ガンダム Gのレコンギスタ第5話「敵はキャピタル・アーミィ」雑感

ガンダムシリーズ伝統(?)のマスクキャラが登場。「一体何者なんだ…」と嘯きたいところですが、このマスクは正体を隠すためではなく、モビルスーツの操作性向上を目的とした補助アイテムっぽい。でもマニィは、彼がルインであることにまったく気付いていませんでしたけど(笑) 彼女なのに!

「カッコイイ~」
「かっけぇ~」
「いいんじゃないの~」
「だっさ~」

その前衛的なデザインに、チアガールたちからの評判も上々のよう(笑)

新キャラとなるアメリア軍の女性パイロット、ミック・ジャック。魅力ある女子が揃うGのレコンギスタですが、大人の女性キャラに不足を感じていたので歓迎したいですね。作品と直接関係ありませんが、ミックの声優さんの“鷄冠井美智子”という名前がすごい。初めて知りましたよ、こんな名字。読み方も初見じゃ絶対にわからない! 調べてみたら、全国で1世帯しかない超レアな名字なのね~。

今回、クリム・ニックというキャラのイメージが大きく変わりました。大統領のぼんぼんで天才肌のキャラ設定だけに、もっと自己中心的で狭量な俺様系を想像していたんですが、意外にも彼は器の大きな男じゃないですか。「入隊して欲しいなら中尉にしろ」という不遜な発言をするベルリに対しても、それほど不快感を露わにしなかったですし。

真面目な話の途中、ラライヤに度々イタズラされても全然怒らなくて優しい。しつこく髪の毛を引っ張られたときはさすがに注意していましたが(笑) 自称天才の愉快なキャラで初登場から気に入っていたクリムですけど、こうして上に立つ人間としての度量の広さも持っているとなると、ますます彼のことが好きになりましたよ

戦闘では結構苦戦することが多いのも、意外といえば意外(笑) 口だけで実は弱いというわけではなく、アメリア軍の中ではちゃんとエース級の活躍をしているのですが、出撃するたびに被弾して、いつも命からがら帰還してくるという。前回指を切り落とされたかと思えば、今回は頭を握り潰されましたからねぇ。

でも、私はこの辺のリアルさも好きです。いつも無傷で無双する無敵なキャラクターが見たいわけじゃない。ボロボロに傷付きながらも、泥臭く勝利を掴み取る男の方が断然カッコイイ

Gセルフで出撃するつもりが、出撃準備に手間取ってしまい、コアファイターでモンテーロの援護に出たベルリ。ガンダムのコックピットが、「コアファイター」と呼ばれる小型戦闘機になっていることを私は初めて知りました。Gセルフが大破したとき、いざとなればコアファイターだけで脱出することも可能ってことですかね?

コアファイターの機体に積載していた「水の球」を敵MSエルフ・ブルックめがけて投下すると、相手はまるで水中に沈められたかのような錯覚に。空中で溺れるって一体どういう原理?(笑)

味方の対空迎撃砲の弾雨をかいくぐり、再び空母にUターンしたベルリはGセルフとドッキング完了。バックパックなしで空中戦は可能なのかという問いに、「一撃離脱! 45秒間なら飛べる!」と返す整備員。エヴァンゲリオンを見てきた影響か、こういう時間制限付きのバトルって燃えます!

ベルリはビームサーベルを回転させて敵のビームを防ぐという緋村剣心ばりの大道芸を見せ、二刀流による攻撃でマスク先輩を撃退。僅かな45秒のタイムリミットの間に、キッチリと結果を残しました。

「貴方の働きで助かりました。メガファウナのクルー全員に代わって、お礼を申します」

活躍したベルリに労いの言葉をかけろというドニエルの指示に従って、謝辞を述べたアイーダ。しかし、裏ではカーヒルを殺したベルリに感謝しなくてはならない屈辱に涙していた…。表立ってベルリに対する恨みを見せなくなっても、内心ではカーヒル殺しの一件はずっと引きずっているのね。ベルリにとっては長い贖罪となりそうです。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. クリムは嫌なやつかと思ったらユーモアがあって、ナイスキャラですよね。
    ベルリと階級で張り合ったり、子供っぽいところが微笑ましい。

    アイーダは結構情の深い性格なんでしょうか。
    他のクルーが大尉の死にもう決別している中、ひとり嗚咽する姿が印象的でした。
    彼女がEDみたいに元気に笑える日はいつ来るのでしょう。

    Gレコは海外ではあまり評判はよくないらしいです。
    複雑な上、多分富野監督の変わった日本語のニュアンスも翻訳できてないんでしょう。
    ドラクエが海外で売れないのと似た状況のような印象ですが、日本で異様に持ち上げる人間もいるので、これはこれで参考になる事象のような気もします。

    • 自称天才キャラって、大抵はどうしようもない性格の奴なのが相場なのに、クリムは人間的にできた奴なのがズルイ。一番のお気に入りキャラですから、最後まで死なずに生き延びてほしい。

      >(アイーダ)彼女がEDみたいに元気に笑える日はいつ来るのでしょう
      むしろEDであの姿を見ているからこそ、楽観的でいられるところはありますね。

      >Gレコは海外ではあまり評判はよくないらしい
      ガンダムというかロボットアニメ自体、元々海外では受けが良くないですしね。エヴァンゲリオンも全然だったみたいですし。受け入れられているのはトランスフォーマー先輩ぐらいじゃないでしょうか。

      ガンダムを始めとしたロボットアニメが海外で好まれない明確な理由は不明ですが、少年がロボットに乗って戦うという構図自体、外国人の受けが良くないんじゃないのかな~と想像。私もそこがロボットアニメの苦手な部分だったりしますし…。日本のRPGもそうですが、なんで頑なに子供に戦争させようとするのか。