なんか浜辺に座ってお茶しちゃったりしているスルガン親子。因みにアイーダパパは「アイアンマン」のトニー・ス…

  1. 殺人未遂をてへぺろでごまかし、それが許されるアイーダ様は器が違いますね(笑)。
    一話ではGセルフを作業用機で押さえ込んだベルリすごい!って思ってましたが、本当はオーパーツレベルの機体で作業用機に負ける姫様ぽんこつ過ぎ!だったとは。
    特機に乗せてるのはそのくらいしないとあっさり死んじゃうから、お父さんの親心なのでしょうか。

    Gセルフの追加武装はバリアばっかでちょっとずるすぎる気がします。
    マスクさんにもバリアつけるとかもうちょっと公平な戦いにしてくれないと。
    姫様に注目の集まる回でしたが、マスク先輩は今回も「なんだというのか~!」とか「どうして島があるんだ!」とか面白すぎるセリフ連発でした。

    そういえば浅生さんもSHIROBAKO好評価なんですね。
    社会人ヒロインたちが新鮮でかわいい上、むっさいオッサンたちがガンガン脚光浴びてて本当面白いです。
    アニメの視聴者は大人が少なくないんだから、もっと社会人を主役にしたアニメをどんどん作ってもいい気がします。

    • Gセルフ無敵すぎてなんだかなぁと思っていましたが、そういえば初戦で黒星が付いていたんでしたっけ。しかも作業用ロボット相手に…。あの時点で姫様のポンコツっぷりを見抜いていないとダメでしたね(笑) おかげでカーヒルが決死の救出隊に駆り出されたんですから、アイーダ姫も少しは責任感じてもらわないと!

      >Gセルフの追加武装はバリアばっかでちょっとずるすぎる
      リフレクターはバリア装置だから仕方ないにしても、トリッキーパックにもバリア機能が付いているのはズルイと思いました。

      バックパックを装着することでスピードが犠牲になるとか、何らかのトレードオフが生じないと、ただ単に便利すぎるアイテムってだけじゃあ白けてしまう。今のところ、“バックパックが邪魔してライフルが撃ちにくい”程度のデメリットしかないですもんねぇ。

      >(SHIROBAKO)むっさいオッサンたちがガンガン脚光浴びてて本当面白い
      Fateは内容を知っているだけに、SHIROBAKOが今最も“続きが気になるアニメ”ですね! 1つのものを生み出すことにみんなが真剣になる。たったそれだけのことで感動的な物語は紡がれる。素晴らしいアニメです。視聴者のヘイトを一身に集めまくっている高梨太郎のことも私は好きですよ(笑)

      勿論一番好きなのは、人間関係の板挟みになりながら、毎日全力で頑張っているみゃーもりですが~。社会人ヒロイン最高!

      >もっと社会人を主役にしたアニメをどんどん作ってもいい
      切実にそう思います。18歳未満はプレイできないはずのエロゲですら、大学生・社会人を忌避して、高校生活ばっかりだったのは理解不能でした…。

  2. カーヒルが死んだ遠因もGセルフ動かせたから調子に乗ってキャピタルにちょっかいかけたらへっぽこ過ぎて普通に捕まったからですしね(笑)クリム登場回でクリムのことを「MSを動かすことに夢中な子どもなんです」って言っていたけれど、少なくとも普通にMSで活躍できているクリムと違って実力があるわけでもないのに前線に出たがる姫様のほうがよっぽど子供っぽいという皮肉。

    • 第一印象では、女だてらに腕の立つ勇敢な宇宙海賊だったのに、その実体は仲間の足を引っ張るだけのへなちょこ姫だったなんて(笑) でもどんなにへっぽこでも、態度だけは尊大で、姫様として相応しい堂に入った気位の高さを持っているから惚れ惚れします。慢心せずして王ではないように、驕慢ならずして姫とは呼べません!

  3. だいぶ世界観が広がったというか地球と宇宙の対立軸に移行するのかな、という感じがします。ラライヤの記憶が戻ればその辺りもはっきりするのでしょうが。
    一番意外だったのはミック・ジャックの私服が可愛い系のワンピースだったことですが。

    >一話ではGセルフを作業用機で押さえ込んだベルリすごい!って思ってましたが、本当はオーパーツレベルの機体で作業用機に負ける姫様ぽんこつ過ぎ!だったとは。

    1話の場合はベルリに相対したときになぜか出力が低下しているのでこれは仕方ないです。Gセルフ自体相当胡散臭い代物ですし。

    Gアルケインも本編の描写ではブースターは未調整なので不都合がいつ発生してもおかしくないです。Gアルケイン自体アメリアの技術力では宇宙世紀時代の性能を再現しきれないので色々解決しなければならない問題点は多いようです。ミック・ジャックのアーマーザガンのビーム砲も不都合を起こしていました。あんな不安定なものはできれば出したくないのが本音でしょうが使わざるを得ないのが現実。アニメでは新登場の兵器が不都合を起こすこともなく活躍できるのがお約束(関連商品の販促もあるし)ですけどGレコはそこを少し外していますね。

    • アメリアとキャピタルの戦いは前座に過ぎず、ラライヤの出自である国(星)との対立に移行していきそう。今は幼児退行しているラライヤも、実はめっちゃクールで大人な女性高官であると予想。アホの子キャラにしては、スタイルが良すぎるんですよ(笑)

      >一番意外だったのはミック・ジャックの私服が可愛い系のワンピース
      まさかあんなフェミニンな洋服の趣味だったとは。そんなギャップもあって、ますますミックが可愛く感じられました。

      >Gアルケイン自体アメリアの技術力では宇宙世紀時代の性能を再現しきれない
      アルケインが暴れ馬だから上手く操縦できないだけであって、むしろ姫様はジャハナムなんかに乗った方が活躍できるってことでしょうか。いずれにせよ、操縦を上達した姫様がアルケインを見事に乗りこなし、へっぽこ姫の汚名を返上してもらうことが望ましいですね。

      Gのレコンギスタはいずれスーパーロボット大戦に参戦することになるでしょうが、そのときアイーダ姫のパラメーターがどうなるのか気になるなぁ。どんなに強力なロボットに乗せても、ちっともビームが当たらない雑魚キャラに成り下がってしまったり(笑)

      >新登場の兵器が不都合を起こすこともなく活躍できるのがお約束
      言われてみれば…。新兵器=高性能であっても、そのぶん安定性や操作性に欠ける方がリアルといえばリアル。Windowsの新OSだって、サービスパックでアップデートされるまでは使いづらくてしょうがなかったりしますから。